観劇メモ

2009.11.04

『レ・ミゼラブル』10/15夜-10 マリウス

泉見洋平マリウス。
今回のマリウス(泉見洋平、藤岡正明、山崎育三郎)のなかでは、抜群にふつうに見えたのが泉見くん。

泉見くんがふつうかー、えーって感じですが、別の日に見た藤岡マリウスがものすっごく弾けてたので、驚いたの。
バルジャン邸のフェンスを壊さんばかりの敷地内への進入と撤退・・・どうしたんでしょう。他の日も見れたら少しは分かったのかもしれないんだけど、一日だけだったので、見た日の印象ですね。

育三郎くんは、前も書いたけど、堅物マリウスって雰囲気が足りなかったと思うので。きらきらしすぎたとも言う。これからもがんばってね・・・というあたりでした。

もう離さないよ~♪

塩田さんの指揮の「タメ」がなくなったように感じませんか? テンポはもしかしたら速いのかな・・・という程度なのだけど、もったいぶったタメがなくなってます。さくっと進む。

慌しい再会の場面だから、バタバタしててもおかしい訳ではないですが、かなり慌しく聴こえましたね。

コゼット!せっかく会えたのに、なぜベンチに座りに行くのか?と疑問がわくなぁ どうして?
で、そのコゼットを追いかけて言うマリウスの歌が「もう離さないよコゼットコゼーット♪」です。ふふふ、妙に好きなんです、ここ。
いちばんワザとらしくなく出来たのは、泉見くんでしたよ! 拍手!

しつこいですが、藤岡くんはコゼットに突進して、度を越えたコゼット・愛の表現を。コゼット、びっくりして後ずさりしてたもの。思い出し笑い出来るわ。
育三郎くんは、メリハリがちょっと足りなかったなぁ 素敵な雰囲気は出てました。

■カフェ・ソング

以前の泉見くんは、もっと歌い上げたと思います。やや控えめな歌い方が、かえって残されたマリウスをうまく表現できてたように感じました。ご本人はどう感じたのか分からないけれど、私は自然な感じで切なく聴いてました。

不思議だ・・・僕をここへ 誰が運びいれたのか?

これは、どのマリウス役もきゅーんとさせられる場面だなー。弱ってる感じが!コゼットのように甲斐甲斐しく世話したくなるよう。
あんなに悲惨な幼児期を過ごしたというのに、コゼットはなかなかの女子に育ちました。パパのお陰か。亭主関白のふりで実権を握るタイプだな。むむ、やり手・・・

そして、せつなさ爆発のラストへ。

マリウスのことで言えば、結婚式でのテナルディエへの振る舞いが、すっかりオトナの男。コゼットをしっかり守る顔になっているのがポイント。責任感がこの凛々しい姿に変えたのねー。

あとは、バルジャンとコゼットが再会してる横で、じっとコゼットを見守ってる姿。セリフが最初だけなこともあり、じっとしてるんですが・・・ですが、ただ居るのか、それともコゼットを守っているのかは違うんですよね。

泉見マリウス、しっかりコゼットを見守ってましたっ 彼に託して良かったよ、バルジャン。

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2009.10.31

『レ・ミゼラブル』10/15夜-9 めがねのひとが!

過ぎた~日に~カンパーイ♪

「マリウス、少し休め」と気遣われて見張り役から離れて降りて来ます。

お前がマリウス!とコゼットへの愛でいっぱいのバルジャンがじーーーっと見て、テーブルから下手寄りのバリケードの壁面へと移動していきますよね。

つかの間の休息で、若者たちの手には飲み物が。って、アルコールなのかな。スープか。

どうぞって差し出される飲み物を断って、コゼットへの気持ちを語るマリウスを見てるところへ。

めがねのひと!(お名前は「コンブフェール」、この日は近藤大介さん。素敵ですよね。旅人役も楽しみにしてます)が、

バルジャンが壁に置いてる左手を、ぽんぽん!と!

アナタは立派ですねとか、がんばりましょう、とかそんな感じだとは思うんですがー、邪眼な私にはそうは見えない。

そんなー、恋のライバルよーーー! 誰の・・・あたしの!

ふがー。

前回、観劇した際にびっくりして、別の日に観劇する友人Pちゃんにも報告。
ぜひ確認してと頼んでいたら、やっぱり祐一郎さんにぽんぽんしてたー!とのこと。もちろんPちゃんも邪眼の持ち主。

く・・・くやしー。最近ではファンテーヌへの嫉妬心は消えて、清らかな心で観劇してたはずなんですけど、やっぱダメだったかー。恋のライバルはめがねさんでした。

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『レ・ミゼラブル』10/15夜-8 前のほうが好き、ガブローシュ。

暴力的なものは出来るだけ避けたいの。痛いのやだ。

実のところバリケードとか弾だとか、流す血潮が潤す祖国を・・・♪という歌詞、引き気味だったりします。ひいい、血で祖国が潤うのか・・・心底共感は厳しいよとヘタレ目線なのでして。

ガブローシュ君の死の場面での歌詞と表現に、いまだになじめず。前のほうが可愛かったのにー。戻してほしい。

一発目は王様・・二発目は貴族・・・でしたっけ。

そこで仁王立ちしないで帰って来なさい!と脳が沸騰してしまう。撃たれる、撃たれると思って見てるのはツライです。

学生たちも子どもの遊び♪ですけど、それよりもあんな小さな子供が革命家らしき言葉を言うのって、痛々しいんだよー。そんなこと考えてるわけないじゃんかー!
子供が何かに憎しみめいた気持ちを募らせてるのも、気が重い。

もしも、ガブローシュが衣食住恵まれた子供でないことを見せつけたいのだとしても(違うと思うけどさ)、死ぬ間際なのに、世界を変えるための宣言を叫んで死ぬ子供って違和感が強いですヨ。

歌が長くなったせいか何だか、今回の3回の観劇では一度もバリケード内へ弾を届けることが出来ませんでした。あーあー。もー、さらに切ない・・・無駄死に・・・・。うわあーん。

学生たちよ、責任を感じろ!子供をこんな目に遭わせてー!

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2009.10.26

『レ・ミゼラブル』10/15夜-7 スター☆

バルジャンがコゼットを引き取って9年経過。

ベガーたちが迫力ある登場、そして元気なガブちゃん(春口凌芽くん)が「それで貧乏なのか!」と・・・ひー、ごめん。そちらの貧乏は根性入ってそうです。

坂本エポ、可愛い感じが少し抑えられてて、なかなか好感触。わりと苦手なエポだったのですが、もしかしていい感じに。女の子としての部分はそのままに、不遇な雰囲気が出てます。

あ、泉見マリウス。あ、坂元アンジョルラス。

小柄な組み合わせの日。泉見くんの真摯な表情が好きー。物静かな青年なのかな?って思わせられました。真剣に社会を変えようと思ってるようで。

今回観れた日を思うと、一番思考度が高そうなのが泉見マリ。年の功か?
あわてんぼうで一生懸命度が激しかったのが、藤岡くん。
微妙に余裕でたのね・・・という感じで、いいけど歌のうまさが先にでちゃって惹きつけられないかも・・・が山崎マリ。
でした。育三郎、私には男気が足りなかったのー。

みしみし鳴る大きなセットが動いてくるのを観ると、うおぉーっと血が昇りませんかー? 高いところは好きじゃないので、役者さんたちスゴイよと素直に感動。あんなミシミシしてコワイ。

■ごめん、気づかなくて~♪

菊地コゼット、白髪になったパパ・バルジャンと。うーん、かわいい。
エポを追いかけようとしてコゼットにぶつかってしまうマリウス。

じっと見つめあう二人。

に、すかさず割ってはいる祐一郎バルジャン! 
これまでになく「ウチの娘にお構いなく!しっし!」って態度でしたよ。どうしちゃったのかしらん。お年頃で心配がつのってたのか。
前は、ああどうも、でも大丈夫ですから(お構いなく)。くらいは礼儀ある態度だったのにぃ
パパ性が強い日だったようです。

白髪の方、2人目はジャベール。

ロングコートが重々しく、恰幅まで良くなっているように見えました。経験も自信もたっぷり。だからって「ミミズ、ウジムシ~♪」と言わなくても!ミミズは大事なのよー。

相変わらず、正しい仕事に正しい報い・・・って標語のままに、心の奥に怨念を宿しながら生きているのですね。

さぁ逃げていけ・・・♪

おおっ とても美しいお声。星の動きのように間違いのない日々を送るジャベ様、あのバルジャンがすぐ近くにいたと聞かされたにも係わらず、案外冷静なのねー。

よゆうー。

だってそれは、脱獄囚にはその報いがあると信じているからさ。一ミリの迷いもない。人生いろいろって思えたら、あんなことにはならないけれど。
今は自信300%のジャベ様は、お星様と神にわが身の間違いのなさをアピールし、「ぶちこーむぞぉー 鉄格子~♪

岡ジャベの声量の豊かさに驚き。
そりゃ前から岡さんが素敵声なのは存じてましたが、余力ありそうな声量にびっくりです。すばらしい。祐一郎以外で、声量と美しい響きに圧倒されることはなかったのに。

観劇遠征も祐一郎を軸にしちゃうと、見損ねちゃう作品も多数。岡さんは見逃しちゃいけない気がしますねぇ もう少し気にしておかねば。

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2009.10.23

『レ・ミゼラブル』10/15夜-6 おうちはどこ?

ぎゃふーん! ほぼ唯一の自然な笑顔シーンですもの。もしも劇場でなく、おうちでDVD鑑賞してたとしたら、間違いなく一時停止・・・・

なぜって、それは彼が素敵すぎるからですっ

息を整えてかからねば、あの小首傾げた祐一郎に持ってかれちゃいますよー!きゃーー!

これまで、そして今後のバルジャンの闘いの人生のなかで、ここ!
コゼットとの出会いの場面は、最年少・ミゼラブルな子によってもたらされる素敵な笑顔の場面なの~♪ ほかは苦悩しちゃってるものね。

■三谷&森テナ夫妻

三谷さん、07年よりも間がよくなりました。
帝劇サイズの間に慣れたのだと思われます。「宿屋の主人の歌」では、客席も楽しく手拍子で参加できたし、表面上のニコニコの裏に、なにか反社会的なものを感じさせる強引さを隠しているよう。いいですねー。

奥様が森さんだったので、そこは安心してー。ますますの胸の谷間に私の目は釘付けでしたよう。胸?かな?というくらいの豊饒さ・・・・こほん。

別の日の駒田テナのときに気付いたのは、指揮の塩田さん。「便所など2度入りゃ5パーセント上乗せだ♪」で、左手で「2」「5」と指を出してるんですね~。うふふ。楽しそう。

ウチでも遊んでみました。ぽかーんとされましたけど。2回で5%上乗せって!暴利!暴利!

■育てて行くと♪

うーん、キレイな声。宿屋のテナ夫妻に言って聞かせよう♪の祐一郎は、非常に演説風の立ち方で大仰~微妙にマキシムを彷彿とさせます。 
約束をした 育てていくと~♪」の伸び方がキレイですよね。うっとり。

ファンテとの約束を果たす、の一念でやってきたバルジャンが、コゼットに出会ったときに何かが心のなかにぽわんと生まれたんだと思うのです。
妹の子が飢え死に」しないようパンを盗んだバルジャンですから、幼き者への保護者としての気持ちって強いのでしょう。

私の子だ」は、今までのバルジャンの越し方が凝縮した言葉だなぁ 生半可な気持ちでコゼットに言ったのではないって分かります。

コゼットも、見ず知らずのおじさんに私の子って言われた時に、頷いてしまった本能的な感触があったのか・・・ 
どう見てもテナ夫妻よりは大事にしてくれそうですけど、バルジャンの誠実な態度は子供にも通じたのねー。

■立ち上がれません。

これで悲しみを・・・」←いつもこのセリフに感心。オトナ語だなぁ。

と、お札をテーブルに置いて立とうとするバルジャンを

森テナ妻、全身で阻止!

足も絡めて(実は絡んでないのかもしれません。体重で押さえ込みか?)椅子をガタガタ鳴らして抵抗するバルジャンを、押さえつけるのに成功。なかなかのバトルじゃった。

ぜえぜえ言い合うテナ妻とバルジャン。そして・・・・「悪いたくらみがあるとか~♪」で、バルジャンの怒りは頂点に! うわぁ怖いよー!

バーーッタン!

また椅子壊すのかしら? って思うほどの勢いで椅子をぶっ飛ばし、ばしーっと合計1500フランを置いて睨みをきかす。ひいー。

10回ちょっとリトコゼちゃんを回して、バルジャンは暗黒の街へと帰ったのでした。

生活、仕事を神の道のとおりにしようと地位も名声も得たバルジャンが、次に得たものが愛する者。そして、バルジャンを愛してくれる子供。

小さなコゼットを抱き上げるバルジャンの背中を見ながら、でも、やがてその子は君の保護から飛び立っていくのだー、と先読みしすぎの涙な私。

この親子に幸あれ。ぐすん。

ココまで来ると、私の鑑賞ポイントはバルジャンの親心です。コゼットをいかに守るかを日々考えて生きていくわ、と決意だ。私の決意は関係ないと分かってるんですが、決意しちゃうんですよ。

なので、後でぶつかってくるマリウスなんか、邪魔!って顔しちゃうのよう。悪い虫?ってさ。
そのマリウスも、アンジョルラスに保護されてるよね、精神的にー。うふふ。邪眼?

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2009.10.22

『レ・ミゼラブル』10/15夜-5 ファンテーヌ

前にも書いたとおり、今井ファンテには特に思い入れがなかったのですー。が、

この日、私は彼女にぐぐっと気持ちを揺さぶられました。

ミュージカルを見始めた頃など、たぶん派手目なものに注意が行きやすいものです。
しかも祐一郎バルジャンばっかり(これは今でもまだ・・・そうですけどね)見てるので、私のキャパに収められなかったとも考えられます。

今井さんの普通な感じ、が、ファンテーヌ役を引き立てているんだなぁと気づくのに何年かかったのか? 5年・・・・。

ファンテ(に、限らず「レミゼ」に登場するすべて)は、普通に懸命に、そして社会の底辺に暮らす人たちなんですよね。どんな人にも人生があって、たいていは愛するものがいて、愛されるものは、さらに幸せであって。

ファンテーヌの死」で、今井さんが魅せてくれたのは、そんな普通の女性のわが子への無償の愛でしたー。ああ!って、ホント、ああ!って叫びたくなるわ。
損得なしに幻のコゼットに語りかける姿を見て、落ち着いていられる人がいるだろうか、いないでしょう。ムフーッ

しかも、泣かそうとか、感動的にしようとか、そういう虚飾らしきものがなくて、とてもピュアな存在に思えたの。洗いざらしの清潔な布地みたいな。

そして祐バルまでもが、洗いざらし?

面白いもので、すっかり今井ファンテにやられた私、祐一郎もなんとなくピュアなものに見えてました。
祐一郎が演じる人間じゃない役などでは、特にスーパーヒーロー的な印象が強いうえに、衣装も装飾的。クロロック伯爵様の墓場のシーンなどは、ふっと見せる人間らしい面ですけど、様式美や歌に注目してることが多くなりがちです。

祐一郎、冷静に進行を確認している面と、素直にファンテに反応してる面があるように感じましたね。かなり私のフィルターがかかった見方だったと思うんですが、
この手冷たくなるわ」「暖めよう」「あの子 お任せします」「安心して
など、バルジャンとファンテが、そのままにやり取りしてるようで、胸が締め付けられてばかり!

神が遣わした人」とコゼットを託すファンテを見ながら、神は人の行いに現れるのか・・・これまた喉の奥がきゅっとしてしまうのでした。

うわーん。で、恐怖のジャベールがやって来た。すっごく怖かったです。不気味に立ってましたよ、岡ジャベ。

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2009.10.20

『レ・ミゼラブル』10/15夜-4 低音の輝き~ジャベ!

■岡さまー! 低音が!
市長様 追い続けたぞーーー♪」 これね、ここの最後の「ぞー♪」って低いんですよね。それで、今までこれをうまく響かせてくれたジャベはいなかったんです。

今まではね、でも、ついにーっ

この部分に、「逮捕する前に ジャベール 俺の頼み聞いてくれ・・・♪」の出だしが重なるのが私の理想。
禅さんも低く低く歌ってますが、マイクとの相性なのか、キタ!って感じではない。今ジャベも同様。

岡ジャベ、しっかり低音を響かせてくれました。暗く、そして艶がある声。うぉー、きたぁ!
いま、岡さまのお声は自由自在の頂上なんでしょうか。あー、もっといろんな役でのお歌を聞きたい!

しかも、自分の声に酔ってないみたいです。あれだけいい声が出たら、俺っていい声!と歌ってしまいそうですけど、しっかり演技に集中なさってました。改めて、惚れ直した場面でっす。

■対決
肝心の祐バルとの対決、気迫が激しかったですー。
警棒でさー、ぐいーっとバルジャンの首もとを押し付けます。何て厭な感じなんだっ やっと見つけて楽しそうなジャベ・・・・きいっ

長い年月追いかけてきた・・・・ナンバー24653」うわー、うわー、テンション上がってる。

記憶があいまいだけど「俺はまだ死ねはしない」だったかなぁ・・・祐一郎の声がひっくり返っちゃいました。珍しい!
それだけ、テンション上がったのか? 声の調子を様子見のときは、かえって気をつけそうですが、これは岡ジャベのテンションに付いて行こうとしたら裏返ったのかもね。

うわーっと雄たけびつつ、椅子を破壊。並外れたバルジャンならば椅子壊さなくて良かったのに・・・威嚇?

歌いながらの姿勢、岡ジャベは受身重視の防御系、祐バルはジャベを振り切って部屋を出て行きたいので、前のめり。

これだけは誓う 子供は私が守る 幸せにしよう♪
もう逃げられない どこまで逃げても♪
誓ってやりとげよう♪
ここもいい場面ですよー。メロディに体が震えてしまう気がします。二人の掛け合いが最高。どちらかだけが良くても響きあわないですもん。
「誓って・・・」も、やはりきれいに歌おうとしても、まだ不十分。きれいに響きあうなかで、互いの立場や考え方が正反対な2人の像がくっきりしてこないと。
ああ、良かったなぁ~ 

ただの美声対決じゃなかったのが良かったのよー!

そうそう、椅子壊しておいて、手に持ってる棒なんか俺には必要ないじゃん、って気づいたんですかねー。ぶんぶん振り回して逃げようと思ったけど、ジャベがしつこいから倒すしかないと思って棒切れを投げ捨てたのかな。
ジャベにしたら相当に屈辱的な態度、素手の男(しかも老人)にやられっぱなしよ。

倒しておいて、フンと倒れたジャベを一瞥したのが意外だったな。見向きもしないで去っていくかなと思ったので。この日はちら見したかったんですね。

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『レ・ミゼラブル』10/15夜-3 若くてぱりっと

生涯のうち、一回くらい「馬車が暴走してくるわ!」って叫んでみたいなぁと思います。「車」なら突っ込んで、といいそうだし。あ、思いませんか・・・。

市長様時代のバルジャンは、衣装も汚れてなくて、髪も整えられてて、しかも若い!若い!

いつのバルジャンも、そりゃ良いんですが、市長様の扮装はとにかくぱりっとしてるのが見所。(強調しておこう)すてき!

馬車が駆けてくる音、砂煙なスモーク、スローモーション。じゃーん、あわれ、男が馬車の下敷きに。
祐バル、ものすごくやる気満々で男を見てます。逡巡してる様子はありません。もっと前はもう少し迷いみたいなものがあったと思うんですが、気のせい?
帽子をさっと市民に渡し、上着もしゃーっと投げて渡します。バレちゃうかもって思ってないかのような態度だな。

2回めのトライでは市民も協力したので馬車の持ち上げに成功、運ばれる男。感謝感謝! 車を動かす前に、ちらりと男とアイコンタクトするのがいいですねー。がんばれよって感じ。

おっと、ここでまた片足折りスタイルで男を気遣う。さっきファンテーヌに「知っていたら!」と言った時と同じスタイルです。これまたキマってます!

はー、個人的な好みですが三つ揃いにトキメキます。
窮屈そうな感じがいいのかなぁ でへへ。背中のベルトをきゅっと締めてる後ろ姿に、もー、めろめろですよー。やーん。足が長ーい。

話を続けろ・・・・
そんな怪力市長様を見て、ジャベール君の脳裏にはひとりの脱走囚のことが。衝撃的だったのか、ついうわ言のようにその男のことを語りだす。

あなたの年でどうして・・・」こらー、失礼だ! ジャベール君!

ここ、私のこれまでの印象だと、バルジャンの思い出語りは憎憎しげにやってたのです。でも、この回では憎らしさじゃなくて「また逮捕」したので、余裕いっぱいでした。「焼印もある」しねー。

ふーんって顔して聞いてるバルジャン、なかなかの落ち着き。「私のがそのバルジャンではないのか?」は、やや軽めに問いかけて様子見ですね。

ジャベールが立ち去ったあと、舞台はバルジャンの心象表現。見送るバルジャン、さっと背中を客席に向けて、右足を少し後ろに下げ、スタンバイOK。さ、塩田さんよくってよー。
当然、両手は少し上がってますよん。さぁ歌います♪というその位置取りが、いかにも祐一郎な動きで! うん、そこから歌うんだよねと声を掛けてみたい。

■ちゃららら♪あいつはすべて信じている♪
「長い年月 苦労の果てに 手に入れたものを捨てられるか」は、出来ないよ!と怒るのじゃなく、恐れを感じました。手放したくない、もししたらどうなるのか、それが恐ろしいのか。

名乗れば牢獄 黙っていても 地獄・・・♪」 美しいです!名乗りでるかどうかを考えているはずですが、本当はもうどうすべきか知ってるのよね。だからこそ、こんなに美しい声で悩んじゃうんだわ。はー、美しい歌声でしたー。

ここを感情あらわに美声じゃないアプローチで裁判所までもっていくこともありましたよね。今回の、美声で表現版もバルジャンの希求する世界の美しさを表しているかのようで、なかなか良いなぁ

代わりに得たのだ 生きていく力を~♪」このメロディ、歌詞、申し分なく好き好き。
前後の歌詞の意味が分かってなくても、ココだけで勝手に盛り上がれそうなくらい良く出来てると思う。
いやおうなく、見ている者の感情をぐっと盛り上げてくれる場面です。すげー。

さりげなく人違いで捕まっている男を立たせて、家族かな?に引き渡しつつ、
誰だ俺は ジャン・バルジャン!!」と語る高度なテク(祐一郎が歌いながら何かするのは大変な気がするの)。バルジャン、深い思いやりよのう。

タイを外して、キッ、とジャベールのほうを向いて焼印を見せようとする・・・無実の男を牢獄に入れないため、そして、ファンテーヌの子供を助けるため、決意の固いお顔です。

岡ジャベは、正しいはずの市長様のあまりの行動と発言に、事態を受け止めきれていないようです。フリーズしかけ。
その固まりかけのジャベの横を力強く抜けていくバルジャン、ジャケットの裾がはらりと動いてカッコいいっす!

ああ・・・でも、これからが苦難の連続。
そう思うと、幸あれ、などと神に祈ってしまうのだった。いつも大変なほうを選ぶのがバルジャン的人生よねー。

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2009.10.18

『レ・ミゼラブル』10/15夜-2 わっときた

■一日がおわりゃ年をとる 貧乏の繰り返しだけ!

いまやわが身にも染み入るお言葉。アンサンブルさんたちがバックライトのなかうつむき加減で登場。
シルエットがうごめいて、ほんとコワイです。

それで一日が終わりなのさ!♪

祐一郎の引き込んできた「バルジャンの独白」のあと、ダッダダ♪と始まるこの場面、音の広がりも声の調子もすごく緊張感があってハッとしました。
うまくやろう、とかそういう邪念がなくって、無心に役を表現してるといいましょうか。オケともうまくハマッてて、またまたぎゃーっと鳥肌気分。

なんかスゴイ。またまた良いんですけど~っ!! 

スケベな工場長(近藤大介さん)
って、呼ばれちゃう役ってどんなもんでしょう。そのスケベっぷりが楽しみなんですが、菊地さんほうが、よりスケベかなぁ

ファンテの手紙をキュキューッと折り目を伸ばしちゃうのが、小人物らしい。市長様、スケベ工場長が女工さんにセクハラしてるわよ! 早く気づいてー!

今井麻緒子ファンテーヌ。あら・・・いい!

今まで、数回見ていた今井ファンテ。申し訳ないが、イマイチだなぁと思ってたのです。地味といいますか・・・私に届くものがなくて。
それが、この日の今井ファンテはびしびし母性がほとばしっておりました。いやー、びっくりです。

最初の工場でのいざこざ場面では、可憐な雰囲気で、こんなに可愛ければ子供がいるって思われないだろうなと思わせる。
『夢やぶれて』では、消えた父親への恨みよりも、ただただ現状がどん底だ・・・という無力感。恋をしてたころは幸せだったんだろうなぁ・・・涙。
八方塞がり、どんどん悪化する暮らしが回り舞台舞台で繰り広げられ、いつしか娼婦にー。しかも病気。細いので哀れすぎです。

牢に入れられたらあの子は死ぬ!」の言葉に、胸を衝かれます。それだけはダメなの!

船長さん(佐嶋宣美さん)
ああ、これもいやな役! 憎らしいし、いやらしーっ 女子の敵。

市長様・・・奥で様子を伺っている姿に葛藤を感じます。ジャベールがやってきた時はさりげなく背中を向けて。

でーたぁー。ジャベール!!

不思議だ・・・ジャベール殿は重量感が増して重くなってるように見えます。貫禄が出かけてます。
岡ジャベ、赤線地帯の娼婦なんか虫ケラ扱い。何の感情も沸かないって顔で処理していきますね。

まともな仕事に正しい報い♪
俺は神の御心のままに日々を送っているのだと自信満々でやんす。あまりに自信があるので、前のようにふんぞり返ることはなくなったらしい。うん、いいですね。

知っていたら!
バルジャンの後悔の気持ちがあふれる場面。
片ひざをゆっくり床につける動きが気になります。すばやく腰を下ろさないのは、腰痛ですか・・・? それとも、動きが早いとファンテに注目がいかなくなるから? 

祐一郎は動きを雑にすることがないですよねー。どんな些細な動きも、全部音楽や相手とのタイミングで出してます。 

「しかし市長!」「やり遂げよう!」

ふふー、岡ジャベの「しかし市長!」の言い方、歌というより台詞的に。困惑してる様子が如実に出てます。
ベテランの彼に私がいうのも何ですが、岡様もものすごく表現力があがっていて、目が点でした。すごいすごい。芝居がかってる感じ、が抜けたというのかー。

祐一郎と岡さまが顔を向け合っていうココは、まぁ目の保養? お二人の美しい横顔が素敵。うきゃーっ

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2009.10.17

『レ・ミゼラブル』10/15夜-1 スパークした!

バルジャン:山口祐一郎 ジャベール:岡幸二郎
エポニーヌ:坂本真綾 ファンテーヌ:今井麻緒子 コゼット:菊地美香
マリウス:泉見洋平 アンジョルラス:坂元健児
テナルディエ:三谷六九 テナ妻:森公美子

S席1階、ちょうど真ん中あたりから観てました。

岡さんが若いジャベを颯爽と自信に満ちた様子で表現し、祐バルは苦難のなかにある・・・という冒頭。

岡さん、フン!っと気取った感じじゃなくなってるんだー。おおー。非常にナチュラルにジャベってます。良い! 警棒もあくまでも自然に戻すんだな。おおおー。これは良い。
祐一郎は、13日夜とこのあたりまでは同じような感じです。出だしは慎重なことが多いかと思われます。

それで、司教様に愛を与えられた後ー。
あれれ? この間より、バルジャンの心がどーんとまっすぐに入ってきます。

銀の燭台を渡されても、どうしていいのか分からないって顔、その後、ゆっくりと自分の過ごした人生を振り返って、自分の犯した罪の恐ろしさに打ちのめされる祐バル。

司教様が去ったあとをなぞるような、手がひらひらっていうのは、声にならない叫びが手に出ちゃったのだと・・・私は思うことにしました。うーん、あれ、何なんだろう? たぶんワナワナ・・・って気持ちじゃないかなぁと。

私も一緒に、ガーン!

パンひとつの罪」で牢獄暮らしの理不尽さ。
耐えに耐えたけれど、「囚人番号つけられ・・・♪」のあたり、13日は憎しみを込めてたんですが、この日は圧倒的な絶望感が強く感じられます。最初の罪はもうあがなったはずなのに、自由になれない・・・19年も。
憎む気力ももうすぐなくなりそうな、本当に崖っぷちにいたんですよね。

善悪の境もなくなって、生きていくことだけしか見えなくなって(生きる希望もほとんどなくなりそうだった)。
だけど、司教様に力強く「人」として扱われたことで、自分を振り返り、「神の御心か・・・」人生をやりなおそうと悲壮な決意を持つまで。

ブラボー!ブラボ! この心の変化を、たった2曲で見せてしまう構成力と、それを表現する役者(祐一郎と、港さんだー)に、ブラボー!

めまいが起きそうでした。わーっと気持ちが高ぶって、耳鳴り寸前ですよ。

バルジャンが新しく「自由」と呼んでいるものって、決して平安な道じゃないのです。名前を捨てて、苦労して神に恥じない生き方をしていこうとする決意は並たいていじゃないですよね。

港さん@司教様
港さん好きです。出過ぎない感じが、この司教様によく合っていると思うのです。司教様は実直な方なんだろうなと思わせます。

バルジャンへの行いは、突発的ですよね。バルジャンを救うことで、なんとなく御自分や家族、町のみんなを救っているように思えたんじゃないかしら。
この後の司教様も人生も、きっとバルジャンが歩んだように質素でも心を満たす瞬間が来ていたと思いたい。

お歌の最後、「正しい人になりなさい 闇からあなたを主は救いたもう あなたの魂 私が買った~♪」私も救われたいー。
激しさを秘めながらも、しっかりした声。押し付けがましくなくて、いい声でした。

ちなみに、司教様からレーグル役になっても、ますます私の好みで目が離せません。ものすごく普通になじんでますよねぇ

銀の食器盗んで捕まっちゃったときの。祐一郎の足首がー。
うーん☆ 細い。無防備な感じー。うーん(いひひー)。

「犬じゃないぞ!」
ツライです、ここ。「納屋でもいい」って! 泣けてくるよー。そして、臭そうだよう・・・うぇーん。

静か目に始まった感のこの回、バルジャンが黄色い紙をぶちまけたあたりから、妙な気の充実感が。このシーンで、客席をぐっと引き込んだように思います。

そして、次。も、すごかったんですよねー。

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ジャ、ジャーン!

この音(冒頭の音ねー)を聴くと、体が勝手に燃えますよ。アハン、アハン♪

うわーん。

レミだーっ

動悸息切れってこのことじゃないかしらと思う緊張度、何かのスイッチが埋め込まれてしまってます・・・いくつかミュージカルは見ているけれども、このコーフンに勝るものって思いつかないの。

13日昼夜、15日夜を観てきたので、感想をこれからメモっていきまーす。

洗濯、掃除したからすっきり~夜はジャズ聴きに出かけちゃうから、今のうちに・・・ 

ただ、感動が大きくて言葉にしちゃうと私の言葉のなかに「決まって収まって」しまうのも、ツライんだけど。

それでも、<書かずにはいられーない♪>ってことで。

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2009.09.18

TDV8/26(千秋楽)-9 ゆるくエルの手で、ダァ!

