Les miserables at the Queens Theatre 1 Drew Sarich/Jean Valjean
バルジャンはDrew Sarich。←とてもバルジャンに見えないトップページのお写真ですけど・・・
劇場はQeens Theatre、中華街の北側にあります。(劇場から見える南側のベトナム料理屋で夕食を。二人分頼んだら量が多くて死に物狂いで頂きました。あ、美味しかったです!)
祐一郎バルジャンだと「ひとりだけ大きいのがバルジャンだから!」という説明をしたくなるけど、Sarichさんはアンサンブルさんと大差ない感じでした。
見た目はさとしバルジャンに近くて、さらに細くひょろっとした印象。(たぶん)地毛で、肩まであるロングへアを振り乱し、服役してます。祐バルと違って、おいしいものはいただいてないでしょう。
声はピッチが少しもずれることなく、かなりの美声。特に高音域がのびやかで素敵でした。感情爆発系ではなく、キレイ系といいましょうか。というわけで、Bring him home♪はひたすら美しい祈りの声です。youtubeなどでも見れますので、興味があったら探してみてくださいねー。
いつからバルジャンが聖人のような人になったのか・・・役者さんによって逡巡する様を見せるところが微妙に違ってますよね。
で、Sarichさんは、バリケードで捕まったジャベを逃がすとこや、下水道でどけ!と言うあたりでは、意外と野生的な振る舞いでした。1幕のファンテの死の場面では、囚人時代がよみがえったかのような野獣感も。
最後までものすごく人間味あふれるキャラづくりをしていたので、美声とのギャップが面白いなぁと。演技ではワイルドさを失わないバルジャンなのに、歌はとにかく外さず美しい系だったのが、新鮮。セリフっぽく歌うのでなく、メロディ重視のアプローチでしたー。
祐一郎バルジャンだと、贔屓目も手伝って、市長になったときのぱりっとした感じに目が輝く私ですが、Sarichさんは、あまりしゃきっと感が少ない・・・ちょっと猫背気味なのが原因と見た。実は見目麗しいのは、とにかくジャヴェールだったんですよ。
それから、リトコゼちゃんをくるくるするのかしらと思ってたら、やっぱりくるくるするんですね~ ちなみに4回。まぁ常識的な回転です。
彼だけのアレンジなのか、ロンドンキャストのアレンジなのか、マリウスからの手紙を月明りで読むとき、どうやら読みにくかったし言いにくかった(という演出ですね)らしく、文章の間にWell・・・と挟んで小さく笑いをとってました。
エポニーヌから受け取ったあと、すぐに迷わず開いて読んでたので、後に出てくるマリウスに託そうというセリフが効いてくるのかも知れません。
英語のセリフで、日本語訳よりもずっと良いなぁと思ったのが、マリウスに過去を告白してコゼットを託していくシーンの最後のやりとり。日本だと、
バルジャン「もう行かねば、頼むよ!」
マリウス「コゼットのため~♪」
Valjean[…what I have spoken, why I must go]
Marius [For the sake of Cosette, it must be so]
こっちのほうが当然ですけど、メロディもセリフの意味もすごく素直に聞けたのでした。頼むよ!って言ってる人に、コゼットのため~って、会話としては不自然な感じが。
行かないで、と頼むマリウスにそりゃ自分だって出来れば行きたくないけど、「私が行くのは何のためだ?」と苦しそうにマリウスに質問して、「コゼットのため・・・」と答えさせているんですねぇ
良く出来てる!と生で聴いて腑に落ちました。
より、コゼットのもとをこっそり離れねばならない辛さが引き立つやりとりでした。しくしく。しかもマリウスがなかなか凛々しく見えるというオマケつきでしたよ!
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Comments
日本語でしか聞いたことがないから
コゼットを託すシーンの英語で
さらに感動!!
一度英語でちゃんと聞いてみないとですね。
ただしちゃんと英語の歌詞カード付きのうえ
辞書必須ですが(苦笑)もうちょっと英語の勉強しておくんだったなぁ・・。
素敵な英語歌詞教えてくださってありがとうございます♪続き楽しみにしています♪
Posted by: ひろ | 2008.09.25 at 23:17
>ひろさん
私も前から歌詞カードを睨みつつ、英語版を聞いてたんで分かったんですよ(笑)
いきなりは聞き取れません~
あと、海外のサイトに歌詞を載せてるところがたくさんあるので、参考にしてまーす。
Posted by: セルゲイ | 2008.09.26 at 22:46