理系な感じ

『空想キッチン!』ケンタロウ 柳田理科雄

ISBN:978-4840121354  2008年 メディアファクトリー

☆☆☆☆

空想科学読本シリーズでおなじみ柳田理科雄と家庭料理研究家のケンタロウが、アニメに登場する気になる、あるいは美味しそうなあの料理について語ります。

ラーメン大好き小池さんのラーメンの食べ方(ズバズバズバ!)から、ラピュタの目玉焼きのせパン、ハウルのベーコンエッグ、ハクション大魔王のハンバーグ!

ケンタロウが悔しがるほど、ジブリの描く料理&食事シーンは完璧だそうです。さすがジブリ。食事は生きる基本ですものねー。美味しそうに描くって大事ですよ。で、パズーの手際がとても良いとも褒めてたりします。
ジブリのようにしっかり完璧なのもあれば、どうなってるのか不思議な料理も。ハイジのおんじが作るチーズに関しても、ヤギは臭いとか、なかなかの薀蓄ぶりです。

どれも小さな頃に見て、心に刻み込まれているあの料理なので~ これを実際につくるとどうなるのかと読むのが面白い。
2人ともふざけている風で、それぞれの専門に関してはしっかり答えているのが良いです。

ちゃんとケンタロウが再現(レシピつき)して、柳田さんが試食してます。美味しそう!

第1章 小池さんのラーメン
第2章 ラピュタの目玉焼きパン
第3章 ポパイのホウレン草
第4章 ハイジのチーズをのせたパン
第5章 ギャートルズのマンモスの骨つき肉
第6章 宝寿司・梅さんの寿司
第7章 キテレツ大百科のコロッケ
第8章 日本昔ばなしの大盛りご飯
第9章 ラムちゃんの手料理
第10章 銀河鉄道999のビフテキ
第11章 ハウルの厚切りベーコンエッグ
第12章 ハクション大魔王のハンバーグ
第13章 ナウシカのチコの実
第14章 チビ太のおでん
第15章 ルパン三世のミートボールスパゲッティ

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『音楽を「考える」』茂木健一郎/江村哲二

ISBN:978-4-480-68760-9 筑摩書房(ちくまプリマー新書058)

☆☆☆

プロフェッショナル(NHK)でお見かけします、脳科学者(意味はよく分からない肩書きですが、著者欄に書いてある)茂木健一郎と作曲家の江村哲二さんの対談。

茂木ちゃんといえば「クオリア」。そして、お2人は『脳とクオリア』という茂木ちゃんの著作を理解したうえで語り合っていたのでした。がーん、クオリア、が全くわかっていないので、どこで共感して語っているのかサッパリ・・・で、☆3つ。

仕方がないので♪『脳とクオリア』も読みかけー、こっちは難しいっす。

音楽というものが、西洋においては特に数学的な捉えかたをしてきたこと、美学でも最高位の美とされること、そこからさらに生まれた「現代音楽」をどう捉えるか?というクラシック音楽の簡単な歴史の部分は、実際に作曲している江村さんが話すと説得力がありました。
「現代音楽」もいかにもな「現代音楽」というジャンルになってしまったかも、とか。日本人はメロディがはっきりあるものを好むというのも、自分に照らすと「そうそう!」です。

でも、これら音楽を「美しい」と感じるのは何か?は、分かっていないと茂木ちゃんは言ってまして。ふーん、また、0から10までのレベルのものをみて、初めて10が10であることが分かる、とも。つまりジャンクフードの味しか知らない人に、採れたて新鮮野菜の味は想像もできない、というわけか・・・。

日本でクラシック音楽ファンが広がらない訳、についても語ってます。↑この説からいえば、そもそも日本人がクラシック音楽に触れる機会がほとんどないから、好きにも嫌いにもなれないということでしょうか。音楽ならラジオでイケても、「オペラ」なんて絶望的。私も演奏会形式でしか聞いたことがありませんし。

音楽の時間に、ちゃんと聞いたこともないですしね。子どもにこそ一流のものを見聴きさせて、最高であるモノサシを身につけさせるべきですよ! ね!

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