ショウタイムだ! 

教授。この言い方、ものものしくって、わりとコワイなぁと感じることが多かったんですけど、みなさまどう感じてたんでしょう。

ずずいっと押し出されてきた祐一郎、また昔のスターみたいに片足を階段にかけ、反対の手は掲げておられます。ヨオッって上げた手は、ゆるくアルファベットのエルみたいな形。いえーい・・・?

もう、伯爵様はすっかりラストだ、祭りダー!という雰囲気になってました。

生贄ダァ!の、ダァ!もものすごーく楽しそうにお歌いに。私も楽しいっ

サラが吸われちゃったのを見た浦井アルフの気絶が、席の関係でよく見えなかったんですが、きっと教授が甲斐甲斐しく抱きとめてくれてたのだと思います。

吸った後の伯爵様の喜びようといったら、まぁどうしちゃったの?と思わず言いたくなるような、はしゃぎよう。ぎゃあーっ、吸っちゃったーって言ってそうな勢いです。ぷぷ。

祐一郎、岩でも持ち上げてるみたいな動きで愛するばか息子・ヘルベルトと喜び合ってました。ぐおおおおって感じか。

でもって、飛び出た牙をさっと隠して振り直った伯爵様の清清しい表情・・・うーん、素敵。さっきまでのバカ騒ぎがうそみたいに、とても紳士然として、サラに腕を差し出してますね。

サラと踊ってる伯爵様、というか祐一郎の華麗なダンスも見逃せませぬ。
腰がきゅっと入るのも、やれば出来るできる!と親心のような私。体の動きにあわせてロングへアも時々さらりと動くのも、なかなかのポイントです。うきうきっぽいのも、いいよいいよー。

舞踏会~って言ってたわりに、すぐ退場する伯爵様の気持ちがいまいち分からないままですが、まぁ血ぃ吸っちゃったらもういいんだってことなのかしらー。サラが自ら血を吸われるようにするためのお膳立てだったからもういいんだな、で、ハミガキか。
それとも、嬉しいからお空をひとっ飛びしてくるおつもりなのか。

そういや鏡に映らないけど、鏡があるんだよねぇ不思議だな。

ランプを二本組んで十字架にして、バンパイアたちに打撃を与えますね。この回は特に強く思ったけど、ヘルベルトはマゾっ子ちゃん。
痛いけど、触りたいって顔して十字架に近づいてたですよ。びりびりっとしてるのに、妙な笑顔してたしー。楽しそう・・・

クールを気取ってみても、結局すべて「血」のための作戦だったらしい伯爵様が、クコールー!奴らを追えーって言って去っていくのが、作品上でのラストシーン。と考えるとなんだか面白がられてる存在だったのかなと思います。

クコール、あんなに尽くしてたのに最期が切なくて涙です。シアワセになってほしかったのにー。オオカミに噛まれてもヴァンパイア化はしなさそうですよね。ああーん。

最後に理性は勝つ!の教授は、カッコ良すぎる美声で勝利宣言してる横で、救出したはずのサラと愛弟子が血を吸い合っているのですよねー。みんな~俺はやったぜって勝手に宣言してばかりでヨロシイ。そんなモンだよね、うんうん。

けっこう時間が経ってるけど、教授が歌い上げてる姿を思い出すと、耳がぶわーんとしてきました・・・コーフンしたらしい。

そして、フィナーレへー。

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2009.09.16

TDV8/26(千秋楽)-8 でたぁー!!

ゾンビーズの華麗なダンスと合唱の力強さ、あまり前の席だと夢に出そうなくらい迫力あります。ゾンビダンス好きでした~ 手首をくいって曲げてるの・・・が好き。

大勢いるので、帝劇の舞台ですら狭く見えてました。博多座はどうなんでしょう?

気合を感じる引き締まった表情、マントの裾が歩くごとに見事に優雅に広がってました。

背筋を伸ばすとあぁいう美しい広がり方になるのかしら。衣装の方たちの技術と祐一郎の着こなし方の賜物よねー。墓地の奥からすすーっと出てきた伯爵様を見ながら思う。

・・・・とにかく、

今日も得られぬ何かを求め続けてるっ

あたりで、脳がびりびりしびれてきて、「でたぁあああ!」と叫ぶ(心の中でだけ。音のない悲鳴って感じ、超音波みたいだ)。

前にどこかで、黒柳徹子がスターっていうのは舞台に登場しただけで「でたー!」って思う。そう思わせてくれるものだって書いてて、まさに同じ。同じですーっ
祐一郎が出てくると、だいたい「デター!!」って思うな。がっつーんと歌ってくれると、ますます「わー、でたぁー!」って嬉しくなります。ただバルジャンの時は、そんなにデターって思わないので、作品によりってことですね。

で、結局

最後の 神に 
なるのだ・・・・・ああああ・・・・・・あああああああー!

のラストのロングトーンで、もう何かもがぶっ飛ぶんでしまうんですよねー。あああーって、すごいパワーあります。声の魔術師・・・?

さっきのヘルベルト様の美脚のことも、教授のカッコよさも、コレでお部屋の隅にすっ飛んでいってしまうんでした。
よれよれしながら、後から、そういや、ヘルちゃまの足はさ・・・と思い出せるようになるけど、この瞬間は細胞単位で全部!全部祐一郎に持ってかれたーです。

迷惑でしょうが、この時は「捧げます」気分です・・・まぁ、気持ちをですけどね。他のものは何も捧げたことはないのですが。お手紙も書いたことないし。今だに書けない・・・ぐすん。

千秋楽付近、祐一郎の声の調子は絶好調ではなかったんです。
でも、さすが気合いいっぱつで飛ばしてくれてました。ツヤツヤの声だったら、もっとヤラシイ伯爵様になったかもです。少し不安定な感じが見えることで、苦悩という表現には重みが出たように思います。

化身さんと手でご挨拶してた?
ここの場面、伯爵の欲望を全身で表現してくれるのが新上さん。おお、これまた森山さんとは全く違うので面白い。

森山さんは苦悩=欲望、欲望を抱くと同時に苦悩しているジレンマだなと。

この回、新上さんのほうは苦悩<欲望って感じに見えました。。
苦悩しつつも欲望を肯定していく図太さのようなものがありましたね。どちらも伯爵の化身として見せ場を作ってましたヨ。伯爵のバズーカのあたりでは、(一体どうやって体を支えているんですか?)階段のから体をのけぞらせて、まるで十字架にかかった人みたい。迫真のダンス。

祐一郎、喉の調子と折り合いつけてがーっとバズーカを飛ばしたあと、拍手の嵐をその場で受け止め、鐘の音を合図に墓場を去りますが、
その去り際に、階段上にいる新上さんに左手を掲げていたのが印象的でした。新上さんにブラヴォーの合図をしてるように見えたの。いいなぁ~

数日前までは、今回は「TDVカッコいい杯」は教授のものねとか思ってたのに、この日は完全に祐一郎のもの! 憎いヤツー。
ただ、この後の舞踏会では、またまたカッコイイ杯は別のところに行ってしまう3枚目な伯爵様ではあります。

ところで、
ナポレオンの供のもの~次から次求めて♪」を聞くと、いやーん、次から次って!美醜問わずですか?? 片っ端からって感じがして可笑しいデス。

伯爵様に、美少年ブームがあったんじゃないかと想像してみたりします。ついでにヘルベルトとか? 熟女ブームとかあったのかしら・・・でへ。

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2009.09.15

TDV8/26(千秋楽)-7 斜めにするとバッテンだ!

今まで私がみたなかで、1番アクロバティックな登場でした!ヘルベルトさまー。

ゴージャズになったバスタブを装飾しているコウモリの骨のような部分に、まっすぐ伸ばした左足をかけ(つま先ピーンで)、
やや体より後ろにもっていた両手はそれぞれバスタブのふちへ。
右足は美しく伸ばした左足の横で、軽く曲げてセクスィー完成♪

090905↑うまく伝えられないかも?と
ジョニーに頼んでみました。ま、こんな感じ・・・色気ゼロでびっくりですが。

無表情のような挑戦するようなお顔でシャーッと開いたカーテンの奥で、こんな格好でスタンバイしてらっしゃいました。腹筋、お見事です。

一瞬、うわぁと感じたような凝視する間があって、すぐにアルフが立ち去ります。

待って♪

むふふふーん。

前も書いたと思うけど、私もこんな風に、つい立ち止まってしまう呼びかけをしてみたいもんです。とても無視できない声音だよー。
客席も大コーフンとなってまして、きゃーっという悲鳴のような声と拍手喝采の嵐。

お友達になるべきだ・・・て、思うんだ。の辺りはその拍手でかき消され気味になるほど。

すでに小動物のようにふるふる震える浦井アルフ。ぶふふふ、襲われちゃったのは可愛いからだよ!アブナイアブナイ。

~わかるだろ・・・(ここを、ゲヘヘヘェって声で言ってしまった後の、ヘルベルトの「あ、しまった」な顔も面白かったですよね)
君のことが好き~だ~よう~♪

この日はー、「鏡に映ってない!」ってアルフが叫んだのにヘルベルトが「映らないの!」って応えて、
さらにアルフが「映らない!」またまた「ダハー、映らない!」と言葉のピンポンやってましたっけ。

職場のお手洗いで、私もウツラナイ!って遊んでみちゃったヨ・・・顔が疲れてきた夕方は映らなくていいかもねー。
おっと、映らないのに、ヘルちゃまは美貌をどうやって管理してるのかしら。あ!クコールが御髪を整えてくれたりするのか?んー、でもクコちゃんはバカ息子より伯爵様・いのち!だよね~

側転したり、美脚披露したりとサービス満点のヘルベルトちゃま。初演のときに比べ、おしりだぁっていうコーフンが薄い私は贅沢者ですよねぇ ごめんなさーい。

ウヒーっとヘルベルトから逃げ出して、客席を一周。もうダメーん。アヒィーとか、ウヒイイイとか、黙ってる瞬間なんかなかったな・・・浦井くん。舞台から、そんな浦井くんをふーんって顔してみてるヘルちゃま、オトナ?かな?

はい、「騒ぎすぎ」「うるさすぎ!」と、Tバックのヴァンパイアにまで、たしなめられちゃいましたよー。

吸わせて~!とか叫んでたように思います。ヘルベルト。
それにしてもアルフは必死の抵抗に見えないのは何故でしょう。うっかり吸われちゃいそうな程度の抵抗ですよ。嬉しいのか?(そりゃ妄想ですね)

いよいよ危なくなった時に教授が現れて、どーんと突き飛ばしてくれました。そいで、小さな十字架を手でつくります。

ふふ、ヘルベルトったら顔を斜めにして「ななめにすると大丈夫ー!」と叫ぶ。

むむっと教授、ヘルベルトの顔の角度に合わせて十字架も斜めに・・・・

斜め作戦失敗!ヘルベルト退却
ちちうえに いいつけてやるー」と捨て台詞をはいて去って行きました・・・・
おまえのとーちゃん でーべそ!」教授も負けずにお子様ケンカで叫び返します。

はぁ・・・何だ、ななめは大丈夫って・・・」と呟く教授。打ち合わせはあったのかなかったのか、気になりますね。

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2009.09.12

TDV8/26(千秋楽)-6 サラ!

本好きとしては、何万冊もあるライブラリーは夢のよう。お城にライブラリーは必須アイテムですねー。隠し扉とかもぜひ。

教授のウキウキ、すごく共感してます。ぐるっと本って素晴らしい~ 司書は要らないかなぁ お客様が来なさそうなので、伯爵様専用ですか。あ、彼は飛べるし全部覚えてそうだから要らない? 

基本、TDVは楽しんでみてるので、切ないとか何とか、そんな気にはほとんどなったことなんてなかったのに。
今回はけっこう「きゅーん」とすることがありました。

特に、ここですね。

とにかくアルフレートは良い子なんですよ!なのに、この仕打ちー。ひどい。

サラは今やオンリー・ミーって感じです。王女は私。オトナになりかけてる女の子はみんなオンリー・ミーかもね。

セリフを翻訳した方たちの絶妙な「ああ、アンタ」には負けます。アンタって!
この間まで「素敵なひとぉ~♪」って歌ってたのに、お城についてちょっと伯爵様に誘惑されて、キレイなドレスもらったらこんなんですヨ。恐ろしいわー。まぁ、女子ってこうだよな。分かるなぁと思いつつ、アルフが健気で泣けてくる。

シャーって閉じるカーテンが、女王様っぽい。
で、この後、まっすぐなサラへの思いがたっぷりつまったお歌を披露してくれます。思い出すだけでも胸がきゅっとなる~ 

アルフは天然ながらも、サラが女王気分になってるけど、それも含めて可愛いって思うような・・・・とても心が広い男子、か、ニブイ男子か。
さぁどちらでしょ。
心が広いっていうよりは、ニブイ・・・ような。ニブイけど嫌味がないので、心が広いように見えてしまう得な子でしょう。えへ。

そんなアルフ浦井くん、低い声が出るようになりました。素晴らしい。響いてくるようになってきたんです。凛々しい眉も伊達じゃないぞぅ、その気になればガッツあふれる男になれそうなカッコ良さあふれるソロパートで、嬉しいですっ

決意は男らしいけど、行動が弱腰というアルフ、それでもいいのよ。かわいいしー。

そうそう、恋心でいっぱいのアルフのことを、バスルームからは息子ヘルベルトが。さらに実は物陰からは伯爵様がこっそり見てそう。

ヘルベルトは美声で呼び寄せる作戦だから、この頃は美脚をどうアピールするか考えてるはずですけれど、伯爵様はサラがそんなにいいのかー、ヨシ、アルフレートはもう一押ししておくか!と計画中に違いない。

なんたってお二人とも退屈で仕方なかったんですから、遊びまくりたいんですよ。そうだそうだ。だから、屋上脇からびょーんとコウモリ号で飛び出たんですね~

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2009.09.10

TDV8/26(千秋楽)-5 もう諦めるのかっ

伯爵&息子が眠る霊廟探索へ・・・

鉄柵ごとびょーんと飛び出してしまった教授を助けようと、ウンウン頑張る浦井アルフ。

なぜ・・なぜ素直にハシゴで上へ上がらないのかと考えてみたんですけど、舞台ではものすごく近く見える「棺」と教授たちがいた上部分、

実はものすごく距離があるんじゃ?
だったら、浦井くんが壁の上へ手をかけて腕の力で横移動してるのかもわかるわー。

「ダメですぅ」と2回繰り返した後に、ギブアップ宣言したところ、
「もう諦めるのかっ」と教授からの冷たいお言葉が・・・
「じゃもういっかい!」とむちゃくちゃ可愛くお答えになって、浦井くんチャレンジでした。

やーん、うひっとか言っちゃってさー。何だこのコの可愛さはさー。

で、もちろん教授を助けることは出来ず、落下。「手がイタイ・・・」
けっこう頑張ったので、客席からは拍手~!!

そうして、こうなったら最後の手段だぁ~につながりましたヨ。

ところで、最後の手段、に「ダメです」とぶんぶん断るアルフに向かって、教授が泣き所である「シャガールの娘がどうなってもいいのか」っていうとこ。

さらに、「やるんだ」って言いますよね。
この時の禅さん教授の声が渋くて電気走ります。ああん、冷酷な禅さんって怖いもの見たさって感じの色気があるんだよなぁ あー、ジャベはコワすぎるんだけどさ。でも素敵ですものね。

■できませんっ

浦井アルフのできません、できませんっ

太字でゴシック体でポイントも大きくして、って感じの。

どうやら今回のココはずっとお気に入りでした「でもねぇ~できないなぁ~」(ココは再現するなら無アクセントでお読み下さいまし)

「あ~あ、あ~ もう話にならん!」と怒って頭からシュウシュウ湯気が出てそうな教授が「上がって来い!」と言うと、ニコーッっと笑うアルフ。はい、
「なに笑ってるんだよう!」
「何で訛る・・・訛るのはいいか、普通に言ってみろ。『でも出来ないな。』・・・生意気だ!」


訛っていうのは良いけど、標準語でいうと教授に対する言い方じゃないぞと怒ってらっしゃいます。

確かに。タメ口・・・? 上から目線? アルフレート、大物の予感・・・

ふふ、結局、騒ぎに行っただけの探索終了。

上がってきたアルフには「がっ・・・がりですっ!」のお言葉が浴びせられ、
「私のあとを継ぐのは100年早い!」「100年後には死んでます」と軽口を叩いたアルフには、キレ気味で
「そうダヨ! 生きてたらヴァンパイアだヨ!」と早口できいっと叫んだ教授でした。

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2009.09.05

TDV8/26(千秋楽)-4 頭からザバーン

蛍の光♪が美しく響くなか(生演奏~オケのみなさまもありがとう!)、東京公演でのクコール劇場も終演。おつかれさまでしたー。

そして2幕。

■愛のデュエット♪
あらー、この日の伯爵様は階段の折れ曲がり部分でくるっと勢い付けて回ってくれませんでした。慎重な感じだなぁ

ちひろちゃんの見せ場なので、祐一郎はあまり前に出てきません。最後にゆっくりマントでくるむあたりに1番コーフンしてますけど・・・マント教信者なので。

ふふ、血を吸っちゃおうかなぁって仕草、あれはどう見ても!吸う気なしでミエミエだよう。ダメダメッと遊びたいだけであろうと思われます。老練な感じ?
みんなが見てる前で、演出効果抜群なタイミングで頂くのですもの。

■初演の時は、松澤さんの高音に耳を塞ぐ日もあったほどの私ですが、今回はけっこういい感じで雄たけび♪
そんなVシンガー松澤氏、今年はブルーのラメ☆がきらめくアイシャドウで登場。B席にいた日に、オペラなしで気づくほど・・・のきらめきでしたっ 間近で見たら、もっとスゴイんじゃないかしら?
千秋楽ということで、さらに気合の入ったVシンガーズ、ガツンとカッコよく歌ってくれましたー。

■アルフレートの悪夢、私の眼福。夜を感じろ♪
新上さん2回目、ほんと全くタイプの違うダンサーのWキャストとなって、楽しみが倍増になりましたねー。いま思い出しても、ありありとお二人の動きが目に浮かぶのです。それだけインパクト大でしたヨ。

新上さん、あやかしっていうんじゃなくて、血肉のある実感のある「もうひとりの伯爵様」でした。通常見えているおじさまな伯爵様から、分身の術で分かれた永遠に若くて美しいオトメの血を求めて暴走する欲望なひとり(えー、ゴメン祐一郎)って感じなの。

森山さんは、まさに「あやかし」風味で。まぼろしのような空気感のある化身ですね。

■頭からザバーン。熱いよね??
は、クコール氏。
ゲストのお目覚めに合わせて紅茶とスープを用意してきたクコール。ふにゃーとお目覚めのアルフレートに居ることに気づいてもらえず・・・

これは・・・もしかしてあの子が?誰がどこから~♪
サラが僕のために??とスットコドッコイな期待のアルフの後ろで、それはおいら、おいらだよう~とぶっとい指で自分を指差してアピール。
で、振り向いたアルフがギャー!! クコールも一緒になってギャー!!

せっかくのおもてなしを、サラとかいう女の手柄にされたことやら、ギャー!と言われたのが悔しいのか、
とにかく怒ったクコールは、腕に掛けていたナプキンでアルフをべしべし叩き、さらにスープが入ってたいれものを自分の頭の上に!

ザバーン・・・・。かけちゃった! 驚くアルフ、えええ、それは熱いでしょ、ヤケドでしょ!呆然としたまま、お目覚めの教授にティーを運ぶのでした。

浦井くんをびっくりさせよう同盟、教授とクコール。あと、満を持して!ヘルベルト様もまだお控えになれらてマスね。何てことを想像したシーンでしたぁ

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2009.09.02

TDV8/26(千秋楽)-3 7回飛んだ(訂正:8回)

■シャオチャン・・・先生、飛びます飛びます。

この方の跳躍は規格外だわ。飛んでるというのか、空中で開脚キメてると言うのか。

2幕の「夜を感じろ♪」でヴァンパイア・ダンサーが踊りまくるシーン。
わりと最初に、上手のあたりでシャオチャンにスポットライトが当たり、ピョーンピョーンピョーンと3回空中で横に完璧な開脚をしてますが、

この日は倍以上の・・・7回飛びましたっ →8回!!

※申し訳ありません、シャオチャンさんから直接「8回だったよ」と聞いた方がいらっしゃいました。先生のあまりのジャンプに、私のカウント能力がついていけなかったようです。ごめんなさい(09/09/09訂正)。

跳躍自慢だったので、おおーっと城内からは拍手。

あと、何かもう一回ここのシーンじゃないところで、いつも見ない動きをしてた気がするんですが、記憶が戻らないのー。思い出せたら追加します・・・なんだっけー。

こんな感じで、09年のTDVのダンスシーンでは、全体を見ることをつい忘れ、森山開次さんとシャオチャンさんをばかりを注視してたかも・・・はっと気づいて引いてみるものの、やっぱり気になるのでした。
他のVダンサーの方がしなやかに優雅に、という方向なのに、シャオチャンは動きにメリハリがあって、かつ、他の方たちよりも小柄なのでつい見ちゃうんですねぇ

『CATS』を久々に見たときも、シャオチャンさんがくるくる回ってたんだっけ・・・思い出しちゃいました。コマみたいに回ってて可愛かったぁ

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2009.09.01

TDV8/26(千秋楽)-2 ぬぉぉーカッコいい

■きゃーーーーっ ようこそ~お待ちしていたお二人を~♪

毎回、こんな風に震えるかと言うと、うふふカッコいいとは思ってても、ガツン!とボディにも脳天にも一撃くらったような衝撃を受けるのは、毎回はないかもしれない・・・贅沢な慣れ?

さすが祐一郎、今日はやったよーー!

1幕のフィナーレ。
ぎいいっとホネホネ扉が開いた先に立っている姿からして、気合がみなぎった表情。目がキリリとしてて、カッコいいっ
アハハハハハハハ・・・・・の厭世的な笑い声も、冷たいのに面白がってて良かったのー。

息子、ヘルベルトと伯爵様は仲良し。東京最後になる「ひと目惚れ」シーン、圭吾さん渾身の「きゃっ(フォーリンラブ!)」でした。

こちらはまだ学生の方?♪ あれは助手で・・・ 
なんと素晴らすい~♪ 
わが息子ぉ・・もっ!
(がぶっと父上の手を噛んだので「もっ!」)
嬉すい~でしょう♪ 
ヘルベルト、音に合わせて無表情気味に小首をかくっとかしげてから、舌をぺろりん!

さて、これまで見たなかでのヘルベルトならば、アルフレートの近くに行く口実と、美尻をアルフにアピールするため・・・に荷物を両手で持ってみるものの「おもたぁい」と手をイタタと振ってみせたんです。

おお、千秋楽ではいきなり美尻をアルフに見せることなく、対面したまま荷物を両手で持って(あれ、持ててるじゃん・・・)くるっと180度回転、で、美尻をアルフに向けたのでした。フフ。

■いやーん。

そんなこんなで教授とやりとりなどもして、アルフレート!と呼びとめてうっとりと語りだす伯爵様。
アルフだけでなく、私も誘惑されてますけどー。くらくらー。

この時の祐一郎の陶酔の表情、私にとっては「いやーん(笑)」。本領発揮だし。似合ってるし! 流し目なんかちらちらして、なぜそこまでしてアルフを誘惑するよーっ(ジェラシイ・・・?)
相変わらず、汗で乱れたアルフの髪をお美しい手で優しく直してあげちゃってますしねー。ねー。いいなぁ・・・アルフが羨ましい。

若い娘は血が美味しいのだろうか。しかし、伯爵様のお好みはアルフレートのほう。あ!サラはアンチエイジング目的のサプリ目的で、本命はアルフかしらー? 邪念?

ラストのロングトーンは、うひゃひゃって感じの楽しそうな表情で! 自分の声が城内で響き渡っていることに満足されているようでした。
じゃっ!と振り返るお顔は、きりりとしていて、すっかり誘惑され、伯爵様の思うがままな私ー。

■クコール劇場、完

大き目の黒い団扇2本で床掃除をきびきび終えたクコール氏。ささっと下手の袖から
クコール劇場全73話、完」と書かれたプラカードを客席にアピール。おおー。

毎日頑張ったよ、と思ってたら、くるりとひっくり返して
博多座へつづく

拍手~! 博多のお客様もお楽しみにー。

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2009.08.31

TDV8/26(千秋楽)-1 浦井アルフへの罠

ダンス・オブ・ヴァンパイア@帝国劇場 S席1階

浦井アルフ・大塚サラ

■音響機器トラブル
浦井くんの城内(場内)アナウンスが入り、いよいよだーっと待っていたのですが、5分経ってもオケの音あわせも聞こえてきません。
あれー?と思ってたら、幕が下りている舞台の向こう側あたりからスタッフさんたちが何か言っている声が漏れ聞こえて来ます。何かあったのねと待ってたら、オケの方がジャズっぽい曲を軽く演奏・・・サービス。

と、さらに待っているところに帝劇のスタッフによる城内アナウンスが。「音響機器のトラブルのため開始が遅れています」、とのこと。それは直していだたかねば!

さらに座席で待っていると、クコールが下手からさっと出てきましたー。あら?ラッキー☆
7月8月納涼まつり・・・ご先祖さまが出てきて遅れていましたが、もどったのでTDV上演いたしますというようなことを話されて、やっとオケピから音合わせしてるのが聞こえてきました~

結局、このせいだけじゃないとは思うんですが、千秋楽だからと暴走する感じじゃなくて、ぴりっと締まったものになった公演になりましたよー。

そして、冒頭アルフが客席を走ってくるところで、「待ってましたぁ」という拍手が浦井くんへ贈られたのでした。いやー、すんごい待ってた気分でした。わーい、アルフが!って拍手。

■そんな浦井アルフに罠が!オーマイガ!

禅さん教授が抜かりなく仕掛けてくれましたよー。やるなぁ

1幕、シャガールが吸われてカチンコチンで宿屋に担ぎ込まれ、村人たちが去ってしまったとこ。「鞄を!」と指示し、
教授「杭を打つタイミングは?
アルフ「いち、にの、さんです!」「正解!
杭を打つ場所は?」「7番目と8番目の間!
どこの?」「肋骨です!
正解!

では、全部正しく言うと?
・・・・・・・・・・・・・・・(無言で固まる)

ああ・・・浦井くん!頑張ってー!と多数のファンの心中では応援の声が上がっていたことでしょう。もちろん私も。
目をまんまるにして、教授を「わーっどうしよ!」って顔で見つめて固まってました。

それでも可愛いって・・・得ね。結局
正解は、7番目と8番目の肋骨の間!」と教授が叫んで収まったのでしたー。禅さん、飛ばしてます。

■伯爵様、バッサバッサしなかったなぁ

お前を招待しよう♪」の歌詞の「夜の翼で~♪」ってとこで、マントをバサーッと開いてたんですが、この日はしないバージョンでした。その代わり、というのかしら。お歌がとっても響いてました。
久々に、カラダの奥がぶるぶるっと震えたんですよ。あ、もってかれた・・・という感じです。

歌がすごかったのは、前日に引き続き安崎さんも。こんな男前のご亭主は大変でしょう、とレベッカを気遣ってしまうほどのいい男。こんな辺鄙なところにも、居るもんんだねぇってくらい。でも、浮気は・・・ダメよん。

■ヤツです、ヤツが中に!

いっぱいいっぱいで慌てすぎて、「ヴァンパイアがいる」と言えない浦井アルフ。口の前で手をシャー(牙が生えてるジェスチャー)、それから両手をパタパタ。
シャー!パタパタ!シャー!パタパタ!

はい。可愛いってことで。

何かが腐ったこのにおい! ひどい言い様! 
伯爵はクサイんですかー!そんなワケないわ。だって通路を通ったときクンクン嗅いだもん・・・・・へへへ。いいニオイだよ。コウモリ号のニオイ??やぁねー。

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2009.08.29

TDV8/25昼(前々楽)-2 ドラゴンズ・・・

TDVのように舞台降り、客席通路を使用となると、2階席は何ともさびしい気分を味わってしまうけれど、帝劇のB席はけっこう好きなんですよ。
狭いし、暑いことも多いけどさ。照明がキレイに見えるし、お手ごろ価格だから~ あと、舞台そのものはほぼ見切れないってのも良いです。

そんなB席のど真ん中からオペラグラスで西野さんをチェック。
譜面台に譜面はないんですね。おお、頭に入ってるのか、さすがだ。と思ったものの、どうにも見覚えのあるロゴのようなものが見える・・・これって

<中日ドラゴンズ>。って書いてるよ。

タオルかな?お守り・・・? ファンですか? 私はドアラ大好きですけど~
西野さんがどうなのかは、いまだ真相つかめず。明日の千秋楽の時は近くで見ようと思っていたのに、当日は舞い上がってすっかり忘れてました。あはは。また今度~

■浦井アルフの可愛さをつくづく感じる。
カワイコぶって~というんじゃなくて、「かわいい・・・」と呟いてしまう。背は高いけど、彼のは小動物の可愛さ。そんなの書かなくても分かってることですけど、可愛いから。

■安崎さんが!朗々と。
こちらも見るたびにどんどん自分らしい役にして来ている方で、ガーリック♪での美声をはじめ、随所でいい男っぽいシャガールを展開中です。腰を痛めていると聞いて、通路を走っていくときや、血を吸われて固まったママで頑張る姿に力が入ります。
フィナーレでの黒×キラキラ衣装での微妙に恥ずかしそうな感じが妙に気になって、カッコいいんだか、いまいちどっちとも・・・言い切れないのが安崎さんのフィナーレだったなぁ 何でだろ?

■知念サラの18歳
ちょっとオトナっぽい18歳。ちひろちゃんサラは本能優先っぽいんですが、知念サラはいろいろ考えることも多そうな女の子に見えます。今までパパの言うとおりのイイコしてたけど、アタシだってアタシだってー!と外の世界への憧れが高まったところに、アルフと伯爵からアプローチ(アプローチって!昭和?)されて、ついにオトナになったぁ~ってところでしょうか。

お家を飛び出す前と、お城でお風呂に入ってるときの「オンナ度」がぐいっと上がっているのは知念さんのほうで、あぁすっかり「オンナになっちまう・・・♪」です。

■ヘルベルト様。美脚ご披露。
この日のヘル劇場のご登場は、
バスタブの向かって左の取っ手(コウモリの骨組みみたいな装飾ね)に右のおみ足を掛け、バスタブの前側には腕を折ったカタチでへりに沿って腕を乗せた姿でカーテンの向こうにおられました。

ぎゃっ 足キレイ。

基本、ヘルちゃまはオトメな仕草を通してますが、私が見た限りの回では、美・体を見せるつけることを目標に日々トライなさっていたような。他には腰をぐるぐる回してた日もありましたねー。

アルフは冷たくされると燃えてるっぽいから、ヘルちゃまもワザと冷たくしたら意外とかぷっとさせてくれたかもしれないのにねぇ 好きすぎて、突進しちゃった。

祐一郎も弾けずに落ち着いて伯爵様を演じていたので、私もウォーミングアップな感じで終始見てました。

この日は、新上さんチェックがメインだったかもー。

ちなみに、2006年の初演時の感想には「新上さんのダンスは優雅」って書いてますね、私。比べてからだと森山さんの「優雅」とは全く方向が違っていて、「きびきび」って言い換えたほうが良い感じ。
マントで踊った経験があるせいなのか、マントの動かせ方は新上さんうまかった! 体にまとわりつかせたり、裾をばっと払ったりのタイミングが良いっす。

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2009.08.28

TDV8/25昼(前々楽)-1 ガー!!

リック・・・・。

前(8/9昼)もあったんですよねぇ、歌いだしを間違えたの。シャガールが吸われちゃったとこでコサックさんたちが「オオカミたちはやけに獰猛だぁ~」の出だし。毛皮お帽子のどなたかが、「オ・・・」とフライングしてた。

で、25日昼公演では「ガーリック♪」のまさに、出だし。「ガ・・・」と女性の声が。

たまーーーに、たまーーに、そういう間違いに出くわすけど、1ヶ月の間、遠征組で2回も聞くとはびっくりしました。集中よ!暑いけど、集中して!
もしかして西野さんの指揮がメリハリ足りないのかしらと疑ってみたけど、散々歌ってるんだし、それはないよね?

前々楽とはいえ、残り3公演なんだよう、しっかりして!といきなり厳しい目線になった冒頭シーンでした。この日はB席の最後列から見てたので、けっこう傍観者っぽいかも。この作品は、どうしても2階席は置いてけぼり気分を味わいますよね~

初めて見たこと。
初めてだから♪」の前、シャガールの妻レベッカが、浮気者シャガールを棒で打とうと追いかけるシーン。いつもは振り回してもシャガールが逃げまくって当たらない。

「このー!」とレベッカが振り下ろした棒を、シャガール受けて立つぞの真剣白刃取り!、のポーズだけ・・・。ゴツン。レベッカ「当たってるし・・・!」 面白かったわ。

1幕の最後、クロロック城にたどり着いた教授とアルフ。「御著書にサインを~♪」と差し出す伯爵様のシーン。今までは高く掲げて差し出していました。

高く掲げたんですが、さらに上下に数回大きく動かすという小技?というか、何? サインしてほしいのか、してほしくないのかー! 
明らかに伯爵をからかって遊んでいた伯爵様の御様子でした。顔は澄ましたままだったので、妙におかしかったです。

洞窟みたいなエコー・エコー・エコー・・・
7月、8月、そしてこの日。なんだか来るたびに祐一郎のマイクのエコーが激しくなってるように感じます。

声は腹筋足りてないような疲労を感じさせるもので、おお、さすがによれよれしてるなぁと思ったのが「神は死んだ♪」「お前を招待しよう♪」まで。
だけど、1幕のフィナーレからは、それなりに復活~。この辺りがツボだしな!と気合入れたのでしょうか、しり上がりに上昇です。
この日の夜公演・前楽は囁きもありつつも、ガツンと歌ったと観劇した友人から聞きました。余力取っておいたのか

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TDV8/25昼&26昼(千秋楽)-2 千秋楽カテコ

たっぷり血を吸えヴァンパイア~♪と踊り狂ったあと、名司会者:駒田一@クコールさんの進行で千秋楽のご挨拶。

順不同なんですが、思い出す分だけメモ。

クコール。長くなりますのでお座りください。
>毎晩悩んでいる姿を知っています
(え、誰?) 駒田一さんです!
・・・ふふふ。クコール劇場73回、お疲れさまでした。
7月、8月と納涼まつりも千秋楽・・・ 観客、キャスト、スタッフへの感謝の言葉をお話に。

>美声を聞かせてくれてました、安崎求さん
この役では女性からの冷たい視線が・・・お客様から不倫はだめよ♪と言われてしまったことも。不倫はダメよ♪(と、客席にもアピール) 
へんな薬もダメよ♪・・・と時事ニュースも呟かれご挨拶。

>姉御~(だったかな?)阿知波悟美さん
うふ、と前にでられた阿知波さん。いざ話そうとして牙が邪魔でとても話しにくいらしく
ホント、これしゃべりにくわねぇ~
3年前からずっと疑問なんです・・・レベッカはいつ噛まれたのか? シャガールが死んで、もうろうとして、気づいたらフィナーレで踊ってたって感じだそう。皆様もあまり深く疑問に思わずにね、と。

>フィナーレではカッコいいダンスを。シルビア・グラブ~
コメディってホント楽しいすねー! と元気いっぱい。帝劇ではよく白い服を着て、死んで、復活してます・・・ 10月は伯爵様にお姫様抱っこされてますので、お待ちしてます♪

>今日がホントに千秋楽、浦井健治~
博多に行けないのが、残念です。そしてキャスト・スタッフへの感謝の言葉。
博多では怪我なく、血も吸われず(吸われないとダメなひともいるよ)あれ? 頑張ってください!

祐一郎が浦井くんのコメントをうんうん、と小さく頷いて聞いている様子が印象的。同じ気持ちだったのかしら? 浦井くんを誘惑できなくなっちゃうのが寂しいのか・・・えへ。

>3年の間にいろんな大役を経験して、スポンジのように吸収しまくっている大塚ちひろ~
徳島出身なので、7月8月は帝劇納涼まつりで踊れて楽しかったです。

徳島でも上演できたらいいねとクコールからお返事・・・

>吉野圭吾~
もう、浦井くんを襲えないと思うと・・・寂しいです。(洋平くんがいるからいいもん。って・・・ああ、最高だ)

>同じ年代がこんな大きな役をやっているというのは、素晴らしいと思っています。石川禅~
この役を与えてくださった東宝関係者のみなさま、支えてくれた知人のみなさま、そしてキャスト・スタッフのみなさま、ありがとうございました。博多座もありますので湿っぽいことは言いません・・・ お席に余裕もあるようです、お待ちしてます。

禅さん・・・博多は遠いのよー。しくしく。

で!もう残ってるのは伯爵様だけだなって思って禅さんに拍手してるところで、下手に控えていた祐一郎がすたすたすたすたーっとセンターに出てきて、「どうも・・・」と話し始めました。

あ・・・駒田さんからの紹介してないよ! 

あ、まだですよって感じで駒田さんが言ったら、またすたすたすたすた・・・・と下手の袖に引っ込んでしまいましたー。ふふふ。
ちょっと間があって、何かと思ったら、もうひとりのアルフレートを捕獲して連れて来てくれたんです。うーん、優しい。

しかし、洋平くんは白いパンツに黒ジャケット、インナーに赤を着てました!それって、フィナーレで着てるアルフレートの衣装と上は同じ配色だぁ~ やるな、洋平。

>一足先に千秋楽だった泉見洋平~ってことで、駒田さんが紹介。恐縮しつつご挨拶。

そしてやっと、きちんと紹介されてご挨拶の伯爵様でした。

>いつも舞台裏で、キャストのみんなにオハヨ!と挨拶して送り出してくれてた・・・と。
とてもまともに、マジメにお話を。おお、やはり城主っぽいです。偉いぞう。

そして、もう一回!踊って踊って。さらに続くカーテンコール。オケの音楽が終わって客電がついて、アナウンスが流れても。拍手拍手拍手。

何度も重なるカテコ、演出の山田和也さん。が伯爵、サラ、アルフ、教授にはさまれて登場。
さらに、指揮の西野淳さんも。さらには、オケの皆さんも舞台上にあがって、とても微笑ましいカテコとなりましたー。みんな楽しそう。

山田さん、西野さんがわりと小柄なのか・・・(本当のところはよく分からない)祐一郎が非常に大きいのか・・・いや、大きいんですが、このお二人と並ぶと、スケール感が狂いました。リリパットの国か。
うむー。俳優さんたちって背が高いんですね。

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2009.08.27

TDV8/25昼&26昼(千秋楽)-1 とりあえずざっと感想

終わっちゃった・・・サミシイ。というのが今の気持ちです。暑いなかほぼ毎日冬の衣装で頑張ったキャスト&スタッフ様、どうもありがとうございました!

博多でも元気で血を吸っちゃってくださいませ。

教授のほうがカッコよかった8月上旬、しかし千秋楽は違いました。違ったよぅ

やっぱり祐一郎が!伯爵様がやたらとカッコよかった。
あなたぁ~だーけぇーに~♪
デスヨ。

居るだけで私の心を持っていく存在感、そして歌。
声は確かに疲労もたまってきてましたが、楽ではハートが熱かった。久しぶりに劇場内がびりびりするバズーカでした。もー、気絶しそうなくらい幸せになった・・・

■新上裕也さん。
3年前のことあがって(えー、楽でのご挨拶時。ものすごく男らしい風貌に似つかわしくない、とてもふにゃらんとした話し方をなさって、皆がびっくりしたのでした
今回はカテコでご挨拶ナシだったんですよ。いいのか?

Wキャストの醍醐味。
森山開次さんは妖しく中性的な魅力、空気感がある優雅なダンス。そして新上さんは、きびきびとして体と筋肉を感じさせる男っぽいダンスというのがさらによく分かりました。
開次さんなら、男女問わず誘惑しそうで、新上さんなら、女ー!女子ー!オンリーっぽい。

祐一郎のなかにこんな男らしいものが入ってるのかなぁ~と面白く拝見。私の好みと、アルフレートを誘惑してる伯爵様の雰囲気からすると、開次さんのほうが「化身」らしい。
でも全く違う新上さんが「化身」として踊るのも、それもまた意外性があって面白いですけどね。

コメディというもの、アドリブというもの。
コメディって難しいものだよねとつくづく。泣きのツボは掴みやすいけど(死とか別離とか失ったり後悔すれば泣きツボあります)、笑いのツボは幅広い・・・同じことを言っても、ウケる日もあればダメな日もあり。爆笑したり、ふふっと小さく笑ったり。

アドリブについても、さじ加減が難しい。全くなければ寂しいくせに、あんまりしつこいと流れが悪くなってしまったり。でもしつこさが楽しい日もあったりして。特に教授&アルフレートのお二人は大変よねぇ

浦井くん。
この2日間の浦井くんの声がつやつやだったのはびっくり。7月より、8月より、とっても豊かに響きました。・・・ううう、カワイイ。
ヘルベルトに「さわぎすぎ♪」、教授には「うるさいよ!」、サラには「見ないでよ」って言われても、一生懸命サラ救出に励んでくれてたわ。健気。

教授。石川禅さん。
弟子に負けないくらい、教授の声も輝いてました! アクティブに、たまに意地悪に(けっこう浦井アルフに罠をかけてたの)、素敵です。

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2009.08.21

TDV8月メモ-6 8/9昼トークイベント③

駒田さんから→好きなところをアピールしてください。

シルビアさん>全部楽しんでいる。シャガールに噛まれてから死ぬまでの表情、いろいろ混ぜてます!笑ったりも。首筋を噛まれて、ぷちっと音がしたときにコワイ・・・から気持ちいい~とか。

泉見くん>
全部・・・・ 楽しんでもらえれば嬉しい。サラへ♪ は、直前にサラにひどいことを言われても想い続けているところが届けば。みないでよ、あたしを~♪と可愛くちひろちゃんが隣で歌ってくれましたー。

ちひろちゃん>
アルフレートを噛んだ後、ヴァンパイア化するところ。シャー! 自分の中のヴァンパイアを表現するのが難しい。今はカイカン☆

圭吾さん>
いかに野獣になれるか。今後極めていきたい。我慢できないっていう・・・ と、泉見くんからは「お手柔らかに・・・」と合いの手。さらに圭吾さんは「最近、抵抗してくれないよね・・・」と発言。あらー、抵抗しなきゃ!

はじめさん>
ダンスのシーンっす。(す?) 飽きることなく見られる。(クコール劇場では)掃除のし甲斐があるなと思うし、おいしく頂いちゃってるし(クコール劇場で楽しんでいるよ、という意味ですね)

■抱負を!

シルビアさん>
頑張ってエロく悪女っぽく博多の終わりまでになっていきたい。

泉見くん>
2009年の思い出になるように、1回1回頑張っていきたい。

ちひろちゃん>
すごくパワーあふれる作品なので、自分も元気、刺激をもらっている。みなさんと一緒にそれを体感していきたい。

圭吾さん>
今後とも理性を失っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。と、非常に元気のなさそうなへろへろヘルベルトでご挨拶でしたー。

はじめさん>
残っていただいてありがとうございます。今後とも頑張っていきたいと思います。

あっという間に楽しいとトークイベントは終了。圭吾さんの話やら動きがとにかく光っていて、もっとヘルベルトの出るシーンが増えて欲しいと切に希望です。

お風呂ばっかり入ってるのは、サラだけじゃなく、ヘルちゃまも!対抗してさ!

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2009.08.19

TDV8月メモ-5 8/9昼トークイベント②

スタッフからの質問コーナー!(なぜお客様に聞かないのか・・・とクコール。そうだそうだー)

Q.もし自分の自由にしていいと言われたら?

シルビアさん>
舞踏会に入りたい! どうして私はは入れないのか・・・と、どうやら寝過ごしたらしい、ということにしているようです。クコールに棺おけを投げられちゃって出られなかったのかしら?

泉見くん>
1幕のお風呂のシーンでやってくる伯爵が乗るゴンドラに乗りたい。

ちひろちゃん>
ヘルベルトと一緒にお風呂に入りたいー。背中を流したりね~♪ 
に、すかさず「ヘルベルト様」は全っ然興味ないね!と一蹴。フフフ。うーん、ちーちゃんは天然ですねぇ こんなかわいいこに一緒に・・・なんて言われたらデヘヘーっとなりますよぅ

圭吾さん>
(2幕の)父上の羽と一緒に出て来たい、プロフェッサーを指差して「あいつだぁ!小さい十字架きりやがった!」と言いつけてやりたいそうです。それを持ち上げてるクコール!どうですかねとクコちゃんも参加したいらしい。
伯爵様のゴンドラ・・・いや、羽?大人気でした。

あと、サラのお風呂ももう一回続けたいといって、
サラがAhAhAh~♪ 僕がAhAhAh~♪ で、父上がAhAhAh~
いやーっ 笑いました。それは見たい!で、サービスで一回くらいどうでしょ。足出しちゃう?しろちゃん噛んじゃう?
しかも、さらにその伯爵の背中を流すクコール!ってはじめさんも参加。うんうん、クコールは伯爵様のそばにずっと居たいのね。

はじめさん>
2幕の墓場。伯爵様がお歌いになってる横で、ぽつんと座っていたいとか。あとフィナーレも出たいそうですヨ。お着替えできないからなぁ 
「クコール劇場休演日」もしてみたいと・・・

Q.にんにく料理で好きなのは?
圭吾さんが、焼きにんにく!と。ちひろちゃんは、オイル揚げ。
元気でそうです。

Q.吉野さんへ。1番血が美味しそうなのは誰?
父上!(即答)
まぁサービス発言だわと思ったわ。私なら(え?)アルフレートがいいと思うんだけど・・・父上の血って珍味系だったりしないのかしら。もしくはミラクルテイストだったりするのか?

Q.ヘルベルトのお母さんは誰?
色々考えたら、みなし子だったと気づきました・・・。で、父上がやってきて、カプっとされた。僕の息子になれって言われた。だから本当のお父さんじゃないの!
でも育ててくれたのは父上なんだもん~っ うぇーん。

Q.サラはどんな石けんを使ってる?
ちーちゃんがお答えで、「泡立ちがいい・・・液体石けん?」って言うと、洗濯じゃないんだから!とクコール&ヘルちゃまから突っ込まれてました。

Q.伯爵がお風呂に来たところで、目線が気になりませんか?
最初は恥ずかしかったけど、今は水着だと思えばいい、とすっきりなお答え。こういうのって、見る側のほうが困ってしまう話ですよね。
クコールからは、「伯爵は喜んでらっしゃいます」と報告が。そ、そんな報告はいいからー!

Q.アルフレートへ、教授に小バカにされているのに、どうして一緒にいるのか?
あら?小バカにしてませんよと思ったら、泉見くんも「尊敬しているから」とのお答え。

Q.博多座は(アルフレート役は)ひとりですが自信は?
自信あり、とは言いませんでしたが、アルフのキャリアも積んだから大丈夫という感じでした。

Q.マグダとシャガールは)棺おけの中で何をしているのか?
寝てます!とシルビアさん。きっぱり。

Q.マグダはどうしてシャガールを選んだの?
かわいいんじゃないのかな?とのこと。ほー。あの辺でお金ありそうだし・・・ごにょごにょ、とも。

Q.駒田さんへ、(2幕での)朝食は何ですか?
トマトのスープ。(しばらくして、あ、血の色スープってことかぁと気づいた私でした)

Q.クコールは何でお城に仕えることに?
伯爵に拾われたの。ヘルベルトと一緒に。とのこと。あくまでも、伯爵様ラブなクコール発言ですー。

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2009.08.18

TDV8月メモ-4 8/9昼トークイベント

公式ブログに8/9のトークイベントのダイジェストがアップされています。アップされてない部分も含め、殴り書きメモ(暗い座席で書くのでたまに自分でも読めない字あり)をもとにメモ残します。

席は上手からクコール:駒田一(司会も) 
シルビア・グラブ(マグダ)、泉見洋平(アルフレート)、大塚ちひろ(サラ)、吉野圭吾(ヘルベルト)。

圭吾さんの腰についてるチェーンを引き綱のように持って、ちひろサラが圭吾ヘルベルトを犬のように・・・連れて登場
お座り下さいって言われても、椅子じゃなく床にヤンキー座り。ヘルベルトは自虐っぽいカッコが似合っちゃうね。

東京公演の2/3が過ぎたけど・・・(by駒田)
どうやら、シルビアさんの馴染みっぷりが素晴らしいらしい。前からいたよね、馴染んでるよね、とまずは声があがります。シルビアさんも「もう、ファミリーですから!」とお答えでした。

泉見くん>
走って自分が何をしてるのか分からなくなる、3年前と全く変わらない。の他は、汗の量が・・・・。
で、やっと慣れてきたと言ったらクコールから「今ころ?」と突っ込まれました。

ちひろちゃん>
相変わらずドジやってます!(元気にお答え。うーん、かわいい。ドジっ子作戦か・・・?)日々いろんなことが起こって、新鮮にやってるつもりです。生モノですから・・・
初演の初日に転んだんです、でもまだ今回はやってない!と自慢気に言うと、「あ、(言っちゃったから)やるよ!」とクコール、マグダからツッコミ。

では、失敗ネタとかありますか?

シルビアさん>
ガーリック♪でのお玉の話。ボロで穴だらけのスカートに、いろいろ引っかかる。お玉が引っかかってたことがあって、2回目のときは「見て!見て見て!」とアピールして踊った。

泉見くん>
毎回失敗のような・・・(え?) と言いつつ、初演時の霊廟で鞄が開かなくて杭もハンマーも出せなくなり、教授のクツでやろうとしたこと。それから、できません!と言ったあとにカラコロン♪とハンマーを手から落としたら、息子の棺に入ってしまったことを披露。
(※ハンマー事件の日は私も観劇。ドキドキしたわ 06/8/22夜記事はコチラ

ちひろちゃん>
ネグリジェを脱ぎ着することが多いのだけど、お城に向かって「いいの!もう!」と駆け出す場面で、前が全開!(キャーッ 良くないよ!)。全開でなくても、お腹だけ開いてたりがあるそうです。次に見るときに余計な心配してしまいそう。
同じ場面で、補助席の後ろを走るのだけど、道が(暗くて)分からなくて、今日は迷いましたとのこと。

圭吾さん>
アルフレートを襲うとき、歯が上手く生えないときがある。ブログの映像でも出てましたけど、「この一瞬で生えるんだもん」と言いつつ再現した動きひとつを取っても、圭吾さんの素敵さが分かるってもんですよねぇ

それに、圭吾さんのトーク時の声のトーンがものすごく私のストライクで、かなり釘付けでした。カッコいいしー、声もいいしー、ふふって笑った声もまた!悩殺・・・やーん。

歯といえば、とはじめさん>
ゲネプロで初めて(歯を付けて)歌ったら歯がぶほっと取れちゃったー。と。

つづきまーす。

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2009.08.16

TDV8月メモ-3 教授と弟子「うるさーい!」

シャガールの案内でお城へ向かう途中で「寒い!さむいーっ」と叫んでいたら、「うるさーい!」と怒られてたのは、浦井アルフ。
きゃっきゃといつも何かをうひょっと叫びながらサラを探してますねー。

浦井くんに対する教授の態度、それは父親・・・ 親心。いつまでたっても子どもみたいだぞ、もうちょっとオトナになれよう、と思っているようです。

お城の探索へ「行くよ!」と言われた答えは「待ってくださーい!

霊廟でも、ヒーッと悲鳴をあげながら棺のフタをゴゴゴと開けて覗いてました。出来なくて、上手の端っこで「でもねぇ~ できないなぁ~(微妙に東北訛り)」には、教授「何で訛るんだよ!

あ、この日(8/6夜公演)、イチニノサーン!で杭が打てなくて落とすハンマーの音が、フライングでした。「伯爵です!カランコロン・・・」ええ?もう落としたのかー?? 中だるみかっ

さらに、宙ぶらりんになっていた教授、アルフに足を引っ張ってもらって戻ったあと、ゴチン!と頭をどこかにぶつけたみたい。
イテテ!」、当然アルフは「大丈夫ですか?!」と聞くんですが、さらに教授の「学問はまあまあだが・・・」のあたりでも、「大丈夫ですかー?」と声掛けてましたヨ。怒ってるはずなのに、心配されてる教授でした。ぷぷぷ。

というお子様な雰囲気たっぷりの浦井アルフなんですけど、サラへ♪など歌っている姿は、成長してきたよのう、と感慨深い。このコはいい子なんですもの!って、どこのおばちゃんでしょうかという姿勢で浦井アルフは応援しちゃいます。

下手側にある通路への階段下で教授と様子を伺ってたところ、サラがとうとう伯爵様に噛まれてしまいます。で、直後、気を失ってしまいます。
その時の浦井くんの表情、見れたらぜひ。私が見た数回は、アイーン(志村けん)みたいな・・・。それを介抱する教授、しっかりせんか!とでも言うしっかりした表情で良いんですよね。

サラへの思いは一途なれど、いかんせん中身が子ども、というか・・・・ピュアな浦井アルフ。教授のことは尊敬しているし、やはり父のように慕っている感じでしたー。

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2009.08.14

TDV8月メモ-2 教授と弟子「先生がっかりです!」

教授とWアルフレート、1ヶ月でかなりアドリブ満載、信頼関係をもりもり築いてて嬉しかったー。前回の最後に書いたことですが、

泉見アルフ。まさに師弟関係。弱気になることもあるけど、マジメなアルフを育てている雰囲気。
浦井アルフ。師弟というか、親子のような関係。ピュアな弟子に愚痴を言いつつ、可愛くて仕方ないという雰囲気。

↑と、こう感じたのは教授の態度やらを見ていて。

(8/9昼公演)泉見くんに対しては、一応、こちらのアルフは年齢的には「オトナ」だと思ってる感触です。だけど、中身は「まだまだだよ」と。

2幕でお目覚めのあと、探索に行くとき、教授が「行くよ!」って声をかけると、泉見くんは「はいっ」と良いお返事なんですよねー。師弟っぽいところです。

霊廟で、空中ぶらりんになった教授を助けようとしたものの、うまく行かず「ダメです届きません」には「諦めるの早いな・・・

さらに、さん!でハンマーを下ろせなくて、「出来ませんっ」と上手に逃亡し、ハンマーをくるんくるん捏ねているアルフへは「くねくねしなーい!

杭を打ち込めなかったアルフへの一言「先生、がっかりです!」には笑いましたよ~。「そんなに言わなくてもー(泣)」と抵抗するアルフに、「いいや、今日こそ言わせてもらいまっす!」とダメ押しでお説教モードの禅・教授。

泉見アルフに対しては、まさに、先生の自覚・大です。

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2009.08.11

TDV8月メモ-1 禅さんにめろめろ

8/6夜、8/8昼(貸切公演)、8/9昼のダンス・オブ・ヴァンパイアの思い出し観劇メモ。

7月の初日から数日を見ていたので、1ヶ月経過して、どのくらい変わったかというのが楽しみな3日間でした。

  • 禅アブロンシウス教授が、アドリブ交えて生き生きはつらつ活躍。って、伯爵よりカッコいい・・・! ええ!?
  • 浦井くんと泉見くんのアルフの違いが、またまたくっきり見えました。09年は浦井アルフが可愛すぎ。前世は「リス」か。
  • 安崎&シルビアさんのシーン、盛り上がってます。アダルトです。
  • 演技中の目とフィナーレでの笑顔のギャップにさえ、悩殺されました。森山開次さん。
  • Wサラ、どちらも魅力的で伯爵様の鼻の下ものびのびかと。ちひろサラが非常にアグレッシブに女~、知念サラは開化していく様で魅せます。
  • 祐一郎は楽しそうに演じていて、見ている私もとても楽しい。

何はともあれ、まず、禅さんの素敵さについて。

祐一郎が好きなんですよ。大好きなんですが!
09年TDVの舞台において、誰が1番カッコいいのかって言うと、石川禅さんですね・・・・ 
常に祐一郎ラブ☆フィルターをつけて作品を見ている私のはずが、いやいや、こりゃ大変。こんなこともあるんだなぁとびっくりです。

人類のたーめー♪って歌う姿など、もう、雄々しくて凛々しくて、世界の平和をアナタに託させてください!と崇めてしまいそうなくらいカッコいいんですもの。

カツゼツ完璧だし、きびきび動くし、アルフへの愛があふれてるし、結婚してもいいな。短気っぽいけど、褒めておけば機嫌よくしてそうですよー。

見た目でも、禅さんは177.5センチ(ホリプロによれば)とのことなので、186センチの祐一郎と対峙してても、互角。見劣りしないので、カッコよさも半々になるのも当然かもしれません。

じゃクロロック伯爵はどうしちゃったのかと言えば、伯爵様は、初演のときとはカッコよさと滑稽さの比重を変えました。と思います。

禅さん教授がかなりカッコいい感じになってるので、その分、伯爵は滑稽にみえるようなお笑い部分を増やしてます。
本人はいたってマジメ、というか自分の価値観にしたがってサラやアルフを誘惑し、永遠のなかでたゆたっているけれども、それって面白いよねって感じ。キメすぎてて笑える人っていうのかしら。

初演時は市村さんがリードした笑いを、カンパニー全体で支えているというのでしょうか。
まさに、TDVファミリーって感じがするんですよね。ちょっと抜けたパパが伯爵で、ヘルベルトが小姑? 教授は教育ママか? クコールは家政婦でいいか・・・

アドリブって大変?

アルフとの掛け合いで、特に期待してしまう・・・のはプレッシャーなんでしょうか? でも、生の舞台だなぁと感じられて嬉しいんですよね。

Wアルフレート、それぞれとの関係性に違いが見えました。

泉見アルフ。まさに師弟関係。弱気になることもあるけど、マジメなアルフを育てている雰囲気。

浦井アルフ。師弟というか、親子のような関係。ピュアな弟子に愚痴を言いつつ、可愛くて仕方ないという雰囲気。

・・・つづく。

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2009.07.28

TDV7月メモ-5 ひいい&うひひっ

今日は完璧♪ 悪夢から醒めて、今日はいい日!何でも出来そう!

甲斐甲斐しくお世話してくれるクコールと鉢合わせになって、「ウアー!!!」叫ぶ浦井アルフレート。自分の努力が理解してもらえず、スープをアルフにかけまくってから走り去るクコール
・・・クコちゃん可哀想に!こんなに頑張ってるのにねー(しかもスープは美味しいようだし)

ここのやり取りでも、泉見くんとは違った感じになるのが面白いです。
泉見くんはものすごくびっくりしたー!という気持ちが強そうだけど、浦井くんは、ヘタレっぽくは驚かないのが特徴かな。意外と男の子っぽく、ギャー!って感じでした。

【霊廟にて】。ふふふ、アルフレート一番の見せ場!(か?、2幕全体的に見せ場多いけど)
浦井くんの場合、教授に降りろといわれてぐずぐずしてるのが、妙に可笑しいなぁと思って見てました。これだけ背が高いのに!怖くないよねっていう・・・・ 
ハシゴなんか、要らないかもよっていう体格で、ちまちまっと降りてくる様子がヘタレくん。

動作の合間にも、「ひいい」などと悲鳴をあげ続けることも忘れません。

ワザとだろうと呟きたくなるほど、ベタベタに鞄を取り落とし、どーんと物音を立てる二人。教授だって普通におろせばいいのにさ、とまた呟いてしまう。教授だってオオゴトにしてるわよぅ~

最後の手段だ!→やれ! 
アルフレートが伯爵の心臓を杭で打つことになっちゃっても、ヴァンパイアハンターの弟子なのに、ダメダメと猛烈拒否。何故できないのだーっ(どうしてなんでしょ?設定はあるのかしら)
教授が奥の手を繰り出し「あの娘がどうなってもいいのかー」と悪魔の囁きをすると、やおらやるぞ!気合い入れまくって棺にずんずん歩いていく浦井アルフ。この辺りがピュアで可愛いんだよねぇ

だけど。結局。

できませんっ
浦井アルフは、逆ギレ気味でした。だって、出来ないんだもんっ(ぷんぷん)って感じなの。だってー、だってーといい訳しそうな。手やら足やらはモジモジっとして、腑抜けとはまさに君のことだ!反省したまえー。

はずかしいです・・・・
と言いつつも、打たなくても良くなって嬉しいって顔して帰ってくるのがね。子犬?

お叱りモードの教授からの罵声を受けつつ、「わしの跡を継ぐのは100年早い!」というのには「100年たったら生きてないです」と言い返すのも、浦井アルフらしいかも。
かなり素直なバカなんんだけど、親には愛されてたっぽいと思わせるまっすぐさ。だから教授もつい可愛がってしまうんですよ、たぶん。

サラ~♪ 1度のキスが100万の言葉に勝ります♪ 恋愛入門を読み終えた浦井アルフ、「勝ります・・・・うひっ」と。

うひいって言ったー、微妙に、やらしい?ような。 キスを妄想してたっぽい。素直でピュアな男子なんですよね。キス、にボディも反応中って様子でした。きゃー。
これは前回よりもアルフ像が肉付けられた部分なのかしらねー。

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2009.07.26

TDV7月メモ-4 お子様から青年に、浦井アルフレート

初日あけ、2公演目から舞台に立ったのが浦井アルフレート&大塚サラ。

3年前のことを思い出すと、もう一方の泉見アルフレートが、経験豊富で歌も演技も余裕あり、浦井くんはそのままで可愛いアルフレートだなぁという感じでした。
別に歌や演技が悪いってことじゃなくて、その一生懸命さと役の雰囲気が重なって見えてたんですよね。

さて、けっこう男っぽくなったよねーと思って楽しみにしてた浦井くん。

おおお、「浦井健治」、と「アルフレート」 個人と役柄が切り離されてるなと感じます。演技らしいというか。
もともと持っていた誠実な感じやら、ひたむきな雰囲気をうまく表現している印象。

↑とか、こんな分析めいた感想は、かなり時間が経ってから言葉にできるのであって、当日の私ときたら、教授を助けて頑張っているのね、アルフレート!と、まるで姉か母にでもなった気分で、成長著しい姿に・・・うう(涙)。

そして、今回もひいいーッと叫ぶのかしら?というのも興味津々だったわけです。で、今回も! うひいっ とか、ひーっ とか、浮かれたとき・怖いとき、様々な場面で悲鳴をあげて走り回っているアルフなのでした。

最初に叫んだのは、カチンコチンの教授を見つけて走り寄る場面から。きょうじゅーっ、 わぁあーっ てな感じ。

1幕、宿屋でのドタバタ。浦井くんのほうが背が高い分、板切れにぶつかったり釘を打つたびに転がるのが、大きく見えて有利でした。私が1番お上手と思ったのが、ドアにおしり打たれてベッドに押し倒されるとこ。あうっ! ふふふ。

体育座りでサラを思い出しながらうっとりして、相変わらず素直な健全男子っぽいな、アルフレート。

初めてだから♪ で、サラと浦井アルフレートのデュエットー。
浦井くんは優しい声に、ただいま力強さをプラスしつつあります。たまに声が出るのが嬉しいなぁって感じでがーっと出すのも、まぁ愛嬌です。存分にがーっと出るようになったら、さらに優しい声がコントロールできるようになるんですよね(きっとー)?

浦井くん編、つづく。

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2009.07.23

TDV7月メモ-3 風呂がたいへんゴージャスにー

悪夢シーンの迫力で、ヘルベルト様への興味が一時どこかへ吹き飛んでしまうものの、
本だ!」と叫ぶ教授を眺めながら、そして、「恋をしているのなら♪」を可愛く、一生懸命に歌うアルフレートを応援しながら、

しかし!

心の片隅では、「ヘルベルト様のご入浴がもう少し・・・だな、いひひ・・・」なんて邪念が沸騰しそうになっておりまする。
サラも可愛いんですけど、なんか高飛車になったのねぇ
7月の感じだと、知念サラのほうがオトナっぽくなってて好きな感じ。ちひろサラは高飛車っぽいっす。おおー

まずは、お風呂がゴージャスになったのが、うれしいぃ~っ 
あの頃は~素敵なヒップに目を奪われまくってしまい、バスルームの内装にまではあまり思いが及ばなかったのですが、こうやってゴージャスになっているのを見たら、素っ気なかったかもと思います。

黒いバスタブは、コウモリをかたどっています。容積も大きくなってるし、鏡も素敵。サラが入浴しているとき、鏡の前にはトルソーに着せられた真っ赤なドレスが飾られて、うっとりだな。
バスルームを囲っているカーテンも、お部屋が広くなったこともあって、たっぷりになりましたー。

Ah~Ah~Ah~♪ セイレーンか・・・きみは。サラの歌声に誘われてやってきたところを見たに違いないヘルベルト様、ふふ、次は私ね!とウキウキでバスルームに隠れたのでしょう。あーあ、潜んで喜んでるヘルベルトも覗き見したいーっ

さっと開くカーテン、「失礼しましたっ」すぐに逃げ出すアルフ。

待って♪(ほんとはじゃなく【ハート】つけたい)」
やーん、どうですか、この素敵なお声は。まったくこれは、とてもエレガント。オトナの女性としか言いようがないほど完成度の高い「待って♪」だと思います。
あ、息子だ!マズイ!って思ったアルフレートが、つい立ち止まってしまうほど魅力的な物言いってことですよ! 見習うべきよねー。

だけど後につづく「ぼくたちお友達になるべきだ、って思うんだ・・・・・」では、すでに野獣の片鱗をわずかに感じさせる、スゴ技。
この人(ひと??)、いいひとかな?危険なひとだっけ? アルフレートは混乱してるようです。

ねぇ何が怖いの?」「そう、おしりが素敵♪
君とならロマンティック!二人で踊ればパラダイスさぁ~♪(バブルがぶわぶわー)」

思い出してると、目の前には美尻、美脚、美・側転のヘルベルトがアルフレートの周りをキャッキャッと浮かれながら踊っている様子が再現されますねぇ カワイイ。

アルフレートと踊ってもあまりロマンティックじゃないと思うんだけどなぁ。私のお勧めはもちろん父上・伯爵様だわ。散々踊って飽きちゃったんだろうな・・・ちぇっ 飽きちゃう前に見たかったよう。お二人が踊ってるところをさー。
ヘルちゃんくらいダンスが上手なら、伯爵様もくるくる踊れちゃったりしそう。

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2009.07.21

TDV7月メモ-2 タトゥはまだなの、ヘルベルト様

サラを心のライバルに、入浴シーンと側転を。
父上のマントさばきを越えるべく毎回バサバサとする舞踏会。
そしてカッコ良すぎて叫びたくなるフィナーレのダンス!

それは吉野圭吾@ヘルベルト様

なんて豪華なキャスティングなのか、東宝め。
だけど、もしも、ヘルベルト役が圭吾さんじゃなくて、普通の人だったら・・・ぶるぶるぶる。見たくもない「おしり」に大ブーイングですよね。
圭吾さんでよかった、贅沢なキャスティングに感謝せねば。

■1幕最後、お城にて。
しずしず・・・とうつむきがちに下手奥を歩いてくる圭吾ヘルベルト。どうしてでしょう?もう、私は笑顔を抑えることが出来ません。笑顔っていうか、にやけ、か?

チラっと(このチラ!がたまらんです。じいっと見ないのがヘルちゃん流・お楽しみだよね~)上手の端っこで震えているらしいアルフレートを見て、キュンキュン☆

ところでヴァンパイアの心臓は実際に動いてるのかしらと思うのだけど

いま、恋の矢が刺さった!というジェスチャーのヘルベルト。
大袈裟に動きすぎないのが、やはり良し。父上のクロロック伯爵が主らしく見せるためには、あまり動いてしまうと観客の視線独占しちゃうものね。

下手にいる教授には、蛇のようなしっとりとした眼差しと、ゆるゆるとしたご挨拶を。

アルフレートに近づくためだけと思われますが、荷物を運んであげましょってことで持っては見るものの、「重いわぁ~、イタタタ」と顔をしかめるのであった。
持ってみるときに、自慢の「お・し・り」をアルフレートに向けてアピールすることも忘れません。ぐふふ。

クコールが教授を案内して城内へ消え、ヘルベルトも続きます。暗がりで、一度止まってアルフレートを父上を嬉しそうに眺めるハンターの眼! アルフレート、危ない!

歩いてきて、じいっぃっと見つめて、また去っていくだけなのに。

おそろしい・・・さすが伯爵様の息子!

でも、本当にお客様のハートを持っていくのは2幕ですよね・・・ふふふ。

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2009.07.20

TDV7月メモ-1 泉見くんは私よりお兄さんだよね?

初日は泉見アルフ&知念サラで、私の09年TDVはスタート。

まずは劇場内アナウンスで、「洋平くーん」な気分をご本人が盛り上げてくれますねー。「もう一度!」「アルフレイト!!」って、文字だけじゃ再現できないのがもどかしい。
とっても可愛らしくアナウンスしてくれます。言うこと聞きましょう。

おおっ 吹雪の中を寒そうに肩をすくめて、チョコチョコ走ってくるのは洋平くん! 「心配なんですぅー♪」の「すぅー」がきれいな高音だなぁなどと思いながら、そして久しぶりに目の前で上演されている『ダンス・オブ・ヴァンパイア』に感動してました。

そうそう、このへなちょこアルフレートが可愛いんだよねぇ

■今年のはどうでしょう。

最前列から見ていた日、それは落ちた・・・・汗! 滝のようって、本当に間違いない例えだわ。

サラがクコールが持ってきた赤いブーツを手にするあたりで、すでに「ぽたぽた」って音がしてそうな勢いで汗でした。顔にばかりかくワケじゃないですよね。ってことは、衣装の中も汗だくー。靴も暑そう。仕草は寒そうなのに、汗が噴出しているの。またいつかマイクが死亡するかもしれません。

「サラ??」

Ah Ah Ah~♪ 2幕、サラのお風呂シーンのあと。恋する気持ちをピュアピュアで歌い上げた洋平くん。やはり上手いです。聴かせまっす。
どうしても、イチニノサーンの3でハンマーを打ち下ろせないアルフだけど、それ以外のところは良い気が。素直で誠実そうです・・・よね。ハンマーくらい打てなくてもいいんじゃないかしら?

で、続くヘルベルト様のお風呂シーン。Ah Ah Ah~♪の声に引き寄せられてバスルームに近づきますが、2度目のAh Ah Ah~♪を聞いたあと「サラ?」とかなりいぶかしんでいる表情と声のアルフレートでした。すごいすごい。3年前はすっかり騙されてたのに!今年はオトナになったのねー。

ヘルベルト様とは。
さぁ~♪と手を取るヘルベルトに嫌々ながらも素直に手を出してしまうの! 女性のようにダンスのキメ☆ポーズされたときも、いやだぁという表情だけど、我慢。その表情が良いんですよ。考えないでおこう、とでも思ってそうな、微妙に人形みたいな表情になっちゃってます。

ついに「モウダメー!」と襲ってきたヘルベルトの口に本をつっこませ逃亡。いやだいやだーーーっと叫びながら1階席の通路を小走りに逃げてきます。何で!?とかも呟いてたな。

■教授との関係

これからって感じでした。洋平くんは自分でセリフの応酬のリーダーシップを取るってタイプじゃないようです。
禅さんも、立場的にはリードしていくはずですが、ぐいぐい引っ張ったり自分の見せ場にしちゃう強引な方ではないので、うっかりすると遠慮し合っているような雰囲気でもありました。

へなちょこアルフレートに向かって「最近の若いやつときたら!」と言うのって、市村さんだと実際のキャリアとも重なるセリフなので、言うほうも受けるほうもそのまま使えたのだけど、禅さん、若いですからねー。しかもでしゃばりでもない。

今までの教授像ならば、年長者の教授らしく偉そうな雰囲気で十分だったんですが、禅さんにはうまくはまらないかも。年配者らしい扮装なのですが、動きがきびきびしてるので、この人いくつ位のひと?って混乱しかけます。

なので、偉そうな教授像じゃなくって、研究に一生懸命なあまり怒ることもあり、くらいの人物設定がちょうど良さそうです。
そこに、へなちょこアルフレートが関わると、研究バカ二人組みになれますよー?どうでしょ。

■誘惑されまくり

2幕のコウモリ伯爵パート2、「誘惑するのか!」と教授はコウモリ伯爵と闘ってくれてますが、伯爵の言うとおり「するまでもない彼はもう私のもの!」でした。
泉見アルフレート、ぐるぐる幻惑しちゃってて、目がどこ見てるのやらという様子。大変だー。私もかなり誘惑されながら観てると思ってたけど、アルフレートの誘惑されっぷりには負けてたと思います。

■フィナーレでは、いきなり「ヨーヘイ・イズミ」な感じで。

あああ!まぶしいよーう。 並んで踊っているとそれぞれの個性が分かりやすいです。

ヘルベルトな圭吾さんは、あくまでも「ヘルベルト」らしくエレガントさに、力強さが加わってます。が、泉見くんは、「あなたはアルフレート?それともヴァンパイアになったらいきなりイケイケ? 実はすっかり洋平くんなの?」と私を大混乱させてくれる、キラキラ笑顔に芸能人ダンス(何ていうの?ジャニーズっぽいのね)。眩しすぎなのでサングラス下さい・・・・

ですが、フィナーレのあとのカーテンコールの時は、キラキラ☆度が抑えられて、俳優・泉見洋平でご挨拶なんでした。こりゃ面白い。

そんな泉見くんは私よりお兄さんの30代後半。まだまだいけるよ、青年役。おそるべし。

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2009.07.19

TDV7/5初日-5 抑えがたい欲望♪の肯定力

前回比、160%増の艶声でした!きゅーん。

ささやき大将になるのかなぁなどと想像してましたが、全く間違っておりましたよ。うきうきした気分や、ああ哀しいという気分も、オトナの色香ただよってる美声でコントロール。うはは。

過去に出会ったカワイコちゃんたちを思い出しちゃう伯爵様、開幕直後ということもあったのでしょう、あまりセンチメンタルにならず、むしろ「こんな子がいたよね~」という感じにさえ受け取れます。よゆうでございますね。

なのに ひたすら愛する者たち引き裂く 虚しい存在
愛しても命を奪うしかない呪われたわが身を嘆くも、おそらくは嘆きすぎて飽きちゃったに違いありません。嘆くのも一定のサイクルでやってくるのだろう。うむ。
苦しみに耐えるための希望すらなく 渇き切った胸は 飢え続ける♪
そう、飢える自分をアピールしているのであって、自分を嫌っているわけではないのですよね。

虚しくても、それが何だー!っていうくらいの自己愛を感じました。
前回は切ない気分で聞いたのだけど、なぜか今回はそれでも自分を肯定していく伯爵様の姿に胸打たれちまいましたぜ・・・。

ちょっと切なく嘆いた後は、自己肯定しまくりですもの。
卑しく恥ずべき欲望こそが(ってヴァンパイアのことですね)我らの支配者~♪

そんなに堂々とお歌いになっているのを見ると、そうだそうだと思わず頷いてしまいます。すっかり誘惑されちゃってます。
この世界で最後の 神になるの・・・・・・だ・・・・・・ーーーーーーーー!!!!!
だー!は、大サービスのバズーカ砲発射。
このあたりは祐一郎の力技といいますか、ほとんど催眠術か洗脳かと思うほどの大音量でせまってくるんで、もうフラフラになってしまうんでした。ひーっ

さらにお歌を歌い終わったあとも、下々に伝わったかどうかを確かめておられるかのような確認の間が(演出上そうなってるんだとは分かるけど、皆のモノ、分かったかーと聞かれてるような気になるの)ありますー。ゆっくり、ゆーーっくりと掲げていた両手を下ろして、拍手も小さくなった頃に鐘の音が入ります。

そうして墓場から舞踏会会場へ向かうときの背中の満足げなことといったら、辞典にこの背中のイラストと共に「大満足」の説明に使ってほしいくらいです。ゆさゆさと肩で風切っちゃってますからぁ

ほれぼれする、そのマントさばき・・・。V.ダンサーズの皆様もマントさばきがお美しいです。が、祐一郎の場合は、生活の一部。カラダの一部。しっくりしまくり。

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2009.07.16

TDV7/5初日-4 その右手は何?

いま思い出すだけでも、10分は笑ってられる。そんな祐一郎を見たのでした。


2幕のフィナーレ、直前の伯爵は「抑えがたい欲望♪」をそれはそれは素敵に歌ってらしたというのに!
教授が「ショウタイムだ!」と気合を入れたのち、ダダダダダダダ・・・・♪ダーン♪と劇場はまさに舞踏会会場。舞台奥から一番上に伯爵様を乗せた階段部分が、ずずーいっと前に出てきます。

初日の祐一郎@クロロック伯爵は。
左足は階段、左手も軽く階段手すりあたりにかけ。

右手は!右手がー!

やぁ!

あのー、ライト当たったときには、右手は上がりきってたので、用意して待ってたんだと思うの。田中角栄の銅像のように右手を上げてたんデス。そりゃ角栄よりは、ずっとカッコよいポージングなのですが。あ、古い例えでゴメンね。分かりますかしら?

初演のときも、カッコよく登場してたのでわくわくして待ち構えてたら、「やぁ!」って出てきたので、ウケたわー。
3年前は、左側は同じ形だったけど、右手はさりげなくカラダの横に下ろしていたはずです。足を階段に乗っけてるだけでも、ネタにできるくらいおかしかったのに・・・っ 昭和の映画スターのようでしたもの。
伯爵様ったら、3年の間にずいぶんと、くだけたのねぇ 

しかもですよー。
お城の階段はリフォームされてて、くびれが2箇所になって距離も長くなってるんですよね。で、最初のくびれ部分はセットのつなぎ目でもあるようで、ここを通るときに、

ポールダンサーのように、くるっと半回転されます!
(といいましても、単に棒を軸にして、きゅっとカラダの向きを変えるだけなんですけれどもね。これからご覧になる方は期待しすぎませぬように。
だけど、操り人形とか、ロボット疑惑の消えない我が祐一郎とすれば、こんなに華麗に方向転換するなんて、大事件だったのだ)

ちなみに、初日から4日間、マチネで見てたところ、翌日は
○下にしていた手を徐々に上へ上げた。最終ポーズは初日と同じ「やぁ!」
○7日、右手はジャケットの前身頃のはしを掴んでました。1幕ラストの登場の片手版。
○8日、7日と同じ。

最近はどうやってご登場してらっしゃるのでしょうか。試行錯誤なのか、単に気分なのか(気分はないか・・・・ないよね?)
どんなポーズでも、キマってますよ! ますが、片手あげるのは政治家みたいなのであんまりお勧めしたくないっす。ふふ。

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2009.07.15

TDV7/5初日-3 ショウストッパー祐一郎

毎回思います。でもまた思っちゃったよ。

来てヨカッターー! 飛行機代、チケット代、支払い甲斐があったよー!

■「神は死んだ」
初日は2階席だったので、しずしず歩いてくる伯爵は見えず。

でも、月明りを表すスポットライトがゆっくりと明るさを増して祐一郎の横顔を照らすと、キャーーー!
ひきつけ起こしそうだったよう。これから歌い始めるのに、耳が遠い・・・なぜだ。貧血?

やや硬い歌いだし、正確に、きちんと歌って上手のセリで静かに消えていきました。
この私の思うままだぁ・・・♪」うへへへー、囁きテクですね。これだけで、生きててよかったと思ってしまうのよ。そんなはずはないんだけど、でも、十分にシアワセなのよー。

セクスィに消えつつ、右手の演技も頑張ってます。もう少し柔らかく動くといいのでしょうが、祐一郎らしくて良いわ。ああん、その手が美しい。
ところであの長いマントの裾が引っかかりはしないかといつも心配になります。

確か、このへんにばーんと出てくるんだよね。「お前を招待しよう」
と思ってオペラ構えてた場所よりも、まだ上に飛び出てました。伯爵@こうもり号。

肌は衰える」に、本気で切ない気分を味わってしまう三十路です。そんなに大声で言わなくてもさ。
はっだは、おっとろえ、る♪」なめらかに歌わず、歯切れよく歌います。美声っていうより、カツゼツいいよねっていう、イマイチ歌として聴くには物足りないのよ。
せっかく誘惑しに来たんだし、もうちょっとお色気で攻めていただいてもよくってよ!

ひたすらオペラで注視してると、嬉しそうな祐一郎の表情が見えました。知念さんのアタマのあたりを見つつも、またお風呂シーンだなと思ってそうなお顔に見えたです。気のせいか?

そして、さんざん好き勝手語って、伯爵様はまたこうもり号に乗って「ああああー!!」と叫びながらお城に帰りました。
何度聴いても、この「ああああー!」は、コワイヨ!という悲鳴にしか聞こえなーい。頑張ってね祐一郎。

1幕フィナーレ アハハハハ・・・
禅さんとの初絡みーっ どうなるのかドキドキ。

きいいっと城門が開くと、赤いローブにお着替えした伯爵様が、両手を胸あたりの位置に上げ、軽く握った拳をそろえて立っておられます。ローブの前のへりを掴んでいる感じもします。お出迎えにしては、キメキメのポーズに私はもうははぁ!とへりくだりまくり。

余裕綽々とはこのこと、前に進み、ようこそ~♪と歓迎のお歌をひとつ。CDと比べると、柔らかくセクシーに!艶感アップの祐一郎ですよー。力みがなくて、ホント「よゆうあるからさ」です。
でも。やっちゃったんですよね。うふふ。(それはコチラに)

禅さんは背があることもあって、市村さんのような身長差がでません。小さくなる人間と偉そうなヴァンパイアという見え方から、大きくて偉そうなヴァンパイアと生身で対等(らしく)頑張る人間という印象に変わりました。これもまたいいです。

ハプニングのお陰で、すっかり和んだ帝国劇場。祐一郎は、ますますリラックスした様子で歌います。
いいかね君の若さこそ特権だ」 おおー、今回のほうがより伯爵がアルフレートに嫉妬しているように聞こえました。オヤジ発言です! これは私も同じように感じるからか? 決して手に入らないもの、若さ・・・ダハーッ

愚か者には従うな!」とさっそくアルフレートを誘惑してる伯爵、左手をアルフの方にぐいと押し付けて熱く語ります。
アルフが羨ましい! その距離で肩に手!しかも乱れた髪を手で直されちゃってさ。も、伯爵様の魅力たるや、サラなんかメじゃないってー。目を覚ますのよーっ

さて曲が盛り上がっていくにつれ、祐一郎の両手も盛り上がって参りました。舞台中央に立ってるので、祐一郎の前には指揮者の西野さんがいらしゃるのです。が、陰の指揮者か!と言われかねない手の動き・・・・拍を取ってます。指揮してるようにも・・・カワイイ。

欲望に従って 解き放て 今つかめ自由を 
その手でーーーーーーーーーーーー!!!

ひいい。まだいけそうな余裕ありのロングトーーーーン。伯爵様、たっぷりざございます。もうわたくしめは一日に浴びてよい祐一郎の声許容量を越えてしまったので、倒れますから!

この辺りでは、アルフレートに掛けていた手は外し、帝劇中のお客様を大誘惑。バッタバッタと倒れる女子多数。

全然わかってない感じのアルフレートだけど、その気にだけはなっちゃってスポンジ掲げてお城のなかへ。
それを満足気に眺めてから伯爵様もお城へ。一度背中を見せて歩き出したとことで、ダダン!振り返り、おれはやったぜー!と大満足の表情で客席に目ヂカラでアピール。
もう一度歩き始めるそのお姿は、肩で風をきる勢い。堂々としていて怖いものナシの御様子です。

禅さんや泉見くん、シルビアを見てて、みなさんそれぞれ舞台の中心に立てる役者さんです。でも、これだけがばーっと持ってけちゃうのは、スゴイなぁ。どうしても脇役なのに光っちゃう、それが祐一郎~ 

Showstopperとはまさに!アナタのこと!

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2009.07.14

TDV7/5初日-2 パワーアップのマグダ

新しく加わった方、つづき。

■セクシーマグダ。セクシーシャガール。
と言っても、思ってたよりも田舎風の明るい色気を軽くふりまくといった感じ。アダルトすぎず、適度に可愛らしいマグダでした。
ヒロインのサラがセクシーに開花しなきゃいけないので、このヘンがバランスなんでしょうね。

マグダの血を吸っちゃうところ、初演のときもセクシーにしたいなぁという雰囲気はあったんですが、どうもキャストの佐藤さんの雰囲気で「腹減った!血吸う!吸う!」って感じでね・・・・ワハハだし。楽しいのは佐藤さん得意でいいんですけど。
そしてマグダ役の宮本さん、細い方だったので痛々しくて。けっこう見てて辛いシーンだったりしました。

それに比べると、シルビアマグダの血はおいしそう(健康そうだ)なので、辛くない~

で、安崎シャガール。隠れ色男・・・・うーむ。(あ、佐藤シャガールもざくっと色気ありましたよ、あったが天然色気だ) この血を吸うとこね、迫っていく姿が妙に!あら色男風・・・ ケダモノ系セクシーもいいもんです。

あと、歌に関しては今回のお二人は「歌うひと」な表現があふれてるので、聴いてるのも楽ですー。初演のお二人は歌は・・・盛り上がりにくかったんす。

■蔡暁強☆ミストフェリーズ☆ヴァンパイアダンサー
いつまでたっても私ったらなかなか見分けられないV.ダンサーの皆様。ですが! ツァイ シャオチャン氏は分かりますーっ (だって小柄だからね)

うむうむ、体操選手のようにキビキビと踊っています。ターンが良いです。セクシー度はちょっと低い。でも、ブレずに正確に踊っているのも個性だなぁと。

それにしても2幕のメイクが面白すぎですけど、ご本人はOKなんですか?ヘアとあいまって類人猿メイクようですわ。
「悪夢」の最後、朝が来て消えていくときにふるふるふるって面白い動きしてるのがツボでした。あれば朝が来ちゃった、ぶるぶるって感じなの?何なのー?

や、面白いを連発してしまった・・・ 大注目したせいです。V.ダンサー全体を見ていれば気になりませんからご安心あれ。

で、ようやく祐一郎について思いを馳せます。

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2009.07.10

TDV7/5初日-1 硬いと思ったらほぐれた

クロロック伯爵:山口祐一郎 アブロンシウス教授:石川禅
ヘルベルト:吉野圭吾 クコール:駒田一
シャガール:安崎求 レベッカ:阿知波悟美 マグダ:シルビア・グラブ

アルフレート:泉見洋平 サラ:知念里奈サラ 
伯爵の化身/ヴァンパイアダンサー:森山開次

1幕のほぼ終わり、伯爵の城に着くまでは・・・皆、硬かったです。
祐一郎も、緊張ではないんでしょうが、ひとつひとつしっかり、着実にという雰囲気。遊び心を入れる余裕はまだないようだし、原則基本のお芝居と歌が進行していきました。

ところがところが。「この城は13世紀のものだ!(教授)」「お目が高い(伯爵)」に続いて、

お名前をお聞せ・・・いただいても(伯爵)

んんん? めずらしく祐一郎の口がまわらなかったよーっ!
「お聞かせ」というところが「おきたせ」のようになってしまったの。え、今の気づかないフリしたほうがいいの?と客席にもぞっとした動きあり。
2階席の私の周囲は、割りに素直に「うふふふっ」と笑いが起こってました。後で1階で観た友人Pちゃんに確認したら、やはり声に出さぬ「ふふふー」という笑いが起こってたそうです。

計るほどでもない、けれども確実に妙な「間」が劇場内に広がったんでした。で、オペラで狙い撃ちして見ていた祐一郎はといえば、ずんずんお顔が真っ赤になっていって面白かったぁ あれは「素」でした。笑いをこらえながら禅さんに話しかけてまっす。

受ける禅さんアブロンシウス教授、「アブアブアブ・・・アブロンシウスと申します」と可愛くお返事。
この時は、祐一郎に合わせてワザとアブアブ言ったのかなぁと思ったんですが、その後の観劇時にも、伯爵の迫力に押されてうまく名乗れないっていうパターンでお返事してました。でも、ぴったりなお返事で、それがまた良かったんですよね。

楽しんではいるものの、やはり観客も硬かったらしい。この後は、すっかりリラックスリラックス♪ 怪我の功名ってやつですかー。

新加入の皆様、素晴らしい。何はともあれ、石川禅さん

あの扮装は市村さんと見分けつかなくなるんだなぁ~(いっちゃんよりはちょっと背が伸びました) ほっぺはピンクで、御髪はシルバー。とっても上品な教授です。
禅さんの年齢もあって、老けている風貌ながら、動きはきびきび若々しい人。たまに「ルイ?」と思ってしまうのは愛嬌ですねー。

2幕で、屋上にてコウモリ伯爵にアルフレートが誘惑されたときの教授! カッコいいです! 
市村さんは、自分と伯爵の対決っぽい印象だったんですけど、禅さんはかわいい助手をかばう行動が顕著です。いい人だ!素敵!

今はまだプレッシャーと闘っておられるようなんですが、回数を重ねた先には石川禅さんにしか出せない教授らしさに変化していくでしょう。ものすごーーく期待です。

■森山開次さん。

キャーーー!! 何このひとー! 
しかし帰り道、ゆっくり思い出したら拝見するの2回目でした。前回は『眠らない音』という「どうしてくれよう・・・(観劇メモは05/10/15)」なミュージカルで。やはり主人公の内面を表現するダンサーとして出演

ものすっごく、すっごいんです。
・・・えー、ダンサーの方をどうお褒めすればいいのかわかってないんですけど、重力とか空気とかを無視してるようなタメ、回転。そしてカラダのねじれ具合。腕の伸び方ひとつ取っても、意味を見つけてしまいたくなる美しい伸びなの。

だからエロ伯爵と言っても、おっさんのエロじゃないんだよーっていうのは、ひとえにVダンサーの森山開次さんの優雅であって、かつ野生味あふれる男らしい踊りのたまものですねー。

すごいなぁ ダンスって。人間っていろいろ出来ちゃうんだなー。と子どものように感動。
サラの化身と踊っていくうちに、サラの女に火をつけていくのがたまらん・・・私も燃えたーっと叫びたいっす。

「悪夢」のパートでは、アルフレートを圧倒する男らしさ、オトナの男の色気を撒き散らして、さらにヤラレちゃいました。こんな圧倒的な存在に見出されたら、アナタだけに~♪ですよ。

とうぜんつづくー。

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2009.05.27

『ウェストサイドストーリー』5/26 2日間に人生凝縮

@北海道厚生年金会館

ジェット団 
リフ/田邊真也 トニー/福井晶一 アクション/西尾健治 A-ラブ/大塚道人 ベイビー・ジョーン/大空卓鵬 スノーボーイ/澤村明仁 ビック・ディール/鎌滝健太
ディーゼル/キム スホ
グラジェラ/恒川愛 ヴェルマ/村上智 クラリス/井上あゆみ ポーリン/蒼井蘭
エニイボディズ/木内志奈

シャーク団
マリア/笠松はる アニタ/増本藍 ロザリア/鈴木由佳乃 コンスェーロ/井上絵里子
テレシタ/高橋亜衣 フランシスカ/大口朋子 エステラ/原田真由子 
ベルナルド/萩原隆匡 チノ/畠山典之 ベベ/水原俊 インディオ/新庄真一
アンクシャス/瀧澤虎太郎 ファノ/内御堂真 ニブルス/斉藤洋一郎

ドック/石原義文 シュランク/勅使瓦武志 クラプキ/牧野公昭

ちょうどオペラばっかり見聞きしてたので、悲劇なところとか曲とか、クラシック系だなぁと感じました。緊張感があって、切なく美しい曲ぞろいだわ。あ、「クラプキ警部どの」Gee, Officer Krupke♪は楽しい。男子部アンサンブル、好きだな。

しかし、振り付けがただ事じゃないミュージカル作品。どうなってんですか。何であんなに足がひゃっと上がるのか。
プロローグ、ほとんどセリフがないなかで、ジェットvs.シャークの小競り合いがキビキビしたダンスで表されます。
それから女子部の「アメリカ」♪ あれだけ踊ったうえに歌うって!アニタ役の増本さんが美しくて情があって気風のいいねえさん。声も良いし、見とれちゃいますね。

今まで、悲劇の面にばかり目が奪われてたんですが、今回はひと目で恋に落ちた二人を温かく見守る気持ちでした。
私、年取った・・・か?そんな一晩で結婚の妄想まで?という野暮なことは思わずに、舞台向けに凝縮してるんだと思えたんですよ。成長した、私。 

マリア役の笠松さんの美声が、単に恋に恋する以上の強いものをうまく表現してたのも大きい! 
健気さとも違う、年相応の女の子らしいところもあって、とても愛らしいチャーミングな女の子だったんですヨ。I have a love♪、清い愛の歌でしたねぇ 覚悟してる気持ちが見えて、女の子から一人前の女性のような風格まで出てます。
「すてきな気持ち」I feel pretty♪は好きな曲でした、うきうきした気持ちが素直に表現されてて可愛いの。

頼り甲斐がありそう~な福井トニーは、もう子どもの遊びはさ・・・というようなアニキ的落ち着きがありながら、マリアの前ではキラキラ☆うきうき、案外可愛いかったのが驚きでした。特に先入観は持たず観てたと思うんですが、思ったよりうきうきしてたのが面白かった。

愛があればいいっていう話ではなかったようです。
ラブストーリーではあるけれど、それは作品の一部で。印象に残ったのはお互いを知らずにいるって不幸だよなってことですね。自分の中にある差別とか憎しみは自分で乗り越えていくしかないのか。

なぎた武が混じってた。
もー、スノーボーイ役の澤村さん・・・顔やらヘアスタイルが「ディラン」やってる時のなだぎ武に似ててー! うっかり笑ってました。うーん、わざとじゃないんですよね???似てるんだもん。自転車には乗ってなくてよかったわー。

おお、あっさり拍手。
札幌市民は拍手あっさり派でした。寂しい。
この回、私はかなり良かったと思ったので、気持ちをこめて拍手してたんです。カテコは1回、客電がついたのであっさりとさっぱりと皆様席をお立ちになりました。いいんですよ、いいんだけど、余韻もなくってちょっと寂しかったんだよう~。

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2009.05.26

ウェストサイドストーリー@札幌

今日から劇団四季『ウェストサイドストーリー』@札幌公演開幕、31日まで。

北海道出身だからなのかな? 福井晶一さんがトニーでした。
福井さん、マンカストラップでは堂々とした男でしたが、トニーは普通の男で新鮮。ちょっと声につやが足りなかったのは、乾燥してたからかしら? 「恋をしているんだもの☆」みたいなセリフをキラっと言われると、受け止める用意がなくてもじもじしちゃいますねぇ 
あと、踊りが妙な感じ・・・コホコホ。でも、マンカストラップの時はオーラでてたけどなぁ 調子いまいちだったのかもしれません。

田邊真也/リフ、マリア/笠松はる。

笠松さん、すっごく美しい声でうっとりー。可憐で芯のある感じのマリアでした。いいですねー。
とにかくダンスが激しくて、これだけ踊ったうえに歌うのか!と驚くばかり。スゴイわ。

そして、またも居心地の悪くなるヘンテコセリフではぶいぶい言わせてました・・・・やれやれ。マイク使ってるんだから大丈夫ダヨ!いっそマイクなしで上演したらいかが?

あー、ただ会場の問題で(5列目のど真ん中)前の方のふわふわヘアが舞台中央部分を占拠。トニーとマリアが見詰め合ってる(と思う)、シャーク団がキメて踊ってる(と思う)、という感じでフラストレーションがずんずん溜まりました。嫌いだよ、北海道厚生年金会館なんて!

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『春のめざめ』5/14-2 善悪の話では見たくない

■悪いのは大人っていう話じゃなくて

物語の主人公たちから見ると「大人の女性/男性」は自分たちの自由を束縛する存在ですが、物分りのいい子にしたいっていうのは、それなりに親心は汲み取れます。間違っていたけど。

それぞれ各自が、興味とか思いやりとかのため、または心配の先に決断をしますが、ほとんど悪い結果を引き起こしているのが悲劇。罰を受けて不幸になるという教育的な話しではなくて、判断ミスに近いのです、悲劇ですよね。

ベンドラ&メルヒールの二人は、性に関してオトナたちが隠し、あるいは「愛」とかのファンタジーで包んでしまって、必要なことを知らずにいたせいかもしれない。知らなければ、それをしないのかと言うとそうは言えません。
悪いことと、してはいけないことを区別しなきゃいけなかったんだな。責任取れないことはする資格なしってことですよ。←あ、説教みたいだ。

メルヒオールは知的には他の子よりも進んでいたけれど、知識と知性は違って、責任は取れない。自分の知に自信満々なんですね。苦い経験をすることに。
ベンドラはいい子だけど、親が囲いすぎて自分の身を守るための正しい知識をもっていなかった。彼女の母は、ベンドラを思ってもぐりの医者に中絶させたが、結果娘は死んでしまう。なかったことにすれば良いという大人的判断の結果は死でした。

ほかにも同性にときめく男の子たち、それからピアノ教師の胸が気になって悶絶してる子などがいます。それくらいいいじゃん、と今なら笑えるような気がしますが、この時代には許されないことだったのね。

世間や親からの視線(悪いことだ!とされる)から、自由になりたい!と叫ぶ姿は素直に共感です。そうそう、やりたいようにしたいよねぇ

爆発しそう!の叫びは、「今!」しかない子どもらしい様子です。過去も未来もまだなくて、今を生きてる女の子と男の子たちー。
例えば・・・オトナになると明日仕事だから早く帰ろうとか・・・思いますよね。若い子は思わないよなぁ とにかく今が大事だもの

私はとっくに思春期は過ぎ去ったので、誰かに感情移入することもなく上から(実際2階席でしたけど・・・)全体を観てる感じでした。
これが登場人物と同世代だと、もっと親近感が湧くのかもです。

善悪の物語で見ちゃうと、違ってしまいそう。そういう風に見てもいいんでしょうけれど、こういう状況を感じる、というか見ることでも十分良いのかなと思います。善悪にするとオトナ的視点に固まってつまらないですし。

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『春のめざめ』5/14-1 四季風味、いいけど!でも!

5/14昼@劇団四季自由劇場(2階席)

ベンドラ/林香澄  マルタ/撫佐仁美 イルゼ/金平真弥 
アンナ/松田佑子 テーア/有村弥希子

メルヒオール:柿澤勇人 モリッツ/厂原時也 オットー/加藤迪
ハンシェン/一和洋輔 エルンスト/竹内一樹 ゲオルグ/白瀬英典

大人の女性/中野今日子 大人の男性/志村要

■四季風味のよしあし
見終わって、思ったこと。暗いテーマながら、どん底感はなかった。
何せ、若者たちが主役なので、どんなに失敗してもまだやり直せるから!と見ている私が希望を信じることができます。それが良かったな。

原作の出発点は時代を濃く反映したものだったカも知れませんが、日本で、四季が上演すると普遍的な思春期の若者とオトナ、という誰もが通った道を強く思い起こさせるものになりますね。ひりひりして、切ないです。
何だか普段忘れてた遠き日のイタイ記憶が、当時の気持ち含めて押し寄せてくるようでした。イタイ!

ブロードウェイでの映像などを見ると、けっこう笑わせながら進行してるようですけれど、さすが劇団四季。終始シリアス、真剣な雰囲気を保ったまま最後まで上演してました。
これが別の制作だったら、特に性の問題などはもっと笑い演出にしたのかもしれないですね。性の目覚めって、当人たちには真剣な問題なので、笑いにもっていかない四季の姿勢はなかなか良い選択じゃないかと思います。

ただ、哀しいのがあのセリフの言い方ですよー。言葉を正確に伝えることもそりゃ大事でしょうけど!そろそろ時と場合によるかもと再検討していだだきたい。
歌ってるときのほうが、キャストの方たちの気持ちがガツーンと来ましたよ。いいのか?

能力の高い人たちなんだから、棒読み(にしか聴こえない)セリフをどうにかしてくださいまし。怪人だの古代の王やジーザスがちょっとヘンでも平気ですけど、ほぼ現代の若人たちがあの話し方はいただけん。見てる私のアゴまで疲れてきちゃったよう。

■バンドが舞台中央にいます。
小編成でいいですね。舞台真ん中にいるけど、物語の一部にはなってなくて、はまるで関係ないような立ち居地でした。
セットの背景は、教室のようなレンガ造りの壁。両端に出入り口。壁には偉そうな肖像写真、蝶などの標本がついてます。
舞台上左右にはベンチ席があって、アンサンブルさんも観客と混じって現代の格好で座っていました。突然立ち上がって歌うので、舞台上席にいたらドキドキしそう。

■曲もいい。
ストレートに溢れてくるまさに、春、の時代のカラダと心を表してました。静かな曲は、とにかくきれい。で、反発してるような曲になると、一気に激しくスパーク!
日本語歌詞でも汲み取りにくいところはなかったし、聴きやすかったです。

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2009.05.23

『シラノ』5/13-4 心意気さぁ!

■鹿賀丈史@シラノ・ド・ベルジュラック

軽妙な語り、軽やかな足と剣さばき、ガスコン魂で生き抜くシラノ。

男じゃないけど、想像するに男が惚れる男って感じなの?
いや、もちろん女子も惚れるけど、女子としては
好きなら好きって言ってよね!(ロクサーヌを代弁してみました、というか私の気持ち)」だと思うので。

死の間際にこれだけは奪えない!と言うのが「心意気」 こころいきって何ですかねぇ 江戸っ子みたいなものか?
英語訳にはmy panacheとあるので、もうちょっと気取った感じなのかもしれません。「威風堂々, 見せびらかし, かっこ良さ(新グローバル英和辞典)」。

カッコつけも実力を伴った文武両道で、しかも皮肉屋というイケイケな男なのに、ロクサーヌに対してだけそのへんにいる男のように、遠慮がちになる弱点が何とも愛らしい。
若い頃は周囲とぶつかっていてもそれもカッコよくで、年をとると敵だらけになってて、というの、良くわかるなぁ

だけど「お兄様ならクリスチャンを危険な目にあわせないように出来る!」という、無茶なお願いには頷いちゃう。彼女が望むなら。にいちゃん、頑張れ。
さらに素敵なのが、恋敵(表明してないからライバルじゃないですけど)のクリスチャンから尊敬されてて、かつ、彼を見守ってあげるという器の大きさ。

鹿賀さんの年齢もあるのかしら、とても思慮深くて愛情あふれるシラノです。情けなくてロクサーヌに愛を伝えられないというよりも、もっと大きな愛を注いでいるようでした。
たぶん、シラノ本人はそう思って喪に服すロクサーヌに毎週会いに行くわけですよ。

でもねー、死ぬ前に告白するってヒドイ!黙ってるなら、墓場までだぞ!
↑送り続けた手紙を暗唱するというのがシラノの男としての気持ちの表れなんだろうなと思いますが、それに告白しなきゃドラマティックにならないですしね。その後のロクサーヌが気の毒だったりします。喪服は脱げそうもないですね。

恋愛モノはあまり興味が・・・と以前呟いてたんですが、これを観ながらちょっと違うなと思いなおしました。
私はラブいっぱいの幸せな人よりも、叶わぬ恋だの運命に翻弄される愛だのという障害あると、俄然燃えるらしい。シラノの心中を想像しては、心臓が痛い!と切なく悶えておりました。たまらないー。

■綜馬ド・ギッシュとぴょんぴょん

こっそり戦場に行かずにあなたの側に!と戻って来た腰抜けド・ギッシュが、いそいだ夜の結婚式を邪魔しないように、シラノはド・ギッシュを足止めしてあげます。優しすぎだー。

ここの歌、面白かったな。月から落ちてきたぁ!とか言いながら、ぴょん!ぴょん!と。おじさま二人が・・・・可愛いのう。

■鼻のせいか、衣装のせいか、とても見栄えしまくり。

鹿賀さんは、スーツ姿ばっかり見てたので(「ジキル&ハイド」「ペテン師と詐欺師」「ラ・カージュ・オ・フォール」)、いかにも扮装は初めてでした。似合います。
いつも猫背気味なのは、本人のクセかしら? 役柄かなぁ 普段は猫背気味、という感じで喋り倒してますね。

確かにセリフ噛んでるところとか、声が渋くなってるとことか、挙げようと思えばいくつかありました。でも、全体を見れば鹿賀さんがどれだけ全力で作品に向かい合ってるのかが感じられるし、共演者さんたちもぐいぐい引っ張られていい感じになってるんですよー。
さすが主役のオーラでした。

カッコつけで、カッコいいシラノにまた会える日を楽しみにしてます。

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2009.05.22

『シラノ』5/13-3 びぼう~びぼう~♪

■浦井健治@クリスチャン

シラノに憧れてガスコンの一員になったクリスチャン。きらきらの若者ぶりが素直に出てます。ロクサーヌにひと目惚れされて、すっかり恋に落ちてますが、そのあっという間に好きになってしまうのも、また若者らしく可愛いのでした。シラノはずーーとロクサーヌを想い続けてるので、そこも対照的。

騎士姿のクリスチャンにメロメロになるかと思って見に行ったのですが、意外と平気だったです(メロメロにされたのは鹿賀シラノの立ち居振る舞いのほうでした!)。同じ格好がたくさんいるからだろうか。クリスチャンのチャームポイントは、姿形より素直な様子かな。話す言葉の種類が少なくて、剣はいいけど愛の言葉はダメっていうところがキュンキュン~

完璧な恋人」では、ひたすら、このびぼう~♪びぼう~♪ときらきらしく歌ってくれますー。うーん、ロクサーヌ、こんなコでいいのかしら・・・?
ともあれ素直に「美貌~」と叫べるだけの容姿に恵まれただけあって、ひねくれたところなし。とにかくピュアでまっすぐ、可愛いコです。
ただし、ちょっと・・・バカかもしれない。

このシラノに愛の言葉を語らせるバルコニーの場面など、自信満々のクリスチャンだったら、観客からは反感買いますよね。
あと、戦場から毎日シラノが交戦ラインを超えて、ロクサーヌへ手紙を送っていることを知り、シラノもロクサーヌを愛していると気づくあたりとかもー。

そのことをロクサーヌに打ち明けて、どちらを愛しているのか選ばせよう!とシラノに迫るのも、言い様によっては(先に惚れられたのは美貌の自分のほうだっていう)嫌味っぽいかなと思うんですが、浦井クリスチャンはそういうところは感じないです。
シラノのほうがタジタジだもの。愛にまっすぐ。一生懸命なのね。

トークイベントで、自分が死ぬ場面で目の前で鹿賀丈史が歌ってる!と思ってしまうと話してましたが、確かにあの鼻が目の前にあるってすごいかも。

■ロクサーヌ。朝海ひかる。
クリスチャンにひと目惚れしちゃう見栄えに惹かれる女子か?と思ったら、実はそうじゃないんだね、とシラノの目線で納得させられるのが物語の強いところだと思います。
確かに美貌に惹かれたようだけど(話もしてないのに好き!と騒ぐからさ)、意外とクリスチャンの良い所を見抜いてるようでした。

言葉を使って相手との関係を築いていく人物ってことで、シラノに近いとこも。
ド・ギッシュをうまく利用する場面は、女らしい戦術で、ウソのつけない私などは羨ましい面の皮です。
騙されてるわよ!伯爵!と綜馬びいきなので、つい思いつつ、女の細腕でもなかなかやるねぇと感心します。ヨシヨシってド・ギッシュをなだめてるところも、おお策士め~!

朝海さん、エリザベートでのぴりぴりした雰囲気よりリラックスした感じがしました。噂の美しいロクサーヌ、愛されるロクサーヌを素敵に演じてましたヨ。
なよなよしてない、意思がしっかりしてるキャラも良かったです。 

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2009.05.21

『シラノ』5/13-2 行って!行け!ガスコン、ガスコン!

■鈴木綜馬@ド・ギッシュ伯爵

綜馬さん、すっかり色モノキャラもどーんとお任せな俳優さんにー。
色モノと言っても、ま、そこは綜馬さんですから、とてもお上品です。知性もあるらしいのに、まったく男気なしという・・・シラノと反対の性格と言えましょう。

冒頭の登場、ロクサーヌを連れて芝居小屋に来るド・ギッシュ伯爵のもったいぶった歩き方を見るだけでも、お笑い担当ですか?という気取りっぷり。
お帽子を取るときの手が!あんなに気取りまくった手の動きはそうそうないと思うわ。注目してね。

それから、心のアルバムにいま光り輝いているのはロクサーヌ邸にやってきて、自信満々に口説くところ。死ぬかもしれません!と雄々しく言っておきながら、ロクサーヌの返事を(ロクサーヌの思うつぼで)自分に都合よく受け止めて、悶えてる姿が面白すぎました。

愛しいクリスチャンを戦場に行かせないために策をめぐらしているロクサーヌの誘導に、まんまと伯爵様がのっているのを、観客はおばかさんだねと笑うんですね。伯爵は真剣なんだけど、滑稽というワケです。
「それを今言うのですかー!(意味はこんな感じ)」とすっかりその気の伯爵・・・ ああ、女ってコワイわ。クリスチャンのため、伯爵はうまく使われちゃってます!

挙句の果てに「行け!」ですもの。うーん、恋する男は哀れ?

■見分けられないの、ガスコン!
ガスコン青年隊のみなさん、同じ衣装なんですよ。しかも帽子被ってるんで・・・なかなか俳優さんの区別がつかなかったなぁ・・・

ジキハイでの観劇時に私の心を掴んだ阿部よしつぐさん、最後まではっきり見分けられず。けっこうショック。中山昇さんは一瞬あれっと気づいたもののすぐに紛れてしまいました。佐山さんはお声でやっと分かったし。すぐに分かるのは林アキラさん(かわいい体型なので~)くらいな惨敗でした。
なので、途中で見分けるのを諦めて、青年隊をざっくり応援する体制にしちゃいましたよぅ。

1幕での100人の男に挑みに行くシラノを見送るみなさんの階段を使った隊列、V字飛行のようにキマってましたっけ。頂点にはシルエットのシラノ、ほんとキマりすぎ。

安全な場所から勝手な出動命令を出す貴族を、ケッと見てる姿などからも、隊員がシラノを中心とした絆でつながってるんだなぁという雰囲気がよく出ていて、それって女子には出ない男子の雰囲気ですね。新撰組みたいな感じか?

そんなガスコンな青年隊が拳を天にあげながら「ガスコン!ガスコン!」と歌ってくれます。とても良い~っ テンションがぐいっと上がるシーンでした!

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2009.05.20

『シラノ』5/13-1 何が良かったのか?全部!

1回だけの観劇だったことですし、出来るだけざっくり感想書きたいと思いますー。

シラノ:鹿賀丈史 ロクサーヌ:朝海ひかる クリスチャン:浦井健治
ド・ギッシュ伯爵:鈴木綜馬 ル・ブレ:戸井勝海 ラグノー:光枝明彦 

どうしようかなって思ってる方は行くべきですよーっ 鹿賀丈史が苦手とかじゃなければまず大丈夫だと思うの。あ、あとWキャストの中河内さんの日も見てないですが、でも、大丈夫じゃないかな・・・と楽観。

「シラノ」そのものが求心力のある物語。初めて「シラノ・ド・ベルジュラック」を見た私ですら、すっきりと理解できる構造です。

詩人で剣の名手のシラノ、自信にあふれ男気のある男なのに鼻のことで恋愛にだけは後ずさり。言葉、行動の全てに一本の太い芯があって、最期まで貫くのが最高にカッコいい!切ないんだけど、それがシラノが選び取った生き方。ロクサーヌに打ち明けられなかった大バカだけど、それがまたカッコいい!

シラノに憧れている青年クリスチャンは、美貌を持つ男だけれど心も素直な好青年。
さらに、クリスチャンにひと目惚れするヒロイン・ロクサーヌも、ただの恋する女に留まりません。自分を見守ってくれたシラノへの思いを表現するラストは愛情と知性があふれていて、とても素敵なのです。

イヤなヤツ代表のド・ギッシュ伯爵は、イヤなヤツなのに憎みきれない人間くささてんこ盛りのナイスキャラ。お料理をいかにもおいしそうに歌うラクノーも、さすがおフランスって感じで恋愛を盛り上げます。

音楽。フランク・ワイルドホーン
「ジキル&ハイド」の大盛り上がりの熱血メロディが大好きなので、期待大でした。
今回の音楽は、シラノの膨大な言葉をテンポのいい音楽で盛り上げていく軽快で愉快な雰囲気のパート、ガスコン青年隊との雄々しい歌(これ良かった!)、そしてロクサーヌへの思いをつづる美しいメロディがあります。

フランクに抜かりなし!です。

ジキハイの、どーだどーだという爆発系ではなくて、抑え気味な感じがシラノの人間性とよく合っているんですね。秘めた感じが美しいのです。

あー、「モンテクリスト伯」がスイスで開幕したんですね。こちらは爆発系の音楽のようです。演してほしいなぁ

衣装&照明
とりあえず「騎士」のいでたちです。マントです~っ 活動的な長さではありますが、日生の舞台にたくさんのマント騎士が並んで雄たけびあげる場面など、私にはまさに天国・・・?目の保養? ありがとう!
シラノだけ、ちょっと色合いを変えてたりするのがお洒落でした。ふさふさの飾りをつけた帽子も粋です。

ロクサーヌの髪型が面白かったんですが、きっと当時の流行なんだろうと思って納得。朝海さんの衣装は、恋する女のときの白、喪に服している黒が印象的でした。

照明は、影の出し方がカッコいい。シラノが階段上にあがって背中を客席に見せて立つとこは、フォトジェニック!そのままハガキだなっていうキマリ方です。鼻を気にすること以外、シラノの欠点はなさそうよ。
2幕の落ち葉の場面あたりなどは、赤、黄の落ち葉に光があたって、散りつつも光を放つシラノそのもののような場面構成になっていて、こちらもハガキにしてほしい出来。

役者、特にシラノ役:鹿賀丈史。
もーーーー。カッコよくて参りました。鹿賀さんって不思議なふしで歌いますけど、それが鹿賀シラノの語りとしてうまく合うんですよー。最初に演じる強みかも。山盛りのセリフも言葉から生まれてきたかのように、内から湧いてくるように歌ってしまうところもすごい。たまにヨレてるのも、愛嬌だなと思わせる魅力たっぷり。

ヤなヤツ代表のド・ギッシュ綜馬さんの気取りまくって笑われてるという役どころも、ハマってます。浦井クリスチャンの素直そうな立たずまいもぴったりだし。
友人ル・ブレの戸井さん、再演重ねていくともっとキャラの印象が強くなりそうな気もします。光枝さんもぐっと気持ちを集めるのが上手いですよね。で、みなさんお声が素敵で~

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2009.05.18

『シラノ』5/13アフタートークイベント-4 お顔の限界が!

軽部:鼻をつけて大変ですね
浦井:28曲中、20曲が鹿賀さんが歌ってるので・・・
鹿賀:大変!オープニングからずっとシラノのソロが4曲続きます。
1、鼻のこと。2、貴族との闘い 3、ロクサーヌ 4、100人の男たちとの戦い
これで、シラノとはどういう男かを分からせようとしているんです。

軽部:2幕の(鹿賀と浦井の)ガチンコ・・・
浦井:鹿賀さんの背中が切ない。クリスチャンは何も言えなくなっちゃう。
鹿賀さんはシラノの感情を歌に埋め込むのがすごい。
男の心意気を感じながら、死にながら
(クリスチャンが死ぬ場面を話してます)泣いています。

軽部:もっと話を聞きたいですが、鹿賀さんのお顔の限界が! 最後に一言お願いします。
(冒頭で鼻を取りたいと鹿賀さんが仰ったのを受けてですね~)

浦井:残すところ13公演。大阪、広島には行けなくて残念。鹿賀シラノが大好きです、心に刻んで歌って行きたい。

鹿賀:ジーザス・クライスト・スーパースターでデビューして36年。初出演で初主演だった。新たな出発、同じくらいの気持ちでやっています。
なぜなら、シラノは特別なものにきっとなる、しなければいけないと思っているから。
この年になって役に出会って嬉しい、目一杯やりたい。

鹿賀さん、浦井さん、ありがとうございました! 軽部アナも鼻攻撃、良かったですヨ。

梅田芸術劇場のHPに日生での舞台画像が載ってました。コチラ☆

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2009.05.17

『シラノ』5/13アフタートークイベント-3 鼻のヒミツ

軽部:(10公演を過ぎたので)ハプニングは?
鹿賀:今日は声が出なかった。ごめんなさいね。
軽部:そうは思いませんでしたよ。
鹿賀:いつもはもっといいの!(可愛い言い方でした)
軽部:もっといいかもしれないので、また来なさいってことね。

※全然ダメってことは、全くなかったのです。良かったもの。
ですが、鹿賀さんとしてはまだまだ探っているところが多く、ご自身が気になる点が多い日だったのかもしれません。
ちなみに、椅子に座っている鹿賀さんの両足がとてもいい子らしくまっすぐ揃えてあるのが可愛いのでした。

軽部:鼻、ですが・・・ポスターとは違うそうですね。
鹿賀:大きさ、角度、出っ張りを改良した。ポスターはわし鼻でカッコいい感じで(撮影用なので)2時間かかってつけました。
シラノは、キュート、かわいいところもあると思ったので、(舞台用は)上向きのにしてもらいました。(
と、鼻をくいっと上に向かせる。ブヒブヒ。)
軽部:触っていいですか?
鹿賀:抽選で、ってやつじゃないよね??
(観客が触るのか?と聞いてます・・・それも楽しいけど、軽部アナだけです)
軽部:おおー!柔らかい! 右、左、上!(と動かす鹿賀さん
ゴムですか? ヒミツかな?
浦井さんもどうぞ。
(何でだ!軽部~)
浦井:ええ・・・っ いいんですか? じゃ・・・
おお!柔らかい~

浦井くんが横に立ったので、顔を向けて「いいよ」って感じの鹿賀さんでした。相変わらず足がまっすぐ前なので非常に礼儀正しい御様子です。

鹿賀:やらかいでしょ。声を吸い取るのですよ。
聞こえ方が違っちゃうの。つい大きい声を出しちゃう・・・ついつい出しちゃう。
(材質は)分からないですが、ABCと3パナあって、これはAパターン。1番可愛いの。量産できるの!

※3パターンもあるってホントかなぁ? ふざけて仰ったような気もしますがどうでしょ。1番可愛いってのが良いですね。さらに鼻の話題が続きます。

鹿賀:1つの鼻で2公演(くらい)。がびがびになってしまう。15~20ハナ、ストックあります。
軽部:使ったやつはどうなってるの?
鹿賀:分からないけど・・・この鼻を1番見ていないのは、自分で、慣れてない。良く分かっていない。換えるのはスタッフの言うとおりにしています。

※意外と消耗度が激しいシラノの鼻。1パナ=約2公演、です。

もうちょっと続きまーす。

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『シラノ』5/13アフタートークイベント-2 尊敬してます

軽部:クリスチャン、シラノとはオモテウラですが。どんな手ごたえを?
浦井:クリスチャンのシラノへの尊敬と、自分自身が重なります。学ぶべきことがたくさんあります。
「僕がどれだけあなたに憧れているか知っていますか(初めてシラノに会った場面で)」というクリスチャンのセリフのところを、演出家の山田さんに「シラノじゃなく鹿賀さんに言ってみよう」と言われました。
(演技指導ってことで、きっと浦井くんの持っている気持ちを引き出すために言ったのでしょう。クリスチャンはそういう気持ちでシラノに対面したんだよってことですね)

※このやりとりの時、浦井くんへ話が変わったので、一休みって感じでストローを挿してあるペットボトル水から飲もうとする鹿賀さん。
お鼻を指でちょいと上にあげて飲む仕草がおかしくて、場内からくすくすっと笑いが。当然、浦井くんも話を止めてふふっと。
すでに半分を飲んだ鹿賀さんを見て、
軽部:この水の差がどれだけ大変かの差ではないかと・・・ 浦井さんも飲んでくださいね(すすめられるが、マイクを持って話をして、なおかつフタは開けられない様子の浦井くんでしたー)

鹿賀:同じですね。(自分も浦井さんから学んでいるのだ、ということでした)
軽部:浦井さんと初共演ですね
鹿賀:年のことは気にしない。同じ俳優です。アドバイスなんかもない。(むしろ)負けないようにちゃんとやろうと思う。彼がいることで安心する。頼ってきたりしない、そんな人じゃない、大人ですから!(場内、笑い。キャラ的にシラノに頼る役だけど、本人はそうじゃないよって感じでした)

軽部:今までと違うシラノですね、コミカル、笑えるという点が・・・それはクリスチャンが担ってるのでは?
一生懸命で、こっけい。おバカキャラ?どうやってますか?

(そうかなぁ・・・ 私の印象では、クリスチャンは一生懸命にやってればいいけど、シラノのほうがテクで笑わせてると思うよ)
浦井:必死ですよ!! 
(クリスチャンは)「バカだってことがバレてしまう!」と言うのだけど、稽古中に椅子に座る場面で、座ろうとしたらそこに椅子がなくて(見当を外してしまったらしい)座りそこねて・・・床にしりもちをついた。
共演者たちに「バレたね~」と言われてしまいました。

軽部:(笑いながら)楽しいですか?
浦井:楽しいです!

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2009.05.16

『シラノ』5/13アフタートークイベント-1

充実した『シラノ』観劇直後の、主演、鹿賀丈史、浦井健治によるトークイベント。
記憶を頼りに・・・、あくまでも私の記憶なので思い違いなどあるかもしれません。ご了承くださいませ。

場内アナウンスで、「休憩を挟みまして・・・・鹿賀丈史、浦井健治、司会、フジテレビアナウンサー軽部真一・・・」と案内があり、場内笑い。軽部アナの顔が目に浮かぶと何となく笑いたくなるよね。ふふふ。

■まず、軽部挨拶。
□3回しかないトークイベントがあると知って来た方?
少数挙手。あれ~そんなものか。
□知らずに来た方?
多数、おおー。大変ラッキー!

■扮装のまま、鹿賀、浦井登場。拍手!
軽部:さっきまで、シラノを演じていた鹿賀丈史さん、浦井健治さんです!
(鹿賀さんに向かって)いかがですか?

鹿賀:鼻取りたい。日に日に取りたくなっています。
軽部:痒いんですか?
鹿賀:(鼻があるので)声の聴こえ方、出し方が変わってきた。しっかり糊でついているから、普通の自分じゃない気分。
影響はあるだろうと思っていたけれど、思った以上に影響は大きい。

直後、扮装のままということで、いきなり軽部アナは鹿賀さんに「鼻」攻め。とりあえず、「また鼻について聞くことにします」と言って、

軽部:クリスチャン役、浦井健治さんどういう気分?
浦井:自分は2幕で死んじゃうので、その後はお客さんと一緒に涙を流して見てます。観客のようになっています。

軽部:今日で10公演目です。手ごたえはいかがですか?

鹿賀:「シラノ」は良くできた作品、色々上演されてきたものを、ミュージカルにしています。
ブリッカス(台本)、ワイルドホーン(音楽)二人の美しい世界で、これまでと違うと思い、自分なりのシラノが出来るかもと思った。

曲、ホンを読んで名作の持っている深さを、ミュージカルでやる難しさを感じている。
古典であっても、しっかり・・うまく出来たことはない(名作をミュージカル化するときは、ということだったと思いマス)。音楽を入れて表現しきれないことが多い。
しかし、この作品はうまくいっているのではないでしょうか?
(場内から拍手!)

軽部:(台本に)言葉をたくさん入れるように言ったそうですが?
鹿賀:芝居-歌-芝居-歌(レミゼのような作品と違って)となっていて、どちらかだけ良いのはイヤだった。対話形式の歌のとき、言葉を入れるようにと・・・

軽部:(言葉が増えるということで)自分を追い込むことにはなりませんか?
鹿賀:表現できてない苦しさよりも、ずっといい。
(このあたりで、「今日は声が出なかった、大変申し訳なかった、と仰ったような。私がそうかなと思うのはラスト、声が絞られた感じでしたけど、それは劇の状況に合っていて、全然悪くなかったんですよ。
表現できないよりいい、って、きゃーっ カッコ良すぎな鹿賀さんでした!) 

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2009.04.21

『回転木馬』4/16昼-1 1みどりいろのヤツに驚く冒頭

2009/4/16 13:00 S席 『回転木馬』@天王洲銀河劇場

笹本玲奈 浦井健治 坂元健児 はいだしょうこ 
風花舞 安原義人 川崎真世 安奈淳

見る前のイメージは、回転木馬でくるくる回りながら玲奈ちゃんと浦井くんが恋に落ちるんだな、で、不慮の事故で亡くなってしまうけど、二人の愛はつながっているんだろう

見終わった今、全くの妄想ストーリーだったと反省。予想外!の人生劇場でした・・・浦井くんのビリー、時が今ならロクデナシの男だよ。

こんな感じで事前情報ゼロだったので、冒頭の

みどりいろの彼/坂元健児に驚く。

大道芸人・・・でいいのかな。いきなり、側転、バック転しながら登場したのは、サカケンさん?! あれ、でもスノウという役だったよな・・・私の心は千々に乱れる。浦井くんどころじゃないくらいに、サカケン☆ロック・オンになりましたー。びっくり。
びょーんと出てきて、静かな客席のハートをがっちり掴んで行きました!わぁぁ

全身みどりいろタイツ(光沢あり)でやってくれたサカケンさん、ありがとうっ

オーヴァチュア、天上から下ろされた星がきらきら輝いて回転、きれいです。

回転木馬でもあるらしく、浦井ビリーがテンガロンハットを被って登場、きゃーーーっビリーよう!と舞台上の女子も思っているようですが、客席の私もきゃーーーっと脳内で絶叫。何だー、悪い男風なんですか。余裕ありあり、って態度で玲奈ジュリーのハートを独り占めしちゃいましたね。

こういう男はモテるんだよなぁ・・・生活力なさそうだけど、とりあえずモテるんだよ!

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2009.04.20

『Downtown Follies vol.6』3 ブランコ~白いブランコ~♪

9、コーラス・グループ・メドレー
♪ドゥワップ・コーラス 
♪ミスター・サマー・タイム(サーカス)
♪君の瞳に恋してる(ボーイズ・タウン・ギャング)

♪白いブランコ(ビリー・バンバン)
玉野&吉野。ボードの薄っぺらいギターをしずしずと抱えて、「君は覚えているかしらぁ~白いブランコ~ブランコ~♪」と歌います。当然、私は圭吾さんの「ブランコ~」に夢中で聞き入ってました。見つめあう二人の姿、最高だぁ
♪恋のバカンス(ザ・ピーナッツ)
♪女の道(ぴんから兄弟)
♪或る日突然(トワ・エ・モア)

♪Stop in the Name of Love(シュープリームス)
背のすらりとした美人がいるわー、ドレスがお似合いよう。
♪ニホンノミカタ(矢島美容室)
歌穂さん、もりもり髪の毛を盛ってます!遠くから来てきますーっ 
♪泣かないで(羞恥心)
羞恥心よりも、歌がうまい皆様が歌うとどうなるか。あーーー、歌がつまらなく聴こえる!という発見もしつつ。宴会芸のような雰囲気になりましたぁ
♪トップ・オブ・ザ・ワールド(カーペンターズ)
リチャード(ピアノ)役もちゃんといます。さらに、ちゃんと音符にあった指の動きが可笑しかったです。ナイス圭吾。
♪ポリリズム(Perfume)
妙な動きもやってくれました。カクカク。
♪ダンシング・クイーン(アバ)
おお、4名でぴったりなんだな。マンマ・ミーア!を思い出す豪華な並び。

10、タップ:拾われたカーネル・サンダースと赤い靴
転がってるのに、誰にでも分かる・・・それがカーネルおじさん=玉野さん。
歌穂さんの小学生くんが(のりおくん風)赤い靴を履かせると、踊り続けちゃうらしい。プラスチックの人形のまま、タップですよー。すごーい! 灰色カーネルおじさんが、靴の魔力でどんどん踊らされちゃってました。うまいっ

11、教養講座:幻覚と妄想ー失われた正気
きっちり女教師スーツ(膝下スカートにきっちりヘア)の歌穂さんが、幻覚と妄想について語ります。患者役してるのは、残りの3人。爆発ヘア~
オチは歌穂さんのほうが妄想患者、でした。「家に帰ると石川遼くんがおかえりって言う」妄想、私も仲間に入ろうかなー。遼くん、お姉さんに好かれる笑顔だよね。可愛い僕。

12、舞踏:どこかの国のどこかの人
♪パリのアメリカ人
タイツ!黒いレオタードで4名様が登場。女性たちはスカートも。
あのー、ものすごくステキに踊ってくださっているのに、私といえば「出たなまたまたレオタード・・・」と呟きかけ、耳の穴あたりから邪念オーラがもわもわんと出そうです。
♪バルセロナの韓国人
某ヨン様ー(圭吾さん!)。
バルセローナの情熱的な女性(歌穂さん)にあたふたして、雪だるまをを作って落ち着こうとしているかのよう。ふふふ、かーわいいー! ひらひらするマフラーとかさー、本日のキュートお勧めはコチラってくらいに可愛い圭吾さんでした。私のいた席のほうへ去っていくときの美しい動きもステキだからぁ~
♪モスクワのイタリア人
コサックを踊りだしちゃう無骨そうなロシアン玉野さん・・・、ですが、ソフィア・ローレンな香寿さんはすらりとベージュの衣装が素敵でした。うっとりきれい!
♪リオの日本人
あら・・・ここは記憶が残ってません。しくしく。もう、私の記憶領域は圭吾さん@ヨン様で使い果たしてたんすね。

13、演奏:キャンタロープ・アイランド
2時間以上、休憩なし。かなり肩で息をする気分です。笑いすぎてるし、歌も踊りも素晴らしいくせに、アホアホコントてんこ盛りで、私の一日の幸せ許容量は振り切れちゃってましたねぇ・・・
そこへ追い討ちをかける、演奏・・・ ヴァイオリンがカッコいいのよう

14、ヴォーカル:ザ・ウェイ・ウィー・アー
そこへ、赤紫スパンコールキラキラのドレスをまとった島田歌穂さん。バーバラ・ストライサンドの名曲を、あんなことやこんなことをした後とは思えない落ち着き払ったお声で歌ってくれました。凄すぎる。コントも歌も、演技も出来るんですからっ

15、フィナーレ
♪いい仲間(NEIGHBORHOOD)               
♪これでおしまい(We’re in the Money=The Gold Digger’s Song)
♪グッバイ(Goodbye)
ほんとにこれでお終い~ 楽しかったよう!ほとんど出ずっぱりの4名に熱き拍手を送ってさようならです。
アンコールの拍手もネタのうちなんですが、ブラインドの後ろでじいっとしてるのが可愛かったですよ。うぷぷ。

私が見た回は、おとなしめな反応の客席でした。と、思います。見とれてる雰囲気は強かったような?
あと、席がステージの真横に当たるあたりだったのが残念。お芝居系だと気にならないんですが、ショウアップされたものだと、正面へのアピールが多いので迫力が落ちる感じです。次回は正面だといいなぁ 

初参加だった香寿さんの魅力満載だったのが、とにかく収穫。
それから、久しぶりの圭吾さん。カッコ良すぎですもん。ノースリーブの衣装のとき、肩のうごきや腕のきれいさを穴が空くほど見つめさせていただきましたっ 

そうそう、今回も通路側の席だったけど、ほとんどキャストは通らないので、かほりチェックは出来ず。
※前に圭吾さんが素晴らしく良いかほりだったので、それ以来気になって仕方ないんです! くんくん。 

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2009.04.19

『Downtown Follies vol.6』2 タカラヅカ☆

5、ミュージカル『実録・南太平洋』
香寿さんのデフォルメ気味のタカラヅカ☆男役のカッコ良さにめろめろ。さっきまでキュートに歌ってらしたのに! はー・・・これが宝塚の力ねー。カッコいい。目線の投げ方やら足の組み方、「型」ですねぇ 開演前のご挨拶もしてくれて、ミニ宝塚劇場?

良く評論で見かけるけど、まさにジャニーズのカッコよさと同じカテゴリだなと、見て確認できました。カッコいい、男でも女でもなくて。
漫画でしかいなさそうな完璧なカッコよさなんですね。それが魅力。

いやもう、はっと恋に落ちて胸をふるわす香寿さん、うははは! 面白すぎです! 荷物をがっと肩に掛けたり、歩くだけなのに、雰囲気でまくってて、何だかもうすごいよ!でした。

さらに歌穂さんが金持ち風の農園主、それからムームーみたいな格好の玉野さん「エミーーール!」と、20歳じゃなくて、圭吾は38歳♪ちゃんが、ニューハーフ役です。
やしの木ごしに香寿さんを見つめる姿、オトメですよー! か・わ・い・い!
良くいくエスニック料理のお店にいるある女子(女装男子)に良く似てて、びびりました・・・こういう感じの人ってけっこういそうだ

最後には、男装女子(島田&香寿)と女装男子(玉野&吉野)がうまくカップルになってめでたし・・・めでたし。ぐるっと回ってズレで着地って感じのカップリングですよね。ふふ。

スケッチ:妻殺しは成功したためしがない
ヒッチコック風のサスペンス寸劇。
香寿さんが玉野さんの愛人で、歌穂さんが妻。妻殺しをするが・・・別荘から遺体を車に乗せて出た山道で、圭吾さん扮する警官に呼び止められるというもの。

警官の格好してるの見ると、「フル・モンティ」よ再び!と鼻血出る勢いでしたけど、今回は全然脱がないんでした。なぜ、こんなにもガッカリ?私。おおう、残念だよう。7月まで取っておくのか・・・(『TDV』でね~♪)
アメリカの白バイ警官の格好の圭吾さん、無表情に背後からコツコツやってくるだけで、脱がずともお色気がにじみ出ちゃって大変っす。フゴー。
玉野さん、落語のご隠居さんも似合ってたけど、普通の人らしく振舞うのがとても自然で良いなぁ 

7、有名姉妹が開くお客さま誕生パーティ
『DTF』恒例のお誕生パーティ。当日、もしくは当月お誕生日の方は入り口で申告しておくと、お祝いしてもらえます! 私は冬生まれなので毎回お祝いしてもらえなくてガッカリでっす。

胸もお尻も大増量して登場の島田&香寿の両名、お美しい!

ちょうと前の席の女性が、お誕生日そのものだったらしく、某叶姉妹の増量済みのたわわな胸の谷間むぎゅむぎゅ☆でお祝いしてもらってましたー。いいなぁ
ハッピーバースデイ♪のセクスィ歌唱法もレクチャーしていただきましたが・・・歌穂さんのようにセクスィに歌うのは照れますってー。vol.・6(セックス!)きゃー

8、タンゴ「パリス・バイ・ナイト」
香寿&吉野。脳の片隅ではさきほどのセクシー警官☆圭吾がチラついてましたが、今度は抑えの効いたタンゴです。圭吾さんのシャツと香寿さんのドレス、同じ青い生地で。
香寿さんのキャラのお陰か、熱いタンゴじゃなくって、情熱は奥底に秘めた冷静なタンゴでした。ちょっと、ひと息つけた・・・

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2009.04.17

『Downtown Follies vol.6』1 ウワァーオワオワオ♪

4/15 19:00@青山円形劇場

1、序曲
通路側に座っていた私の横を、颯爽と燕尾服の歌穂さんが駆け抜けていき、『DTF』スタートしましたー。
拝見するたびに驚くんですが、小柄なのに迫力がある・・・ きゅっと詰まってます。いいなぁ

2、オープニング
Doin' the Production Code にそって、上半身の動き、振り付けは和風かな? 足元はタップダンスで、セリフは狂言のような感じです。裸も、腰の動きも、下品なのはナシ!ですね・・・
1年ぶりの圭吾さんのお姿に、うははと口元が緩んでいたような気がします。
(『レベッカ』以来ですよ! あの時は、ステキだけど憎まれ役だったので拍手もファヴェール、には送れなかった

3、服部+笠置メドレー
東京ブギウギ、買い物ブギは知ってました。が、「ジャンブル・ブギ」のワーオワオワオ♪に驚く。真正面からジャングルですねぇ 自分のこと雌豹って言って歌ってました。おおー。
歌穂さん香寿さんのお二人が可愛いのなんの。歌えて可愛いって無敵だ。

4、立体落語『後生鰻』
上手側に「金髪豚野郎ではありません」の金髪かつらの歌穂さん。落語家のカッコしてお座布団に座って、『後生鰻』を始めました。

圭吾さん、ここでうなぎ屋の主人役。着物の下のおみ足が!美しい・・・
そして、玉野さんのご隠居役があまりに似合ってておかしかったんですよー。玉野さんの老け役はどうしてこうもハマっちゃうのかしら? よたよた歩いてくるだけでおかしいんだもん。
香寿さんの背負ってる赤ん坊(キューピー人形)、最後は「良い功徳をした・・・」と玉野ご隠居に軽快に川に放られちゃいました。

つきは、香寿さん男役で登場~

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2008.12.30

2008年観劇総括

今年の傾向をここでまとめてみましょう。

1、2月なし。
3月
『ベガーズ・オペラ』26日(夜)、27日(昼)、28日(昼)
4月
『レベッカ』15日マチソワ、16日(夜)、17日(昼)
5月なし。
6月
『レベッカ』27日(昼)、28日(昼)
7、8月なし。
9月
『Les Miserables』
@London
『Chicago』
@London
10月
『ミス・サイゴン』9日(夜)
『55Steps』10日(夜)
 11日(土)はスタパでフィーバーでした・・・飛行機乗り遅れ事件発生。
11月
『ジーザス・クライスト=スーパースター』6日(夜)@札幌
『エリザベート』11日(昼)、12日(昼)
12月
『ラ・カージュ・オ・フォール』11日(夜)
『エリザベート』9日(昼)、10日(昼)、11日(昼)、13日(昼)

観劇せず、つまり上京しなかったも6ヶ月。半分でした。

08年は最高に高い飛行機代、最高に高いポンドの時期にロンドンに飛んでったので、お財布が軽くなりましたけど、観劇にはけっこう地味目な出費だったような

バリエーションに乏しい観劇となりました。さみしいのう。
大きな要因は、私が観劇のスケジュール管理しなかったからなんですよねぇ~反省です。

何はともあれ、祐一郎にj確実に会わねばと思い、初日・千秋楽といった人気のある日程を外しました。そのお陰か、座席はどの公演でもわりに良かったですね。

でも、来年はもうちょっとうまく予定を組みたいところです。

今年は祐一郎さんの『篤姫』ご出演で、会えない期間も何とか元気に過ごせました。

祐一郎さん中心に私の予定は動いている・・・。ソワレを見てから飛行機に乗れるなら、選択肢も広がるんだけどな! 昔は深夜便ってあったのにー。

4月に『回転木馬』『ダウンタウン・フォーリーズ』で行けたらいいなぁと思ってますが、まだ予定が立てられませぬ。4月って動きにくいのよん。

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2008.12.16

12月のエリザ観劇、感激。

12/9、10、11、13の昼公演を見てきました。

カワイイバッグも、素敵な靴も買えちゃうわね・・・それ以上の価値があると思うから見ちゃうんですけど、5枚のチケットの半券を見てると「アタシばかよねー♪」と歌うのが正解なんでしょう。

11月に感じたノリノリ閣下の雰囲気より、ちょっとおとなしめ、かな。
長い公演を乗り切るためにも、調整しつつ、と思っているのかどうなのか? どの回も、1幕の出だしはあら?大人しいの?と思わせておいて、徐々にテンション上がっていくという流れでした。結局、楽しくて元気になってきちゃうんじゃないかなぁと勝手に想像。いい人だ(と想像)。

13日(カード会社貸切公演)は、おお!というくらい、はじめからノリノリ閣下で、嬉しかったですー。カラダ全体で音に乗っている御様子。

最後のダンス」でシシィの真後ろに立って、大音響でお歌いに!最後に勝つのはこの俺さ・・・のとこだったかな、両手をずごごーっと持ち上げていくトコですね。
祐一郎さんの大きなカラダ全体で音を出すかのように、動いてて、私は泡吹くかと思いました!危なかったっす。ワナワナ震えちゃいましたよー!
思い出すだけで、脳の真ん中というか、カラダの芯が震えているような気になる。

歌い終わった後の、俺はやったぜ!歌ったぜ!と言いたげなローブの裾バッサバッサのパフォーマンスも、相当にチャーミングな閣下ですよん。シシィに歌ったはずだけど、そんな俺に酔いしれた、俺♪って感じです。さすが閣下!

涼風シシィはさらに進化しまくっていて、ますます感情移入できちゃう?!シシィでした。ルドルフとの最後のやりとりから、死んだ後の嘆きのあたりも、胃が締め付けられるような嘆きっぷり。亡き父との対話場面での「努力したわ」の重さに今頃納得したりね。涼風シシィは私のしらないところで、努力したに違いないのでした。

「私が踊る時」の丁々発止な雰囲気、好きですねー。いけいけなシシィvs.鼻で笑ってる閣下。がっぷり四つに組みました!
そうそう、つかの間の女王~今だけさぁ~♪(ルキーニ)も好きなフレーズ。ルキーニもいけいけになってて音楽は楽しい。

それから、お初だった朝海ひかるシシィ。まぁ・・・・お美しい!人形のように♪ってそのまんまだ。歌唱力っていうよりも、歌いながら感情表現することが、まだまだのようです。比較相手が涼風さんなので、厳しいですけどね。

舞台に立つ、演じるってことを思うのに一杯で、きっとシシィその人になる、という風にはなっていなんですね。演じている感が強いのでした。トート閣下ともぶつかり合って作っているっていうよりー、閣下は朝海シシィに合わせている風です。あくまで雰囲気ですが。

今年最後の思い出し劇場、しばらく続く。

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『ラ・カージュ・オ・フォール』 2 アクロバティック☆な美女たち

プログラムを見てはみたものの、お1人ずつはっきり区別しにくかったのが残念~

■真島茂樹、ハンブルグのハンナ!
いやぁ・・・素晴らしいダンサーでした。振り付けも担当しているけど、真島さんのキレ味抜群のダンスが目に焼きついてますよー。くるくるっとターンする動きがキレイです。

しかし猛獣、ハンナ! 初演時からこの役だそうで、もう、板につきまくりっす。初演のとき、ムチの練習のために夜の公演で振り回してたらおまわりさんに連れて行かれたことまであるそうな。おおー。
刺激的な衣装は豹柄かしら?前はハイレグ、うしろはほとんど紐(Tバックといえばいいのか)?状態、のレオタードを着て、ムチをばしばし振り回して凶暴でした。セリフっていうより叫び声が・・ステージ上でこだましていたっけ。

■新納慎也、シャンタル
新納さんは美声を披露する役どころでした。う・つ・く・し・い! その声、どこから出したのかなぁ 男の地声と天を震わす高音を交互に出すのって喉が大変そうな気がしますが、新納さん軽くやってらっしゃった印象。
若いこともあって、羽やスパンコールで飾られた衣装を華やかに着こなしてます。

■水野栄治さん
「ベガーズ・オペラ」くすね屋ネッドを演じてらした方だわ、と水野さんは一生懸命に見分けたいと思って見てました。しかし割りとすぐ見失っていた・・・私。

で、その水野さんはじめカジェルたちの能力が激しく発揮されるのが、「カンカン」を含む1幕ふたつめのレビュー場面です。

もー、びっくり。(そもそもカンカンってものの定番が分かってないんですけど・・・ゴメン
バック転、側転、勢いよく前後開脚(これはフレンチ・カンカンでも見たことあるー)。などなど。

見ている私までもが息つくまもなく、ガンガン攻めまくりのダンスシーンでした。妖艶に2階建ての鉄骨から出てきたかと思ったら、あっという間にヒューヒュー叫びながら、次から次にくるくるくるーっと回ったり側転したりー。どうなってるの?
劇場内はどんどんコーフン度が増して、熱気を帯びてくるのが分かりましたねー。

プロってこういうことかー、と。ザザ&ジョルジュたちのセリフや歌も、ダンサーたちのショウアップされた動きや表情も、指揮の井村さん(すごく手の動きが大きくて見ていて気持ちが良かったです)とオケ、照明・・・とにかく作り手のレベルが高いって、それだけで感動します。はぁぁ

そうそう、カジェルたちの美脚っぷりに嫉妬ー。
間近で見たら「男らしい足」なのかもしれませんが、2階席から見ていると、ほんっとうに美脚ぞろいのおねえさまたちでした。
おしりからもものふくらみが少ない分、かえってIのラインになってすっきり見えるからかしら?

オトコらしい踊りだって!
面白い~というのが、2幕。愛する息子ジャン=ミシェルのためにパーティに出席したいアルバン。ならばおじさんとしてなら、と言われ女性らしい仕草じゃなく、シュワルツェネッガー風のオトコ!ならなくちゃとジョルジュに指導される楽しい場面。や、本人たちは大変なんですが見てるほうは楽しいですよね。

街にいる港の男たちの、これでもかこれでもかのオトコらしい動きが続くダンス場面。うーむ、さっきまでセクシーでゴージャスな衣装で踊ってたのに、Tシャツにパンツ、という格好でこれ踊ってるのってスゴイな。どちらも無理なくやってしまわないといけないんだよね。
こんなに筋肉質で足だって特別長くもない(あああ、ゴメンなさい)皆様だったの?!とびっくりしました。役者さんたちってすごすぎます!

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2008.12.14

『ラ・カージュ・オ・フォール』 1 市村&鹿賀コンビ

12/11 18:30~@日生劇場

ザザことアルバン:市村正親 ジョルジュ:鹿賀丈史
ジャン・ミッシェル/山崎育三郎 
ジャクリーヌ:香寿たつき
シャンタル:新納慎也 ハンナ:真島茂樹
ダンドン議員:今井清隆 ダンドン夫人:森公美子 アンヌ/島谷ひとみ

市村ザザ、ラスト!ということもあり(評判だけは聞いていたので機会があればラ・カージュは見たかったんです)観てきましたー。
映画『バードケージ』でお話は分かっているものの、アメリカンな映画の雰囲気とはまた違って、情の部分が素敵にきらめく東宝版って感じでした。想像以上に楽しくて~、東宝には舞台DVD化かせめてCD化を!とお願いしたい。

■歌姫、地中海の真珠!

劇場に入ると、La Cage aux follesの電飾が点ってまして、いい雰囲気。
オープニング曲に続いて、キラキラ☆スパンコールできらめくジャケットを着た鹿賀さんが「ようこそ!」とご挨拶。おおー、冒頭からすっかりラ・カージュの観客席にいるかのようにワクワクします。

ますはカジェル(ラ・カージュの女装のオトコの踊り子)たちが、抑え目の曲に乗ってひとりひとり舞台へ。いやーん、カラフルでひらひらの衣装がたまりません。背中を向けながら出てきて、くるっと客席にカラダを向けるので、やっぱりオペラでチェックしなきゃね~とお1人ずつコテコテメイクなどを拝見いたしました。メイクだけでも重そうよー。

完璧女っぽいのか、それども男っぽいのか・・・と思っていたのですが、どちらでもなく、両方の魅力があふれるカジェルたちの大ファンになりました。

■「マスカラ」 
塗るわ、マスカラたっぷりと♪ マスカラさえあれば元気になれる!と言いながらおばちゃんだったアルバンが、夜の蝶、皆の視線を集める歌姫ザザに変身していきます。

舞台中央にザザの座るドレッサーだけがぽっと明るい。花の盛りが過ぎたような・・・アルバンだけど、メイクとドレスとふわふわの羽を持って歌いだすと、すっかり魅了されてしまうオーラが!

普段は、痒くなるので滅多にマスカラやアイシャドウは付けない私なんですが、でもマスカラで気分が上がるっていうのは分かります~ 女なら、そうですよね♪

■鹿賀ジョルジュのエレガンス、
市村さんがひとりスポットライトを浴びるのではなく、ジョルジュとアルバンの二人がお互いを思いやり、光を当て合う絆がとても麗しいのでした。

砂に刻む歌」では、20年も付き合って(夫婦ということですね)いるけれど、僕の心は20年前と変わらず君を思っているんだよ、という鹿賀さんの甘い歌にアルバンのみならず、私もめろめろ。ハミングっぽくDaDaDaDa~♪と歌うだけでも、ぽわわーんでした。
このように甘い曲を嫌味なく、チャーミングに歌える方はそうはいないでしょう。しかも、スーツが恐ろしいばかりにエレガントでキマっているんですねぇ・・・ぽわーん。

息子に結婚したいアンヌちゃんの両親が堅物議員だから、あの彼=アルバンは、どこかへ隠しておいてよ、と言われたときの鹿賀さんの「見てごらん」は、じわじわと心に訴える切ないお歌でした。息子もかわいい、でも、アルバンを傷つけたくないジョルジュの訴えでした。ここでガミガミ怒らずに、君を誰より愛してくれたのは誰?と問いかけるのって、オトナですね。息子自身自信に気づかせようという親心だなぁ

■市村アルバンの健気さ
アルバン/ザザは、舞台に立てば緩急自在の歌で魅了。誰よりもゴージャスな衣装も必見です!

ピンクの羽がひらひらと豪華なドレス。次は総スパンコールの深い青色のマーメイドドレス。20キロもあるのよう~とお話してましたが、ホントかしら?
女装というより、ゴージャスな歌手がいるという感じでしたねー。たぶん、もっと女っぽく演じることも出来るんでしょうけれど、あくまでも女性らしく振舞う人、というところで抑えてるのがいやらしくなくて良いなぁと思いました。

そう思って見てると、まさにその気持ちが歌になったようなのが「ありのままの私」。
I am what I am♪ ゲイのアルバンがこの場面で歌うことで、さらに意味が深く大きく聴こえる名曲。
曲自体は知っていたけれど、ここでこういう美しい衣装を着て、最初は静かに歌い始める曲だったとは知らず。胸に感動の嵐!歌い終わって、これまた静かに舞台から去っていく姿にも、じーんと来ちゃいます・・・
くねくね頼りなさそうにしてるアルバンだけど、実は思慮深くて頑張り屋さんで、素敵すぎるママですよ!

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2008.12.07

『エリザベート』11/11-12 12 待っていたぁ~

■皇后の勝利
コンコン扉を叩いて聖職者や軍人らを呼び出す皇太后様。
ゾフィー様のお怒りは、やはり最愛の息子が取られたってことなんですね。政治がどうのというのももちろん考えているんでしょうけれど、結局、息子を嫁に取られた!ことの恨みー。

だからって、売春婦をあてがうというのがあまりにびっくりな展開です。シシィのフランツへの影響力や絆を邪魔しようとしたにしても、そりゃあんまり!

■マダム・ヴォルフのコレクション
一緒に観に行った友人Pちゃん、『レベッカ』での役と違いすぎて驚いてました。私はこちらのほうが伊東弘美さん初観劇だったので、ビー役のほうが新鮮でした。

ムチをばしばし鳴らすの、効果音入れたんですね。いつの年か忘れたけど、ぺチン、としか鳴らない日もあって、今日は鳴るかなぁとどきどきして観てたんです。これで安心? でも私は本当にべしべし鳴らしてほしい。

マデレーネは柏木ナオミさんだと思うんですが、美脚にマイッタ。ほっそりだけど華奢でもなくて、魅惑の娼婦でした! 羨ましい。

■落下
ここのシシィの運動スタイルが好き。袖がふんわりしてて、ウエストがきゅっとなってて。男役の頃はこんな感じ?と思う素敵衣装です。

ふらついてるのに運動しようとするシシィ・・・・意思が強いのか、自己愛が激しいのか、完璧主義者なのか(小さな頃は完璧主義ってほどな感じはなかったですね)。
倒れたら、ドクトル。ドクトル、とすでに私の両頬は緩んでおります。ムフ。

■微熱
うーん、扉に対してドクトルのシルエットが大きいのう!お帽子もマントもおしゃれです。
もし私がトート閣下だったら、医者の振りして近づくなんて、いかがわしくて楽しくなってしまうだろうな・・・。なので閣下も非常にわくわくしてるはずだ。
もったいぶって脈を取ってみたりさー、悪いコですよ。まったく。

カウチに横たわっているシシィのすぐそばに、そっと腰を下ろすあたり、もぞもぞしませんか~? 私はもぞもぞと・・・真正面から来られるよりドキドキします。我が友Pちゃんも、ここでさらにテンションがあがったとか。
客席にカラダを斜めにしてる感じも良いのかしら? 状況にコーフンしてるんだろうか? シシィが気づいていないことに、ドキドキなのか?

■第四の諍い、最後のチャンス
あれ・・・各シーンのタイトル書いてていまびっくりしました。「諍い」ってずっと皇帝陛下とシシシィの話だと思ってましたけど。とにかく「諍い」なら相手は関係なかったのねー。あら。

待ぁっていたぁ!エリザベェイート!
本当に心底嬉しそうで楽しそうな「まぁっていたぁぁ!」が聞けました。羽織っていたコートをぐるんぐるん回してから放り投げ、ずんずんとシシィに向かって突進。
今こそー出かけよう黄泉の国へ お前の愛する俺と二人で♪
↑この短い歓びの言葉に、どれだけ閣下が世間ばなれしたお考えを持っているかが分かりますねぇ
黄泉の国ってお出かけする場所だったんですよ、ピクニックみたいにー。
あ、お前の愛する俺、っていうのは「命を絶ちます!」て言うのを聞いて、舞い上がって言った言葉ですよね。キリスト教では命を絶ったら地獄行きだから、ここは閣下に連れて行ってもらうのが良さそう♪

そんな有頂天な閣下が楽しい場面。うきうきでずんずんでシシィに迫る祐一郎さんの背中が堪りませんっ 楽しすぎてへらへら笑いながら見守ってましたわ。嬉しそうで、私も嬉しい!です。

涼風さんの「私自由になれる!」と歌うときの動き、とてもオトコらしくてカッコいいです。ロック魂注入みたいに感じました。

誤魔化すなよお前はあいつを愛しちゃいない お前が求めるのはこの俺だ!
さらに「俺だ!」とたたみ掛ける閣下の猛攻に負けず、シシィは全身で拒否。まっすぐに腕を扉に向けて伸ばし、帰るように閣下に指示です。強い。
まだダメかよ、手ごわいぜい、とでも思ったでしょうかー、閣下はわずかの間、そんなシシィを見つめてから指差された扉からお帰りになったのでした。大変素直な去り方だったな。

悔しいって感じはないですねー。あ、またダメか。楽しかったのに、ってくらいに感じましたヨ。まぁ、少々背中に哀愁が漂いがちかもしれませんが。

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2008.12.05

『エリザベート』11/11-12 11 その手!

■ママ、何処なの?
確か11日の公演のとき、ちびルドが巨大本の上で立ってる後半の場面で、閣下はものすごい勢いではっし!とちびルドの手か腕を掴んだのです。たぶん、ぐらついたんでしょう。
掴んだまま、ちびルドちゃんをじいっと見つめながら大丈夫だねってとこまで側にいてあげて、ゆっくりと手を離して闇の中へ去っていかれました。

いやーーーっ 小学3年生のコにまで嫉妬しそうでしたよう ぎらぎらの嫉妬ではなかったけどー、あら、あら!って感じでした。君が羨ましいぞぅ~っ

帰り道、あの素早い動きが印象深くて、とっさに頼りになる男はいいなと胸に刻みました。あの本の上で立ち上がってるとこ、前の公演時は最初から手を添えたりしたこともあったっけ。後ろで座って待機のTDたちも、落下時要員かなとも思います。

ところで、孤独なちびルドがママへの思慕を募らせる横で、お友達・トート閣下は剣を彼の首もどに向けてみたり。この子はまだ命をとらないほうがいいなぁとか思ってるらしい、ちょこっと考え中の顔だったりします。どんな気持ちなのかが分からないような、適当に遊んでるような表情ですねー。ここでも余裕の閣下ぶりを発揮してくれてました。

■精神病院、魂の自由
これまで政治的なシシィの面は出てこなかった(パレードはありますけれど、手を振るだけだ)ので、やや唐突感もあるしで・・・この場面、これまでの私なら、どんどんラストに近づいてて嫌だなぁと思うポイントっていうのが強かったです。

もう、何だか涼風さんの惹きつける力って半端じゃないなぁと思うばかりです。
あなたのほうが自由」と歌う心を思うと、わがままな一面もあるにせよ、シシィなりに耐えたり考えたりして成長してきたのだよね、と応援した気分になるんでした。
ひとつ前の場面ではルドルフ放置してたのに!なのに、シシィなりに頑張ってきたはず、と思わせられちゃいましたね。

それから、ここは河合篤子さんのお声が聴けるのも楽しみでした。お美しい。傘バトルの場面も前より動きがよくなったようですね。

皇后エリザベート♪」というのも、いいやアタシが皇后だから!と訂正してるだけのように思っていた自分を恥じましたよ!ゴメンナサイ。
つまりは、「皇后エリザベート」である自分が、今までどういう日々を送ってきたのか、その重さを知り尽くしているからこそ、それをずっと背負ってきたのはこの私、と言ってるんですねぇ 深い場面だったのに、ラストが近づく寂しさばっかり思っていたとは!ばかでしたよ。

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2008.12.02

『エリザベート』11/11-12 10 災いの種はお前自らがまいたのだ

ちょっとねじを巻かないと。次の観劇が来ちゃう

■キッチュ、カテドラル
ルキーニ高嶋お兄さんの変化も見逃せない2008エリザとなってまして、狂言回しの部分はしっかりと引きつけて、他の役者さんたちやオケとの間もしっかり取ってます。しかも、ご自分のお歌のパートとなれば、いい声が出るんです。
私は高嶋政宏さん、というとオルレアンかルキーニか、いいとこピーチャム(ベガーズオペラ)という位で「歌」よりも「セリフ」なイメージが強いし、そのセリフもテンションがおかしい・・・というイメージ。
今回は、セリフも歌もうまい! 気負い感がないけれども、緊張感があって、集中してます。慣れてきた、その先に進んでいる感じというのでしょうか。

■エーヤン
きゃーーーーっ コスプレイヤー閣下、御者バージョンです。もこもこファーがついた上着が活動的。1幕に引き続き、余裕あり気な表情で「あ、いい気になってるよねぇ・・・今のうちだけだぜ!」、上手からご登場~♪ 金髪と茶系の衣装がいい感じだなぁと思うんですが。どう?

災いの種は お前自らが蒔いたのだ!
もう誰にも歯車を止められやしないさ!

↑すごく好きなトコなので書いてみた。字数が多いですよね。舌も噛みそうだけど、当然のことですが閣下は一度も噛みません。ふふ。
たたみ掛けるようなメロディと、歌詞。最後の「止められやしない さぁ~」のさぁ~で、いつもバッタンと倒れてます。座席に座り続けているのが奇跡だというほどに、頭のなかは真っ白ですよ! キターッ!とか?そんな気分です。
そして、何故だか私ったら、ついつい笑顔になってしまうんです・・・・息子を見守る母ってほどじゃないなぁ、近いけど、ちょっと違うような。ついつい笑顔って、つまり嬉しすぎ?

ところで「お前自らが」ってどのあたりかなぁと思いつつ、何だかはっきり分かりません。皇后になったことでしょうか、息子の教育を人任せにしちゃうことでしょうか、閣下を選ばないその態度でしょうか?

今だけだぁ~とさらにたたみ掛けるルキーニの歌声も、明るいメロディにだまされそうですが残酷です。華やかになるほどに、シシィは大事なものを失いつつあるのですよ。

■私が踊る時
全く、2幕は怒涛の展開(話がというんじゃなくて、見所いっぱいってことね)で、心臓がコーフンで疲労困憊してしまうな。
「私が踊る時」、御者のフリしてる閣下に気づいたシシィの顔がたまりませんよ!「勝ったのね!」って! 自信に満ちたシシィと、ますますそんな彼女を手に入れたくなった閣下のデュエットです~っ

掛け合いで進むデュエットの面白さと、歌詞の面白さ。
飛ぶがいい/飛ぶわ/鴎よ/私/嵐の夜もそばにいよう・・・
こんなに愛されていながら、「命果てるせつなも一人舞う」とは。もったいない。ああもったいない。嵐の夜もそばにいるのかぁ(死にそうだから?)~いいなぁ
邪魔しないで!」とかさ。仕事中にヘンな人を見かけたときにも使えますよー。手袋を嵌めた手で振り払うと尚良し。

そんなに強く拒んでみせても いつか俺を求める
手を取って俺と踊るんだ俺が望むままに好きな音楽で

↑でへー。ケンカ越しのような二人ですが、閣下の強気な愛の言葉はさらに自信に満ち満ちておるのでした。

シシィがいつ「死=トート閣下」というものを認めたのか。この場面が「死」を認めたところなんじゃないかしらと思います。
けんか越し、というか会話を成立してる(お互い言うだけ言っててかみ合ってるワケじゃないですけどね)のは、認めたから。その上でまだ自分には無関係なはずだ、と振り払ってます。
いつかの死の際であっても、すべて思うままにする、と思い上がっているんです。シシィが「誰でもよかったんだ!」というルキーニに暗殺されることを思うと、思い上がっちゃだめよぅ~と哀しくなるわ。

馬車の上で面白い腕の運動する閣下、カッコよいです! 御者にあんなに見詰められたらどうしますかー。馬車から落ちるでしょう・・・
いつの間にか、舞台は二人きり(そっと去っていく皇帝陛下が寂しい)
仁王立ちで、勇ましく美しくたくましくなったシシィと歌う閣下の姿、声、ともに眩しくて、私はどちらを見ればいいのか迷ってしまうしで、大変です。あんな風に立ってるだけで素敵な人になってみたいよ・・・まず背を伸ばす・・・・か。

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2008.11.29

『エリザベート』11/11-12 9 ミルク風呂に入ってるぅ

■ミルク
牛乳売りの格好のルキーニお兄ちゃん、ますます売るものはないんだよう~という声でやってきましたねー。それしかないのに、ミィ~ルク!って売っちゃだめよ。

ミルク入れの缶が床を叩く音、久しぶりー! 群舞ってそれだけでテンションが上がるんですけど、ここはさらに燃えます。下半身に効きそうな動きだなぁ
俺たちが腹空かしひもじい時に・・♪ それは、誰? 皇后!
 市民とルキーニの掛け合いによる歌、テンポが良くていいんですよねー。おお、シシィ、ピンチピンチ。牛乳風呂に入ってる場合じゃないかもよ。

少し遅れてこっそりミルク!に参加してる浦井くん・・・は遠くにチラチラ見えました。冒頭のボロボロ姿以来、久しぶりの浦井くん登場、俺たちを見捨てると復讐するぞ!♪しかしうつむき加減なのでお顔はほとんど見えません。
12日は間近に春風さんの勇ましいダンス姿を堪能。あの踊りのキレは素晴らしすぎますっ

ジャケットの裾がハラリと動くのにヨワイので、ここでのルキーニのターンには毎度楽しませてもらっており。ヒラヒラリ~
最後のあああー♪の大合唱も燃えます!一緒に拳を天に突き上げたい!

■皇后の務め(エステ)
と、市民がわずかなミルクを求めて不満を溜めている間、皇后は皇后で自分の外見磨きに余念がない。
メイドさんたちの様子を見ると、もしや100%ミルク風呂に入るおつもり?! それは・・・あまりに乳臭いのではないかと心配です。でもたっぷり持ってきてますね。薔薇の天然水は欲しいです。

決意したぞという表情なのが、禅さんフランツ。こんなに頑張っているのに、閣下も地道にシシィに近づいているのよー。切ないわー
沈痛な面持ちってこんな表情だろうという様子で入って来たのが綜馬さんフランツでした。もうあの頃の(婚約したころ)ハツラツさが消えてしまったように見え、やはり切ない。
この時の軍服の着こなしは名前があるんですかねぇ 片方の肩を出してて、おしゃれなのかしら? 粋な感じがします。

■私だけに(リプライズ)、私だけに(三重唱)
皇后は?というのは、私も同じ気持ち! あの真っ白いドレスを着た涼風シシィに初めて会えると思うと、わくわくしました。
うーん、やっぱり今回は階段のライトがキレイです。

以前まではほとんどシシィと後ろからすうっと出てきて愛の言葉を並べる閣下ばかりに気を取られていた未熟者でしたが、今回は違いますよ、私。
まずは、階段下で切々とシシィへ気持ちを述べる皇帝陛下に酔いしれてました。・・・お二人とも、非常に良いお声で、君が望むものは君のものだ・・・君を失うくらいなら信念を破ろう~♪に込めた気持ちの強さをしっかり伺いましたとも。いやもう、その後の立ち位置を見ると陛下が1番下っていうのが哀しさ100倍なのですが、陛下の決意する姿は良いです。

ですが、この1幕ラストの場面はこのために見に来た(他の場面でも思うんだけど、特に強く思う)と感激もひとしおな場面ですね。
感動的な音楽に合わせて、照明も非常にまぶしい。木登りお転婆シシィがここまでご立派に・・・うう、という気分になりがちです。反面、これを手に入れるためにシシィが手放してきた自由な生き方、自由な考えとかを思うと、ちょっと辛かったりもして。

やや重々しく歌いだし。
陛下のお言葉伺いました・・・♪陛下と共に歩んで参ります。<ただ>私の人生は私のもの♪
この<ただ>に込めたものの重さって、ちょっとすごいよねと今更びびって観てました。共に歩むって言ったばかりなのに、一緒に歩むつもりないんじゃ? シシィの独立心の強さには驚きます。強情・・・。この言葉は私の行く先を邪魔しない限りっていう但し書きですものねぇ フランツー!この子は自分しか愛せないよう

お、もうひとりこんなシシィを見つめる方が。お前に命許したために 生きる意味を見つけてしまった・・・♪
思ったよりも私になびかないなぁってところでしょうか。わりにここは切なさあふれる声で歌った祐一郎トート閣下でした。静か目で。手の届かないものに憧れがあるかのような切なさに感じましたよ! 
壁に手をかけてシシィだけをじっと見つめながらたたずむ閣下、私でよければ!と言いたいところですが、今はダメね・・・あ、これからもダメなのか? こんなに閣下に執着されていいなぁ 羨ましい。

愛してる~♪(トート) エリザベート♪(フランツ)

3人でてんでバラバラに気持ちを訴える三重唱。最後にシシィが「私に~♪」と宣言して1幕が終わるなんて、本当にうまい構成だぁ 
黄泉の帝王も、皇帝陛下も、ただの男になってエリザベートへの愛を訴えるが、当人は「私!私!私!」とオンリー・ミー。さて、2幕ではどうなってしまうのか?という興味をそそられつつ、はぁっとため息のラストでした。シシィの美しさが完璧なんだもの!  

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2008.11.26

『エリザベート』11/11-12 8 テイクテイク・・・

■ひ弱な皇太子
11日は石川新太くん、12日は太田力斗くん。
11日の石川くん、やや鼻にかかった声で、ママー、と呼びかけるときの声が「マァマァ~ッ」と、引きずる感じ。見かけはチビッコですが、声はそれよりもちょっと大人びで聴こえました。

次の日の太田くん、おおお、「殿下はいささかひヨワで!」にピッタリな声でしたー。

■エリザベート(愛のテーマ)
まずは禅さん、一生懸命に革命やら財政危機に果敢に立ち向かっているとの訴え。おひげももみ上げも非常に豊かですね。皇帝として威厳を保っているのとは、ちょっと違う自分もやっと出しちゃおうかなって感じの訴えだと思います。体面ばっかり言ってられないほどに、切羽詰っているのです。
優しくしてあげてほしい。愛はギブアンドテイクだ!シシィ!君の愛は一方通行~

そして綜馬さん、青年時代のうきうき♪ハツラツな様子はどこかへ。しかし、どこか一途な雰囲気が残っている皇帝姿。
こちらも当然、聞き惚れちゃうお歌でシシィに訴えますが、その扉は開かないのでした。綜馬さんが拒否されてガッカリした感じ、ほんとにガッカリ・・・とお可哀想でしたのよ。

■第三の諍い、最後通告
ひとりにしてください
ねー、新婚初夜の翌日にも同じセリフをシシィは言ってますが、今回は本気で「ひとり!」です。最後通告の紙をさっと渡して扉を閉めちゃいました。
お母様か私か!」って、この後、とても遅まきながらフランツはシシィを選ぶと言ったのに、受け入れることは出来なかったですよね。子どもも取り返したわりに放置だし。この言葉、お母様って単にママってことだけじゃなく国家、皇帝であることか、私か。という気持ちもありそう。そして、ゾフィーを打ち負かしたいという気持ちが先にありそう。

タイトルに「諍い」とあるけど、やっぱりこれはマズイ言い合いだわ。相手の言い分を聞いてあげてないんだもん。シシィは要求してばかりよー。まず与えなきゃ!

■エリザベート泣かないで(愛のテーマ)
あら、11月の観劇では(4列目からも見てたのですが)くるりと椅子が回って閣下が準備する影は見えませんでした。私の視力の問題ですか?

なぜか机の上をじーっと見下ろしたまま、「なかないーでー♪」と囁き攻撃に出る閣下。甘い歌声でフランツと対決した直後のシシィを誘惑。

ガウンの肩部分を取り去る演出ですがー、祐一郎トートはあまりお色気場面にならないです。たまたま取れたか?って思わないでもない。祐一郎トートには、色気でシシィをとりこにしようという意図は見当たりません。とりあえずウッチーはお色気出そうとしてましたね。うふふ。
しかし祐一郎さんのお色気が出ない雰囲気というのも、これはこれでOKかもと思えてきましたよ。理由は前回も書いたトートが「死」の象徴だという視点で見れば、これはシシィの気分なのでー、シシィが「死」に対してセクシーさを(まだ、それほど)感じてないと思えばいいのかなと。たとえセクシーな感じに捉えていても、最後に拒否するのでどちらも問題ないというわけですね~ お、うまく出来ている。

生きてさえいれば自由になれるわ!」が、こんなに心に響いたのは初めてです!

涼風シシィは本当に生命力のある皇妃。トート閣下(死)VS.エリザベート(生)という対決の構図がとても明確でよいです。

またもシシィにお断りされた閣下、羽ペンをジャッと床に突き刺してお帰りになりました。

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2008.11.24

『エリザベート』11/11-12 7 もう甘えん坊じゃないぞう

■デプレツィン、皇帝パレード
上手から静かにロングコートをお召しになった閣下が静かに登場してます。もちろん、シシィにちょっかい出しに来たのです。
両日とも上手よりだったので、麗しい背中をじーーーっと見てました。

ハンガリー市民のみなさんの衣装が面白いほどに民族調なのが分かりやすい場面になっています。かわいい。それに比べたら、「ミルク」のときの衣装はぜんぜんフォークロアな感じがないですね。

テロリストは何処だ!「いたぞぉ!」
いつもの閣下風の声じゃないように言おうとしているのだろうか。11日、12日ともに甲高い声でエルマーをかくまってあげる市民に化けたらしいトート閣下。
私の個人的な希望は、低い雄々しい声で叫んでほしい。

スローモーションになり、エルマーの動きを魔力でゆらゆらと押さえ込み、助けられたエルマーたちも奥へ逃げて行きましたー。ここで流れる音楽の感じ、いいですねぇ~
シシィはエーヤン!エーヤン!に酔いしれているのでそのまま前に進み出てきて、閣下が用意したびっくりプレゼントをー。長女、ゾフィーの棺。
ああ~フランツが愛おしそうに抱えて舞台の奥へ。

■エリザベートの怒り
娘を失った悲しみを表現してるのがフランツなら、それが怒りになっているのがシシィなのかも。簡単に、娘を奪っていく「死」「トート」への怒りをメラメラと燃やしてます。この闘魂あってこそ、牢獄だという世界でも生き抜こうとしたんですね。強いですね、涼風シシィ。

許さないわぁ~と憎しみをぶつけるシシィを横目に、ゆったりとそうかいそうかいと去っていく閣下。そうやって黄泉の世界に行きたいわと思わせる作戦ね?!

■闇が広がる
2006年公演のとき、甘えんぼさんか!?という面白い声でここを歌っていた祐一郎。今回はどんな感じだろうかと楽しみにして聴きました。

お、今年はアヤシイ甘えん坊さんではなくなってますね。ささやき系ではあるものの、06年よりもしっかり声を出すようにしたらしい。前の感じはどうだろうか、それは・・・と微妙だったので、ほっとしました。良いですねぇ

どっちの日だったか忘れてしまったんですが、珍しく音がズレたんですね。後でお友達から、この頃体調崩してらしたようだと聞いて、それでかなと思いました。
他のところでは、テンションしっかり確実にキープ(出力80%で余裕だなぁ)、という印象だったこともあり、納得。良くはないコンディションであっても、現場で感じさせない祐一郎さん~ さすがですっ

■退屈しのぎ、カフェ・プレイオフ
11日、カフェのシャンデリアを吊り上げるフックがきちんとなっていなかったようで、ワイアだけがするするーっと寂しく上がって行ってしまってました。おやー、で、付けてくれようって感じで切なく下へ戻ってきたところで、給仕さんたちが気づいて無事に天上に上げてもらえましたよー。上がらなかったのは初めて見たな。

市民のフリのトート閣下、再び。
閣下がカフェ奥の扉から出てきて、新聞を読んでるカフェの客の間をまっすぐに割って出てくるとこ、さすが閣下は普通の人のふりをしつつ偉そうだ。
革命家たちに計画を聞いてますが、たぶん聞いてるフリだね!ふんふん、と聞いてる顔ですが、次はどうやってシシィのところに行こうかなぁとか考えてるんですよ・・・たぶんー。

どうして客たちが素晴らしいキメキメポーズになってアピールしてくれるのか(や、キマってるしカッコいいのですが)何だかよく分からないままの私。気合を入れたのね?

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2008.11.22

『エリザベート』11/11-12 6 「死/トート」について

死のご機嫌、結婚一年目、
娘は何処?(第二の諍い)、私の敵
結婚三年目、美貌の皇后
結婚四年目

↑シシィとフランツの結婚生活が、流れるように展開、あっと言う間に4年も過ぎます。髪も長くなったのう。
ゾフィーなんて名前つけて♪が、いやー、憎憎しげで好きな歌詞ですねー。

さて、ここでの私のお楽しみは、フランツのもみ上げと衣装が大人びたわ、と確認することでもあります。どうなるのか知ってるのに、二人のフランツの成長ぶりが気になるのでした。

今回、見ている私のなかでいろいろと変化があったのですが、大きいのが二つ。
1つはシシィを応援したいかもって思えたこと。2つめは「死/トート」を見る目が広がったことです。

舞台を見てると、「トート」をどう見るかの視点も複数ありだと気づいたんですねえ
1、恋愛モード?(あくまでもトート閣下からの希望だと思いますがー)、男と女な感じ。
2、シシィから見た、「死」(生死、というか、人生というか、生き方の問題

以前までは、1だけ。
祐一郎が「トート」という名前の、黄泉の帝王が人間の女の子を気に入って付きまとっているという見方だけでした。「トート」が「クロロック」でも変わらないといいますか。
「トート」という名前の、具体的な1人の男という捉えかただったんですねー。

それが!

祐一郎が演じているのが、抽象的な意味あいでの「死」「黄泉の国」の象徴だということが、すんなり受け入れられたんですっ
今までは、あまりに祐一郎を凝視するあまりに、色んな視点があることに気づく余裕がなかったのでしょう。

やー、私はここに至るのに何年(何公演・・・)かかったんでしょうねえ あはは。

最初の最初にルキーニが「死!」って叫んでくれてたのにな。

そうかー、だからダンスなんだ!(あああ、ゴメンなさい、今ごろ気づいたんですよ)
恐怖のあまり「死の舞踏」を繰り広げるという、あれか・・・!
ヨーロッパ絵画でペスト流行の挿絵に鎌を持った死神が描かれますしね。

そして、死は怖くはないよ、と優しく歌うのが「死と乙女」のテーマでしたね。

いやーん、ますますトートが大きく、冷たくて、温かな存在に見えてきましたよ!

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2008.11.20

『エリザベート』11/11-12 5 私だけに、拳!うっし

■皇后の務め
5時・・・夜明け前だ。王冠落とした~♪でお疲れの花嫁はぐっすり寝込んでいましたー。

上手の橋からざっ、ざっ、ざっと皇太后を先頭に女官(っていう?)を連れて乗り込んで来た。いよいよシシィの戦いが始まるなぁと思いながら、先ほどのトート閣下乱れ打ちの余韻が収まらない気持ちのところに、さらに気分が盛り上がる展開。

女の闘い~ カーン!

びっくりしながらも、何とか皇太后とうまくやりたいっていうのは分かります。が、乗馬も許されずって・・・お輿入れ前に誰も教えなかったのでしょうか、気になる。歯のエピソードは歴史の本でも良く出ていますね。

私を妬んでる♪ ←前までは、子どもっぽいなとだけ思ってたんですが、子どもっぽい中にも真実があるセリフですね。皇太后の厳しさは自分のことを棚に上げてるんじゃないかな(と推測)。フランツが「気に入って」自分が用意したほうでない花嫁を選んだので、当りが強いのでした。ひぃ

こういう非・人間的な扱いをされるのが公的人間の皇后というなんだというのが、あっという間に客席に伝わる場面です。ベッドをめくっちゃうなんて、もう、女子として、あるいは人として相当の侮辱・・・!

どうにか逃げようというシシィを囲んで行かせまいとする女官たちとの攻防も、TDから逃げ惑うときのように流れがあって面白い動きです。あら探しばかり!のあたりの涼風さん、キュート。

ちなみに、初風さんもひずるさんも同じくらいの厳格さがあって巨大な岩のようでした。女子ひとりじゃ動かせっこないです~

■初めての諍い
「諍い」というのはシシィとフランツのこと、でいいんですよね? でも、これは諍いとも言えない切ない絆が切れ・・・かける場面。
お母様が~いじめるのぉ~♪ ここは牢獄よ!・・・・はー、この子はやっぱりまだ若すぎるわ! いじめるって! あのおばちゃんコワーイって感じにフランツの背中にしがみついてます。

■皇后の務め(リプライズ)、君の味方だ
君の味方だ、でも母の意見は君のためになるはずだ♪
 でた!味方のフリして、どっちつかずの優男。昼メロ、嫁と姑に挟まれる夫(息子)。
シシィの気分で「ひどいわ!」って思ってると、フランツは味方じゃないけど、傍観者として見ると、まぁ間違ってないしもっともな言い分ではある。
でも、今は言っちゃだめだよ!っていうことなのよ・・・ フランツ、女心がわからない子なんだよねー。

禅フランツは、引き続き保護者のように落ち着いた様子で困った子だ・・・という感じに、よしよし、と。
綜馬フランツは、抱きしめるときに、ぽんぽんっと背中と頭をたたいてあげてましたー。
どちらのフランツも、シシィへの愛情があるのは分かりますが、ああん、じれったい!女心はそうじゃないのだ。そうだね、ひどい!と一緒に怒ってほしかったんだけどねぇ ふう。

ひとりにしてください。
「第三の諍い」でも同じセリフを言いますね。でもね、完全拒否して言った言葉じゃないのは涼風シシィを見てると分かりました。
自分の味方になってくれないって思ったけど、かすかにため息ついてるみたいな表情で去っていくフランツの背中を、シシィは、待って行かないで、振り返って!っていう表情、足も僅かに前に動いてます。

切ないわー、すれ違う二人・・・もう別々のボートに?

■私だけに
博多に飛んだお友達から、ここでの涼風さんの男らしい動きを耳にしており、ど、どうするのか?!とドキドキで見ました。

同じ歌詞なのに、キャストが違うと違う印象になるもんだと改めて思います。涼風さん、理性じゃなく、心で吐き出してる言葉に聴こえるのでした。しかも、子どもっぽさと、大人になりかけてる間の、微妙な雰囲気も出てました。
一路さんは声質が大人びているから、そのあたりは涼風さんのほうが、子どもっぽさは感じられやすいんでしょう。切なさというか、はかなさみたいな雰囲気も強かったな。

私に~!
お友達からは、拳を突き上げてたよ!と聞いてました。ので、私の頭の中では、まっすぐ真上に手を突き上げてるように思ってたんですヨ。えへ。
とりあえず私が観劇した日は、真上ではなく・・・(よかったぁ)、
むむむむーっと下から掌を上にしたまま腰の上あたりまで持ってきて、「にーっ!」で、がしっ!っと、拳を握り締める、という動きでした。
↑伝わりにくくてごめんよーよっしゃ!の小さい版というのか?

想像したのよりかわいい仕草だったせいか、気にならなかったです。というか、けっこう気に入りました。シシィの闘魂注入ポーズかも。

王家のしきたりとか、そういう大きなものに対してっていうんじゃなく、他人からあれやこれや指示されるのは嫌なのー!っていう素直な意思表示かなとも思いました。
不思議だよー。皇后ならそれくらい我慢するんじゃないか?とか思うこともあったんだけど、何だか涼風シシィは、だけど我慢できないことってあるよね、と味方になりたい気持ちになります。

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2008.11.18

『エリザベート』11/11-12 4 私から逃れて♪

シシィが王家に嫁ぐまで、ココまででひとくくりな感じ。結婚式は転機ですものね。

舞台上でお着替えするシシィですが、この時のルキーニとTDの無駄のない動きがけっこう好きです。今までお話しまくってたルキーニがとても有能な執事のように見えるというか・・・リボンの首飾りをしゅるっと取る動作も、私のキュンキュン☆スイッチが鳴るんですよー。でへ。

ルキーニは、さらに上手のドアへ行って、人形みたいになってるフランツを連れて来ます。ここのフランツ、操り人形っぽくてコワイ。

■不幸の始まり
教会の鐘の音、あ~あぁ~♪のコーラスが不安を呼ぶ。巨大トレペのよう・・・と美しくない想像を毎回止めることができませんが、TDたちが一生懸命に結婚式の参列者たちをぐーるぐるに巻いてます。

誰ひとり知らぬ帝国の滅亡♪ 祐一郎トート、怖がらせるんじゃなく、冷静で余裕たっぷりに軽く歌ってくれました。やるなーっ

閣下、赤い司祭のマント着てるのがチラっとだけ見えますが(振り向いてお帰りになるときが見やすいか?)、もうちょっと見せてほしいのよー。コスプレ閣下、その1なのに。

エリザベーーート!の最後のコーラス、コワイんですが、びりびりして好き。面白い手の振り、これはどこで見せればいいのか(見せる場所なし)と悩みつつ、自宅で両手を振る振る~ 

アーッハッハッハッハ!! お、今回はあまりキイキイした声ではなくなったんですね。やはりよ、ゆ、う、って感じがします。

■結婚式のワルツ、結婚の失敗、死の時のワルツ
ぶっ潰した!皇太后陛下とも思えぬお言葉だと友人はびっくりしてたらしいです。言われればそうですね、なかなか庶民的なご発言かも。

パパと皇太后の口げんかシーン、短いのに、この先の二人をご両親は良く分かってるなという場面です。
恋は盲目、フランツは選び違えた~♪ マザコン皇帝~♪
↑いやー、このやり取りが正直すぎる言葉の応酬で面白い。メロディも良い!

フランツがさくさくっとシシィの手を離して別の人(誰でしたっけ・・・)と踊りはじめ、シシィの相手がいなくなり、あれれと思っていると結婚式のワルツのはずが、気づいたらTDとシシィだけになっているココ、何度見てもうまく出来すぎてる・・・と拍手したい。

TDの衣装、裾がドレス風なのも両性的で色っぽいうえに、この場面ではうまく使ってますよね。騙されたぁ~に近い気分を味わってマス。

■最後のダンス

ぽーん、じゃん♪、と音楽が一瞬止んで、うひゃぁトート閣下がするすると下手側からお成り~。閣下テーマメロディ?も流れます。この時点で、よろめき度200%くらい。
黒い衣装の閣下が、戸惑うシシィの手を強引に掴んで、これまた強引にワルツを踊る。いやん、黒と白だわ!照明がもっと幻想的だったらキレイでしょうけど、とにかくここは死の影・・・なのかな、照明はキラキラじゃないんですね。
ぶんぶん動かされるシシィを見ると、閣下のパワーの強さを感じます。

あなたは陛下を選んだ、私から逃れて♪
もーーっ、「陛下」って閣下が言うのが面白いんですが、しょうがないのか。フランツ、とも言いにくいしな。
あとー、陛下の腕に抱かれて♪ と歌いながら、閣下はご自分でご自分をカラダを抱きしめますよね~ ね~っ 私の脳内では、黄色い悲鳴が上がりまくり、血管が広がってくらくらですっ。 微妙・・・に足もクロスしかけてる気が。でもコーンンのあまり記憶に自信がないので次回確認しよう。出来るかしら・・・

あ、ついつい祐一郎を凝視しててあっちこっちTDさんたちに翻弄されているシシィが目に入りませんでした。反省して二日目はもう少し見れました。少しね。
うん、やはり涼風シシィは死の影から逃げようする、健全な健康的な反応をしてくれます。とても好ましい。陛下はどこ?って、叫んでるに違いないです。可哀相に!

という間に、閣下のボルテージがじわじわ上昇してきたわ!
最ぃ後のぉ ダンスはぁ~俺のものぉ~! 
自信満々ですねー、そりゃ人間はいつか死ぬので、閣下とダンス踊るでしょう、とか言ってはいけない雰囲気です。お前は俺を愛するようになる、だなんて手下を連れて真顔で言うって、すごいわ、さすが帝王~

あ~あ~あぁぁ~♪、俺、さぁぁ~♪
うーん、バッタン(椅子に座ってるのがたいへんでしたよ!ホントは床に丸太のように転がってるくらいでしたー!)。
あぁぁ~とだけのほうが、むしろ、ますます!祐一郎の声の魔力が発揮されるようだ。視界が小さく揺れているのは貧血?目眩? 幻惑されてるのだな。私のカラダ、いやいや、細胞がシアワセで震えているのよ~

階段の上で足をがばっと開いてお立ちになり(下半身の筋肉使いそうな体勢です)、両手も大きく開きながら「最後のダンスは俺のものー」とお歌いになる閣下。そんなに強調しなくても、大丈夫だと思います、と私は思っていますが、閣下は何度も呼びかけるのでした。
踊るさだめ、のとこはわりと素直にさぁだめ~♪と歌ってました。気分によっては、引っ張ったり?でしょうか。

えー、で、さぁぁ~♪のときのよっこいしょ、の動きは2006年の公演に引き続き拝見いたしましたよ。気合一発、閣下の思いのたけをシシィに投げつけてやった・・・のか? 
意図するところが未だに掴みきれないこの動きですけれども、私は閣下に付いて行きますよっ どこまでも、追いかけていくわ~♪

ついで、さぁ~と、投げたあとの手がひらひらと動くのも見逃せませんね。ダメ押し?

この時点で、S席の分は頂きました!とテンション最高潮。このまま死んだらさぞシアワセだろうと思う。死にたくはないけど、死と乙女・・・の詞も思い出すような気分にすらなります。はー。

祐一郎さん、動きがどうのとか、いろいろ言ってしまうのだけど、でも、つまるところ、とても惹かれているんですよ。理由とかいくつ挙げても、本当のところは言えないのかも。魂が!とにかく、魅力に参りまくりっすよ。ホヘー。

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2008.11.16

『エリザベート』 2 いつか俺を見つけておくれ

■愛のテーマ~愛と死の輪舞

スクリーンに映るシシィ、どのくらいの高さから落下したのかしらと毎度思うんですが、どうなんでしょ。相当高い所から落ちたんだろうと想像。

前も書いたように、今回とてものトート閣下ライトがとてもキレイ。スモークがふわりと漂うなか、トートダンサーズ(TD)に囲まれて閣下が中央へ。音も無く、するするっと。祐一郎トートには幽玄なおもむきさえ感じましたよ! 静かなシーンで、TDたちの衣装が動く音も聞こえて、セクシィ。

今こそ黄泉の世界へ迎えよう♪ 最初、TDがふわりとシシィを上に掲げるとこ、幻想的で時間が止まった世界のよう。
まず最初に優しく鳴るのはクラリネット・・・?(全然自信ないです楽器は分からないな)甘く切なく、ふふっ 愛のテーマ冒頭に相応しいです。 

で、ピララピラリ♪転調。

さてここでも、涼風シシィの反応に目からウロコです。

さほど怖がってはいない、気が強いのだな。「この人は誰?ここは何?」っていう表情を終始浮かべて、居心地悪そうに反発して逃げ出そうという態度も取ります。
おおー、そうかそうか、この子はまだまだ生きたいんだよ!納得ですっ 全然、閣下のことなんか好きでも、ましてやキライでもない。「死」って何?って思ってるかもです。

そんなシシィの態度に、閣下ったらうっかり奪われてしまったのですねー。
眼差しが突き刺さる。息さえも俺を捕らえ 凍った心溶かす。・・・俺のすべてが崩れる♪
閣下、シシィに夢中・・・

惚けて見てて、閣下の一生懸命な愛の言葉↑はシシィの耳に入ってないんだ!と今ごろ気づいたのでした。
となると、「あなたね娘を奪って・・・」と後に出てくるセリフまで、どうやって「死」トートとの関係が出来てくるのかという点も面白いってことですね~。
何だ何だ、今年は私も成長してますよ。今ごろだけど。

肝心の閣下は、ゆったりとした動きと切ないハート1人語りで私のココロを鷲掴み。ぐいぐい。
生きたお前に愛されたいんだ・・・禁じられた愛のタブーに俺はいま踏み出す。
ココロに芽生えたこの想い体に刻まれて 青い血を流す傷口はお前だけが癒せる。

生と死は一緒になれないのですね。閣下、切ねぇだよ。
カラダに刻まれて♪のあたり、セクシィ閣下。悶え中。そんな俺っていいな、ってそういう余裕がありそうなんです。

別に忘れてしまわなくてもいいのにと思うけど、それじゃ面白くないんだね? シシィが、自分を見つけてこの胸に飛び込んでくる日を夢見る閣下らしい。
愛と♪死の♪ローンドォ~♪ ひとりシシィごっこ、死の♪のとこの祐一郎の手の動きが妙に細かくて気に入ったので、遊んでしまう。基本、分かりやすい動きを目指してますね・・・? 

恋してしまった閣下の背中を、これまた恋してしまった私がじっと見つめるなか、棒のように横まっすぐにTDに抱えられたシシィがベンチに戻されます。

ふっ・・・(それって投げキッス・・・キッス・・・!わーん)

いいなぁいいなぁ! 祐一郎に蘇生されたいなぁ!(トート閣下だけど)

■パパみたいに(蘇生)
待って! シシィ、何がそこにあるかは分からないけど、何かがあると確認。男は黙って帰るのさの閣下ですが、たぶん少し嬉しいに違いないわ! ところで、「蘇生」っていうカッコ書きってすごいかも。

■皇帝の義務

11日昼は石川禅フランツ、初風ソフィー
まるでお人形さんのようなお顔は、つやつや!くちびるなんか、シシィよりもフレッシュかも~

凛々しい表情で、すでに皇帝としての働きに慣れてらっしゃる感じでした。ハプスブルグ帝国皇帝として、あまりに大きなものを背負っている重圧感も感じさせる場面です。
おっ、グリュンネ伯爵に「どう思う?」と、聞く場面、弱気で尋ねてる感じがありませんでしたよ。今回の禅フランツは、なかなか最初から義務を背負っている真面目な一生懸命さがまず出ているようです。

もう1人の母親! 息子の死刑は止めて、と懇願する母親の願いをどうするのか。禅フランツ、自身のなかで葛藤してます。個人的にはそりゃ死刑は厳しいかもと思える感情を持ちながら、「皇帝」としてはその決断は許されない。苦渋の決断、の表情で、皇帝らしい振る舞いに徹しようと抑えておられました。

私、いつも頑張れフランツ!と応援してますが、毎回「却下!」しちゃうんですよねぇ

結婚で絆を結ぶのです!のあとの、馬車がお待ちして・・・と伯爵が言うのにも、無言でうん、と判っていると頷く陛下。
でもって伯爵にこっそり耳打ちして内緒話してるよ~ カワイイ子かなぁってことっすか! えええ! 楽しみにしてるのか? 禅さん、細かくやってくれます。伯爵には、個人としての気持ちが少しは話せるのかも。

初風ゾフィー様は、そりゃ年齢もあって前よりパンチの効いたお声ではなかったのですが(出てないんじゃないですよ)、相変わらずコワイおばあさま。気合で帝国を抑えているようです。

12日昼は、鈴木綜馬フランツ、寿ひずるゾフィー
あら、禅フランツより若干若い印象です。もともとの雰囲気もあって、これまでは禅フランツのほうが若い印象だったんですがー、今年の綜馬フランツは青年らしさに溢れてます。驚いた。

カリカリカリと忙しく羽ペンでサインしたり判を押したり。表情は曇りがち。母親の懇願に対しては、僕には助けられないんだ!という悲鳴が聞こえそうなくらいに、哀しくヨレヨレしながら「却、下」というのでした。
禅さんのほうが皇帝である自分を受け入れてるようでしたね。綜馬フランツ、一生懸命だけどまだまだ追いついてない感じ。おいたわしや。

ひずるさんは、怖さが増したです。ますます凛々しくおなりでしたー。

そして、「どう思う?グリュンネ伯爵」は、子どもが尋ねるような言い方。子どもだよっ
さらにさらに、結婚で絆を・・・と皇后が言ったのに大して「けっこん?」と呟かれるのでした。ふふ、これは前も綜馬さんやっておられました。
そしてぱたぱた~とゾフィー様のあとを追うまだ未成熟な若者風、綜馬フランツ~ 

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2008.11.14

『エリザベート』11/11-12 1 祐一郎の歌は歓び~

■第一の尋問、我ら息絶えし者ども
エリザを楽しもうと思い、あまり思い出さないように日々努めていたので、いきなりルキーニが登場することも初体験のように驚く。忘れすぎだった。ジャーン!

棺が開いてぞろぞろとお出ましになるシシィ周囲の皆様。
忘れてたはずだけど、始まるとさっそくルドルフの姿を探す私。きゃーっ浦井くんだぁぁ ものすごーーく、お久しぶり!、(なんと1年10ヶ月ぶり・・・) 恐ろしいばかりに小顔だなぁ

トートダンサーたちがシュ、シュ!って踊るのもたまらなく魅惑的。もっと耽美でも良いのに~

主要キャストがそれぞれにとってのシシィを歌い継ぐとこ、なかなかルドルフのトコに来ないのでいつも待て、待て。
ママと僕は似ている/分かり合えるはずだった」のこのワンフレーズで、お目にかからない間にどれだけ浦井くんが成長したかが分かりましたよ! かなり声がしっかり出て、カラダで響いてる感じ。素晴らしい。来て良かったぁ

ルキーニがチビルドちゃんに「ひとりぼっち~♪」のキューを出すのが微笑ましい。肩車してるし、高嶋お兄ちゃんがオトナだよなあと毎回思います・・・。子役の安全とか、すごく気にしてあげてるなぁというのがいいですね。

すでにこの時点で、エリザ好きだよ!やっぱりいいよ!と心中ガッツポーズ。その面白い振り付けも大好きだし! 私も家で真似する~

■私を燃やす愛、第二の尋問、エリザベート大合唱

“黄泉の帝王、トート閣下!”

キャアアーッ(じっと黙って見つめてたけど本当は悲鳴をあげたいくらいに嬉しかったよう
ゴンドラでガタゴト降りてらっしゃるトート閣下。
実は友人から「祐一郎太ってた!」とまた聞きしてたので、ドキドキでしたが、あれれ、祐一郎さん大丈夫、すっきりなさってますー。ほっとしました。

「天使の歌は歓び・・・♪」
この声を聴いたとき、バッタンと倒れてしまいたいような衝動に駆られちまいました。息絶えし者の仲間入りしかけです。あなたの存在こそ、我がヨロコビ・・・ひれ伏しかねない勢いっす。
「ただひとつの過ちは皇后への愛だ・・・♪」
って、もう! その囁きヴォイス、省エネ歌唱? あの「皇后への愛だ~」のとこ、微妙に声が転がりますよねー、これで、もう、客席の私はコロコロ転がされちゃいましたよ。罪な男だー。

しかし、閣下は劇場全体を震わすミラクルバズーカを繰り出せることも知っているので、ここはじらされてるような気もします。それは「最後のダンス」までのお楽しみなんですよね。うう、閣下の意地悪。

ゆったりと舞台の中央でターンして、奥へ進む閣下。祐一郎は歌わなくとも立ち姿だけでも美しいのう。長髪が映えるわ。

ルキーニの高嶋さんも声が艶ありで素晴らしく出てるのに驚きつつ「エリザベート~ エリィザベィー♪」と息をつめて見つめてました。おお、美しい!
優しいかすかな笑みを口元に浮かべながら、これがオレのエリザベートだよーって手を掲げるの閣下。棺が客席に向きます。

ここの曲の終り方、もう閣下が手に入れたシシィ、どうだい!っていう見得つきで最高だ・・。そんなに威張らなくてもいいのにさー、祐一郎トートの手の動き、振り返る様に、ふるふる震えてしまいます。どうしてだろう・・・どうしても可笑しくなっちゃうんだよー。

■パパみたいに、家庭教師

いちゃつき度が高まったでしょうか。村井パパのお遊びはますます盛んなようです。

ジプシーのように♪と元気いっぱいの涼風シシィ。思ったとおり、少女時代も可愛い!乗馬、の振りが激しい乗馬っぽいのが、涼風バージョン? 相当、馬を走らせている感じだ。

パパと話しながら、「へへっ」とか「いひ」って言うのとか、ベンチでの男っぽい足の置き方(パパに直されてますね)が、シシィの核になる生命力、はつらつした感じが良く出てます。そのことにわりに無自覚なのが、また子どもらしい。

あと、側転するのかなぁと思ってたら、くるんとぺっぺと手に気合入れて回転~ わー、シシィは側転必須ですかー? ほんとにお転婆なんだなって思いますよね。
11日昼の1階席からは、静かに「おおおー」って驚く声が広がってたのがおかしかったデス。私もつい、おー、っと言ってしまったような。

■ようこそみなさま、落下

ラブリー春風さんの魅力あふれるパート。ハンケチを振りながら鼻高々に優雅に歌い踊る春風さん、大好き。ほんと優雅に動かれますー。(「ミルク」でも踊ってるって分かったときは心底驚いたもの)

今回のヘレネさんは、おどおどしたキャラになってました。うんうん、ますますシシィの輝きに陛下が惹かれたという筋がはっきりします。いい変更でした。おどおどして、汗をふいて、悪い子じゃないけど、これって感じじゃないなぁという。

2につづくー。

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2008.11.13

『エリザベート』まずはざっくり感想

2005、2006、と見てきたエリザ、2008-2009の今回はたくさん発見がありました。

って、そんなかたく書くことじゃないですね。

シシィ役が涼風さんになったせいなのか、私の見る目が変化したのか・・・まだはっきりとしないんですが、とにかく初めてシシィのことを好ましい、というか応援してもいいなぁと思ったのでした。そんな自分に驚いた。

前の2回は、こんな子はいやだよう・・・と思ってたんですよねー。なかなか共感しにくいと思ってました。

今回気持ちが変わった理由のひとつは、やっぱり涼風さんの表現に引っ張られてでしょう。
ものすごく感情を表にだす役づくりで、それがわがままだとか自分勝手というよりも、自由になりたい!っていう根本的なもがきに感じられました。

あ、あとフランツのことが最初は本当に好きそうだなぁって分かりやすいのもポイントかも。かわいいの。
12日の綜馬フランツなんか、相思相愛よね♪って思ってるらしい二人で。だからこそ、宮殿でフランツが絶対的な味方じゃないと知ったときの辛さがより浮き彫りになるのでした。こういうのが、そりゃツライよねって素直に応援したくなる理由かなと。

もちろん、シシィはコレだけじゃないですが、全体の印象とすると
一路シシィは怒ってても理性が勝ってそうで、涼風シシィは感情先行かと思いました。 

さらに、やたらと祐一郎が楽しそうにトートを演じているように感じられて、ますます我が心は燃えたのでした。

いやー、2日で帰ってきて良かったかも、燃えかすになるとこだった

涼風シシィの燃える感情が祐一郎トートにも火を付けたのか?とドキドキの燃えっぷり。

まずは踊りですね、ダンス・・・!

祐一郎のダンス、という言葉を書く日が来ようとは(失礼すぎる)! 
2005は特に、えぇ、もう、ドスコイって音がした?とファンでありつつ思わず呟くパフォーマンス。ヘタというのとは違うんです、うーん、一生懸命というのか・・・そんな感じでした。2006は、お、踊ってるね?ってちょっと見直して。

それがどうしたんでしょ、今回の閣下はバッサバッサと動いて、腰もがっつり落として、大きなカラダでダイナミックにトートダンサーたちを従えて、帝王波動を出しまくっておられました。舞台からどわーんと波動が届いたよ~

つまり、私が見てる限りですら彼のダンスは上達してるということですよーっ 素晴らしい。涙が出ちゃう。そうよねー、タガー役もしてたんだから、踊れるはず!(踊れてましたかしら・・・?当時は見てないので)

全体的に動きが軽くてキレているので、シシィを追いかける様も、どっしりストーカーじゃなくて、余裕しゃくしゃくで彼女が自分を求めるのを待つ余裕があるかのようでした。変装も楽しんでそうな閣下でしたー。

今日も仕事中なのに、出勤時から目の前に青い光が浮かんで、TDを従えた閣下がすすすっとお出ましに。
連れていって~♪と鼻歌歌ってると、次は大好きすぎる「私が踊る時」のデュエットが延々と流れる。オレの音楽で~♪のあたりがいひひー、ノックアウト箇所。
さらにさらに12日の席で目に焼き付けたラストのシシィを優しく迎える表情がフラッシュバック!キャー!死なせて!

気を引き締めたつもりでも、勝手にゆるむ私の頬。でへへ。ごめんなさい、今日は給料泥棒だったかも。

明日から思い出し劇場、閣下を見習い、うぉりゃ~っと掛け声かけてメモ残していきまーす。

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2008.11.06

『ジーザス・クライスト=スーパースター ジャポネスクバージョン』@札幌

ジーザス・クライスト/金田俊秀 ユダ/芝清道
マリア/高木美果
カヤパ/金本和起 アンナス/古賀陶馬ワイス
司祭/阿川建一郎 手島章平 飯田達郎
シモン/本城裕二 ペテロ/賀山祐介
ピラト/青井緑平
ヘロデ王/星野光一

11/6 18:30開演@ちえりあホール

■金田さんのジーザスは、健康そうな青年風

お肌がきれいなので、磔は何だかセクシーでした・・・ こういう健康そうなカラダに鞭打ちの跡っていうのも、ツライものがあります。聖セバスチャンとか思い出してました。罪深くてゴメン。

調子を抑えた歌声は、とても響くしいい声なんですが、ヒャー!って裏声で叫びますよね、そことの架け橋になってくれる音がないので、唐突にヒャー!と叫んでる感じ。大・小はあるけど、中間がない。いい声なので、もったいないー。

ぜひ金田ジーザス、掘り下げていっていただきたいっす。

前回、エルサレムバージョンは柳瀬ジーザス。柳瀬さんは降りてきたというくらいに観客のココロをがっつり持っていってましたが、金田さんもこれからそうなると期待します。
彼が何に苦しんでいるのか、今日はうまくキャッチできなかったのでした。音が響きすぎて、何を言ってるのか聞き取りにくかったせいもあるかもしれません。あ、私の耳のせいかもですけどね・・・。

■芝ユダ、さらっていきました。

私のココロを。カッコ良いな。

舞台がこじんまりとしたサイズなので、傾斜のきつい舞台をゴロゴロ転がるたびに、落っこちないか心配。しっかし、歩くだけなのにセクスィ。

ややお声の調子は落ち気味と思いましたが(連日の北海道公演、致し方ありませぬ)、それをうまく補えるのはベテランならでは。芝さんが登場すると舞台が締まりましたヨ。

■ピラトの青井緑平さん、良いお声。

長老猫役もなさってる方なんですね、どうりで! 「この人に罪はない」っていう声が強く切なく響いてました。端正すぎず、オトナの男の声。いいですねー。

■ジャポネスクバージョンって、中途半端な印象。

キャストがハマってないからだろうか、それとも、音楽のせいだろうか。たぶん両方かと。

主要キャストの隈取メイクは、不気味で効果あったと思いますが、音楽が半端じゃなかろうか。
和楽器がもっと鳴りまくるのかと思ってましたが、そうでもなかったです。忘れた頃に和楽器テイストな音が入ってくるので、どっちかにしてくれよって感じでした。

ダンスも、たとえばヘロデは歌舞伎らしき動きで尋問してますが、民衆は冒頭以外は「ダンス」という動きが主。それなら白く塗らんでも。

さらに、感情が抑えた感じに歌っているのは「ジャポネスク」な演出のためか、単にキャストの歌い方のせいかが、分からないんでした。で、たまにヒャー!って叫ぶので、えええええって思うわけですよ。どっちなんですかねぇ 歌舞伎っぽいなら、もっと派手派手に動いたり歌っても構わないですよねー?

あと、ヘロデ王の衣装を楽しみにしてたんですけど、期待したよりお地味でした。絨毯ばーんと敷かないんですね。お女中の衣装も何だかね、だし。貴族はもっと布地たっぷりにしていただきたかった。

最後の磔になるジーザスを前にユダの歌う場面、腰をふりふり歌う女性の衣装も趣味悪いなあ。失敗しちゃったジャポネスク。ガイジンアレンジのジャポネスクというか。

私はこれならエルサレムバージョンだけで十分っす。白塗りにして、「ジャポネスク」と名前をつけるほどの演出の変化があるとも思えなかったな。

■内輪の会話は客がいないところでお願いしますよ!

今回、いちばん後列で、しかも照明とか音楽のスタッフが(あれ何ていうのかな)いるとこのすぐ隣席でした。

客電ついても拍手が続いて、今日はありがとう!と余韻に浸ってるときに、別のとこからやってきたスタッフが「疲れてたね」と笑いながらいいやがった。具体的に誰が、というのはないけど、キャストのことを言った模様でした。

きいいいっ それ、客の横で言うな!

滅多にない楽しみなのに、ガッカリ。調子が悪くても、一生懸命なのは分かってるし。悲しいよ。風紀が乱れてるんじゃないか・・・

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2008.10.23

『ミス・サイゴン』10/9夜 1 夢があるのよ~

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久しぶりの帝劇でした。去年の12月以来(『M!』)

この日のキャスト

エンジニア:橋本さとし
キム:新妻聖子 クリス:藤岡正明
ジョン:坂元健児 エレン:鈴木ほのか トゥイ:泉見洋平

新妻聖子ちゃんに、拍手拍手!

彼女の一途な気持ちが途切れることなく、あんまりのラストシーンまで、ずっと一本の強い芯みたいに貫かれてました。
上演時間が長いので、ひといきつける場面とかありがち(失礼ですけど・・・ねぇ)なんですが、これは無かった。びっくりの集中力です。

声、ほんっとに私は好きなんですよね。優しいし、健気でもあって、でも、驚くほどの強さも出る声。

最初の歌、「夢があるのよ~♪」のとこで、どんな夢?ってすっごく引き込まれました。
生き生きできる場面じゃないはずのエンジニアの店にいて、それでも夢を語るときの純粋そうな歌声に胸がふさがりそうよ。
この状況で、品を失わない演技をして不自然じゃないって素敵~

アオザイ姿も可愛くて、もー。もー、すでにラストシーンを思ってツライ私でした。

世界が終る夜のように♪」うっとりのデュエット。恋愛最高なときの心、ときめきが劇場内に広がって、私の顔は緩みました。微笑ましい二人で、すごく応援したくなりましたよー。

I Still Believe今も信じているわ♪ 
互いに知らない同士の、エレンとのデュエット曲だったのかー。クリス・・・モテてるな。ここがあるからこそ、エレンの思いやる心が観客に伝えられるんですね。

そして、この曲の大仰な盛り上がりといったらスゴイものが。何だか分からなくても(たとえ言葉が分からなくても)勝手に気分が盛り上がってしまう!

これだけ盛り上がっておいて、次にトゥイが登場ってさー。うまく出来てます。トゥイもトゥイの気持ちがあった・・・のかな? 哀れな男。カッコいいのに・・・洋平くん。

トゥイの死、の場面の張り詰めた舞台、観てる私も一緒に叫びそうでした。キムの恐怖が伝染したみたいに、すっごく怖かったな。大地が回る、手がしびれる・・・・緊張に耐えるのがツライし! 怖いよー怖いよー。

命をあげるよ♪ これ以上、母親が子どもに与えられるものは無いです。何だか、キム本人の人生はすでに終ってるような、そんな印象ですらありました。
クリスの影を感じながら、そしてティムだけを心の支えにして立ってるんだなぁって。

「命をあげる」が比喩じゃないことは、すでに分かっているせいもあるのか。覚悟した人の悟ったかのような冷静な部分も感じる場面。

キャラとしては、一途すぎて共感できないのが・・・ただ戦争に翻弄されながら、生きている女の子をドキドキしながら見ている感じでした。私には真似できない純粋すぎる心が眩しい。

藤岡クリス、のど。

レミのときよりも、さらに歌声がくぐもって聞こえました。気合入りすぎてるのかもって思ったんですけど、何でかなぁ ところどころ、セリフ(言葉)がうまく聞き取りにくくて、残念。

荒れる心をぶつけて歌うところじゃなく、キムと気持ちを結びつけながら歌うデュエットとか、ジョンと電話で言い合ってるとことか、キレイに響いてました。

しかし、彼の兵士のスタイルは良いです! 
洋服はボディが立体的な方のほうが良いと思うのでー、藤岡くんはがちっと着てくれました。むふふふ。ステージ中央から坂元ジョンと出てきた時に、キャー!! 私の制服アンテナも反応で、好きじゃないお話以外で好きになれそうなものを見つけたわーと小躍り。

大昔に見たときは、クリスは自分の辛さから逃れるためにキムを抱いて、いい夢だけ見させて、ポイして、自分だけシアワセに、という最低最悪の男にしか思えなかったんです。

観てる私の心も大きくなったのか、やはり演じるキャストのレベルの違いでしょうねー。
クリスはそんなに最低の男じゃなかったですよ。ちょっと、悪いなってくらいに格上げです。大出世・・・

作品には描かれないけど、エレンが「彼も苦しんだ」っていう言葉のなかに、クリスなりの苦しみは背負って生きてきたんだよなと感じられたので。

2幕の時代を思い出す素敵にイケてないジーンズ姿も、善良なアメリカン風情でよろしかった。

この二人の再会、キムはあの日のまま時間を必死に止めて、クリスが迎えに来ることを信じてました。で、帰国したクリスは、留まっていては生きていけなかったんですね。

分かるけど、分かるけど、あんまりよー!

坂元ジョン

ふふふふふー。良いですね。年相応な振るまいで、ブイドゥイの演説のときなんかも、行動力のある人なんだなという感じで。クリスのアニキ。

そのわりに、「言えない!」って、何だよと思いますが。キムに伝えてよー。

泉見トゥイ

レミの可愛いマリウス、TDVのおっちょこちょい弟子、そんなイメージを吹き飛ばす不気味なトゥイ洋平くんでした。わー、こういうのハマリますね。自信過剰で偉そうで執念深い、厭らしい男。

可愛いお顔だからこそ、かえって気味悪さが増してました。幽霊のトコなんか、ギャーッですよ。キムの背負ってる死のイメージなんでしょうけど、心臓が凍りそうでした。

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2008.10.06

CHICAGO 1 フォッシー☆

Cambridge Theatreにて、観劇(22.Sep.2008)

『CHICAGO』を舞台で見るのは初めてでした。ショウ形式のような舞台では、シルビア・グラブや泉見洋平くんが歌ったり踊ってたりを見たことはあったのですが、作品全体は初めて。

シカゴか、ビリー・エリオットかオペラ座か、ということでtkts(半額で当日券が購入できる)に寄ってみました。お昼の時点では、3公演とも残ってたようです。私たちは端っこながら6列目を取りました。

オペラ座は二人とも見てるので、勿体ないかなぁと。ビリー・エリオットとシカゴは二人とも未見、ですが、シカゴはより単純なストーリーだし踊るし(ビリーも踊りますね・・・)ってことで、私の希望でシカゴに。

■FOSSE☆

フフッ これは、これは本当に素晴らしいっす! 誤魔化せなさそうなフリ付けですよねぇ 

全身で、ほんのちょっとの動きで、セクシーに、やや不健康に(でもダンサー自体は健康でないと大変そう)、いかがわしくて、小さめの劇場にぴったり。とってもコンパクトな動きが多いので、大劇場には向かないでしょうねー。

直線的な動きに、音楽に合ったタメが!キャーッ! 踊れない人、お断りの舞台です。腰の動きとか、いやー、ええもん見たっていいたいですヨ。

お互いに近づきすぎてる男性ダンサーたちの・・・セクシィというか、くねくね?の動きにも、キャー! やー、どこ見ていいのか!って、じっと見ちゃいましたけど。

有名な帽子を使った振り付け、それから椅子を使ったパートも良かったなぁ

出たり引っ込んだり立体的なボディの美脚のおねえさまたちが、惜しげもなく肉体美を見せつけながら、大迫力のダンスで休むまもなく次から次へとステージ上へ。おおお。

カラダを激しく小刻みに揺らすのとか、全身をS字になるようなポーズでキメちゃうのとか、いかにも!で、カッコ良かったです。

このダンスは、ほんっとにヘナチョコな人が踊ってるのは見たくない。きっととても下品になるかと。
日本人がかもし出す色気とは、全く別の世界のセクシーがありました。開脚するダンスの国のセクシーなんでしょうね。日本のダンスは、開脚しませんものねー。チラリズムで!

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2008.10.02

Les miz 5 Eponine,Coette&Fantine

Nancy Sullivan/Eponine
Leanne Dobinson/Cosette
Allyson Brown/Fantine

Nancy Sullivan/Eponine
わりにくせのある歌い方でした、微妙に浪花節風というか。声量はないわけでないけど、バズーカではないですねぇ 気持ちで持ってくる感じで。

とっても細くて、顔も面長なので、今まで日本のキャストのエポ役のイメージになくて、かなり新鮮でした。
そのせいか、ピュアピュアマリウスと比べると、ものすごーくお姉さんに見えます。や、年齢がじゃなくて、存在感が非常に大人びているのですね。

エポニーヌの死、A little fall of rain♪では、非常に痛そうなアクション。
ううっ、とか、きゃあぁっとか、叫びつつ、マリウスに抱かれて幸せなの、とか、忙しそうでした。激痛らしいのに、しっかり発声してたのがちょっと違和感。
このさじ加減は難しいですね。日本でも同じように思うことがあります。

あ、そうそう、死んでしまったエポの遺体を、学生たちはかなり高く掲げて運んでました!びっくりした! お葬式で、棺を掲げて運んでる感じです。敬意を払っていると思っていいのかな?

Leanne Dobinson/Cosette
登場する女性のなかで、彼女の声が1番好きだったなぁ 

2006年に、Sound of musicのマリア役をテレビの公開オーディションでやったときに、最後まで残ってたらしいです。マリア役には若すぎるから、ということで外れたようですが、マリア役にもぴったりの透明感があって天上に伸びていくような素直な歌声でした。

もー、そりゃこの可愛い声の子ならば、バルジャンもマリウスも癒されちゃうはずです。

バルジャンの死の場面でも、メロドラマになりすぎない演技で私は好き♪ 男どもからは、小鳥ちゃんのように扱われがちだろうけど、きっとこのコゼットは賢くて勇敢な子なんです、と思えるような立ち姿で応援したくなるコゼットでしたよー。

この先、いつか別の役で活躍してるのを拝見したいひとりになりました。

Allyson Brown/Fantine
清楚な時代と、うらぶれた時代、どちらがより良いかというと、この方の場合は、うらぶれちゃってからが素敵☆ 

低めで(というかドスが効いたような)かすれ気味の声だったので、工場長にセクハラされて困ってるときでも、ぶっ飛ばせそうに見えてしまい。しかし、娼婦になってからは何だかその声がぴったり~

死の淵にいるベッドでは、温めて~♪とバルジャンに抱きつくあたりが、なかなか印象的なファンテでした。
バルジャンは、女性とくっつくことなんかないのでしょう、え、手は背中に回すべき?触れたほうがいいのか?とかなり狼狽してました。ふふ。

※どこかに、キャスト表が出てたのかもしれませんが、気づかず。リトコゼちゃんは、三人で分担しているそうです。どの子だったんだろう?

かわいい声で歌ってました。ずっとバルジャンにひっついてたのが可愛かったです。



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2008.09.30

Les miz 4 Jon Bobyns/Marius

マリウスー、開演前にチェックしたプログラム写真(公式HPと同じもの)では、アンジョはあんまりで、マリウスが凛々しく映ってるんです。

彼のHP(http://www.jonrobyns.co.uk/)も、興味がある方はどうぞ♪ こちらも、男っぽく凛々しい素顔が・・・

だけど、ものすごい勢いで裏切られた・・・いや、びっくり。心優しいマリウス~

堅物マリウス♪ってからかわれる以上に、君、ちょっと・・・イケてなさすぎだよ! 革命とかに一生懸命で、女の子のことを考えたこともなかったってくらいウブなマリウスでした。
こんな子に恋しちゃうエポニーヌ、あまりにピュアオーラが出まくってるので、対比が激しくて、ああ、叶わぬ恋って切ないね。

びっくりってのは、まずは見た目。ダンスオブヴァンパイアのときの、最初の泉見くんの扮装写真を思い出しましたねぇ 失敗したおばちゃんパーマ。
写真では、短髪なので地毛かどうか分からないけど、どうもパーマかけてるか、カツラだという感じ。茶色のくるくるっとした巻き毛なマリウスでした。

びっくりしすぎて、実のところあまり歌声がどうだったか音では思い出せないのでした。当然、下手じゃないです。すっごく上手かったー、艶もあってぐっと響いてくる良い声だった、と記憶。なのに演技のほうが印象に残ってます。

私のイチオシは、Rue Plumet - In My Life♪から、A Heart Full of Love♪

Oh God, for shame, I do not even know  your name! 
君の名前も知らないっと突然、ハズカシイッと塀に突進して、いや、でも、やっとこの子に会えたんだし!と、また勢いよく塀から飛び降りてきて、コゼットの前でご挨拶始めたです。カワイイ~っ

これ、書いてもうまく伝わらなさそうですが、大丈夫かしら・・・・ 焦って、アセッて!あっぷあっぷしてる様子が、ものすごーく分かりやすい表現でした。必死!

ふふふ、それから、手のひら同士を合わせるのもロンドンキャストもしてました。

でもねぇ、この前に、思いが高ぶって。キスしたいな、したいなってお互いに感じてるけど、いきなりはダメよねって感じに押さえて(けっこうキスしかけてたんです)。